この記事では、離乳食をレンジで温めるときの方法と注意点について紹介します。
- 離乳食の冷凍保存について知りたい
- 離乳食はレンジで温めていいの?
- 離乳食をレンジで温める時に注意することを知りたい
- 離乳食の管理で注意することを知りたい
作り置きして冷凍しておくと便利な離乳食。
ほとんどのママが冷凍保存しているのではないでしょうか?
冷凍保存しておくことで、毎日の準備は「電子レンジを使ってチン!」だけでいいので楽チンですよね◎

電子レンジは便利だけど、正しい使い方を知らないと危険が伴うことも…。
そこで今回は、冷凍保存した離乳食をレンジで温める時の注意点に加えて、冷凍保存する時に注意すべきポイントをお伝えします。



正しく保存して、正しく解凍するのが大切だよ!
離乳食の冷凍保存について


赤ちゃんは1回で食べる量が少なく、親とも別メニューなので離乳食を毎回作るとなると大変ですよね。
それを解決してくれるのが冷凍保存(フリージング)です!



たくさんのママがやってるよね!
とはいえ、
- 衛生面は大丈夫?
- 栄養はちゃんと摂れるの?
- 味は美味しく食べれる?
などと、疑問や心配ごとが尽きませんよね。
ところが、正しい知識を持っていれば離乳食の冷凍保存はいいことだらけ◎



冷凍保存するメリットと、