​​生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴は?生活リズムやおしゃべりについて詳しく紹介!

​​生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴は?生活リズムやおしゃべりについて詳しく紹介!

この記事では、生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴と、生活リズムおしゃべりについて紹介します。

サキココからこんなお悩みを持つママに伝えたい
  • 生後6ヶ月の赤ちゃんってどんな特徴?
  • 生活リズムってどうなってるのかな?
  • おしゃべりってもう始まってる?

生後6ヶ月の赤ちゃんは驚異的に成長します!

目に見えてわかる特徴が多いので、できることが増えた上に体の変化も感じられます。

個人差があるのが前提ですが、改めて赤ちゃんの成長を感じやすいのが生後6ヶ月。

助産師サキココ

特徴からどんな成長をするのかチェック◎

▶︎ 生後6ヶ月の赤ちゃんの生活リズムやおしゃべりについて先に知りたいママはこちら

目次

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴8つ

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴について紹介します。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴①身長・体重の目安

生後6ヶ月の赤ちゃんは、だいたい次の表のような身長と体重です。

性別/身長・体重身長体重
男の子63.6〜72.1cm6.4〜9.6kg
女の子61.7〜70.4cm6.1〜9.1kg

身長は1ヶ月に1cmくらい伸びるのが目安になっています。

体重の1日増加は約10〜20gにもなっているので、かなり緩やかになってくるころですね。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴②声の聞き分けができるようになる

聴覚が発達してくるので、生活音や家族、知らない人の声を聞き分けができるようになります。

ママの声、テレビや音楽の音が聞こえる方向を見ることも!

好奇心も育ち、首がすわって音の方向が見られるようになったから、赤ちゃんは気になってしまいますよね。

生後3ヶ月の時点で好奇心が高くなり続けているので、気になって音の方向を見てしてしまうのは仕方ないでしょう。

好奇心が高まってきょろきょろしてしまうのは生後3ヶ月ぐらいから、詳しくはこちらの記事で紹介しています。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴③お座りができる子もいる

早い赤ちゃんだと、数秒なら座れる子がいます。

まだ赤ちゃんの腰が安定していないため、少しできても横や後ろにコロンと転がってしまうことが多いですね。

そのため、支えてあげると少しの時間お座りができるようになる子もいます。

助産師サキココ

赤ちゃんの前後にクッションなどを置いて、注意して見守るのも◎

自分1人でしっかりとお座りができるようになるのは、まだ先のことが多いです。

お座りができるようになるのも個人差が大きいので、まだできなくても心配はいらないですよ。

中には「まだ寝返りしない」と心配になるママもいると思います。

生後6ヶ月ではそれほど心配しなくても大丈夫ですよ。

普段の遊びのなかで、おもちゃであやしたり、左右から声かけをしたりしながら見守ってあげてくださいね。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴④歯が生え始める

個人差はありますが、歯が生え始めるのが大体この時期です。

早い子は3ヶ月ごろから、ゆっくりの子は1歳近くなってから生えてきます。

助産師サキココ

上の歯よりも下の歯が生えてくる赤ちゃんが多いですね◎

もしかゆがっているときは、歯固めなどを与えてあげてください。

歯茎を丈夫にしたり、歯茎のかゆみによる不快感を和らげるために噛ませてあげるおもちゃのことです。

歯が生えてきたら、歯磨きについてもどうしたらいいのかな?と心配になるママもいますよね。

歯磨きのポイントについて説明します。

歯磨きのタイミング

歯が生えてきたら、就寝前に赤ちゃん用の歯ブラシガーゼを使用してお口の中をきれいにしてあげましょう。

まだ生えている本数が少ないので、歯が生えている部分や歯茎を軽くマッサージするようなイメージで

楽天市場より引用
楽天市場より引用
助産師サキココ

歯ブラシデビューにおすすめだよ!

リラックスした環境

赤ちゃんがリラックスできる環境で歯磨きを行いましょう。無理に磨こうとすると嫌がることがあります。

歯磨きを楽しいものと感じてもらうために、歌を歌ったり、おもちゃを使ったりしてみるのもおすすめです!

習慣づけ

毎日同じ時間に歯磨きを行うことで、習慣づけを促します。

助産師サキココ

赤ちゃんの歯磨きは最初は難しいかもしれないけど、健康な歯を育てるために、楽しく根気よく続けることが大切です。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴⑤鉄分の蓄えがなくなる

赤ちゃんは貯蔵鉄という、ママからもらっていた鉄分を蓄えていました

生まれてきてからもう6ヶ月、蓄えていた鉄分が不足しがちになります。

助産師サキココ

離乳食を始めて、食事からも栄養がとれるようにしておきたいです!

徐々に食材の種類を増やしていき、鉄分を摂取させたいと思っても、なかなかすぐ赤ちゃんはじっとしてくれません。

離乳食自体を拒否してしまうこともあるため、授乳がまだ必要な時期ではあります。

授乳も挟みつつ、離乳食に慣れてもらうように少しずつ頑張りましょう!

なお、こちらの記事で離乳食を食べてもらえないときの対策などを紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴⑥危険が増える

寝返りが上手になってきますので、赤ちゃんの行動範囲が一気に広がります。

赤ちゃん自身の力でできるようになることが多いため、ベビーサークルなどを使って安全な場所を作ると安心ですよ。

誤飲事故が増えやすい時期でもあるので気をつけてください!

好奇心が旺盛になり、何に対しても興味を持つようになるのが生後6ヶ月頃の赤ちゃんの特徴です。

寝返りができるようになると自分の意思で行動できる範囲が広がり、興味のあるものは何でも触ったり、口に入れたりします

特に6~20mmの大きさのおもちゃは、子供が口に入れると、のどに詰まらせやすく窒息のおそれがあると言われているので、注意が必要です。

起きやすい事故とその対策①転落事故

ベッドやソファ、ベビーチェアからの転落、おむつ替え台やカウンターなど高い場所からの転落が多い

対策

赤ちゃんを高い場所に置く時は常に手を添え、目を離さないようにする。

おむつ替えは床にマットを敷いて行うか、安全ガード付きのおむつ替え台を使用しましょう。

起きやすい事故とその対策②誤飲

小さな物やおもちゃの部品、食べ物を誤って飲み込んでしまう。

対策

赤ちゃんの手の届く範囲に小さな物を置かないようにしよう。

赤ちゃん用のおもちゃは安全基準を満たしたものを選び、定期的に壊れていないかチェックしましょう。

起きやすい事故とその対策③窒息

おもちゃや食べ物が喉に詰まる。

寝具や衣類などが顔にかかる。

対策

食事中は小さく切った柔らかい食材を与え、常に目を離さないようにしましょう。

赤ちゃんの寝具や周囲の環境を整え、顔にかかる物を置かないようにしましょう。

起きやすい事故とその対策④やけど

誤って上から熱い物を落とす・こぼしてしまう。

熱い湯のシャワーをかけてしまう

対策

赤ちゃんが近くにいるときや、抱いたまま熱いものを扱わない。

お風呂やシャワーは必ず湯温を確認してから入れる。

助産師サキココ

できることが増えたのは嬉しいことですが、気をつけて見守ってあげてくださいね。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴⑦健診を受けた方がいい時期になる

自治体によりますが、健診を実施しているところがあります。

3・4ヶ月健診に比べると実施しているところは少ないですが、発育状態をチェックしてもらう方が安心です。

運動発達、目や耳の様子、栄養状態など、みてもらいましょう!

生後6ヶ月になると、先ほど紹介しましたママからもらっていた鉄分以外にも、抗体が減っていく時期に入ります。

自治体の健診がない場合、小児科医の健診を受けることをおすすめします。

助産師サキココ

子育てのお悩み相談もできるし、ぜひ健診を受けてほしいです◎

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴⑧ママからもらった免疫が少なくなってくる時期

生後6ヶ月頃になると、胎盤を通してママからもらっていた免疫が減少する時期と言われています。

また、赤ちゃんの自己免疫システムはまだ未熟であり、完全に機能するまでには時間がかかります。

初めての病気がこのころに多いのもそのため。

身体機能が未熟な赤ちゃんの場合、病気も急速に悪化するので、熱、発疹などの症状があるときは昼間のうちに小児科を受診しておきましょう。

助産師サキココ

事前に自宅近くに小児科をみつけておくと、いざという時に焦らなくていいですね。

生後6ヶ月赤ちゃんの生活リズムとおしゃべり

生後6ヶ月の赤ちゃんの生活リズムは睡眠リズムがどれだけ整えられるかによります。

生後5ヶ月の赤ちゃんに比べると、より睡眠リズムが整えやすくなっていますが、やはり個人差はでてきます。

また、成長した分おしゃべりにも少し変化がでるころ。

これから生活リズムとおしゃべりについて紹介します。

生後6ヶ月赤ちゃんの生活リズムは睡眠リズムがカギ

まとまった時間に眠るようになってきますが、生活リズムを整えるには、睡眠リズムを整えることが大切です。

  • 生後6ヶ月の赤ちゃんの1日の睡眠時間は12〜15時間
  • 昼と夜の区別がはっきりとした赤ちゃんだと、夜に6〜8時間

夜間授乳の回数が減りやすい時期でもあるので、睡眠リズムが整い始めます。

また、お昼寝は午前と午後に1回ずつになる子が多いです。

助産師サキココ

夜に寝付く時間、朝起きる時間が安定しやすい時期でもありますよ◎

昼と夜の区別をつけるために、赤ちゃんが起きている時間は積極的に動く遊びをするといいでしょう。

外でのお散歩もすることでお昼は動く時間、つまり起きている時間であるのを、自然と身につけていきますよ。

朝やお昼は日光を浴びて、夜は真っ暗にと、視覚でわかりやすくするのが◎

しかし個人差があるため、夜中に何度も目を覚まして夜泣きをする赤ちゃんもいます。

助産師サキココ

赤ちゃんによっては、夜泣きが多い時期でもあるんです

夜泣きの対応はママにとって大変ですが、生活リズムを整えていけば少なくなっていきます。

いつまでも続くと思わないように気をつけて、赤ちゃんをあやしてあげてくださいね。

生後6ヶ月赤ちゃんのおしゃべりは少しずつ増える

早ければ生後4ヶ月ごろから始まる「喃語(なんご)」ですが、生後6ヶ月にもなると、「反復喃語」も始まります。

喃語とは

「マママ」「あうあう」のような、同じ音を繰り返す喃語のこと

発する言葉が増えたのは、発声器官口周りの筋肉が発達したからできるようになったから。

また、繰り返す言葉を楽しんでいるため、「ママ」と呼んでもらえたと思いやすい時期でもあります。

助産師サキココ

おしゃべりがさらにできるようになってくれるのは嬉しいよね♪

喃語を発声したらお返事をしてあげて、赤ちゃんの感情を刺激してコミュニケーションをとってください。

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴|まとめ

生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴をまとめると、次のようになります。

大きくなっただけでなく、お座りができるようになったり歯が生えたり、特徴といってもすぐにわかるものが多いですね。

生後6ヶ月、つまりもう1年の半分を赤ちゃんと過ごしているので、生活リズムやおしゃべりも少しずつ変化が出てきているのも納得ですね。

助産師サキココ

これからも赤ちゃんの成長を楽しく見守っていきましょう!

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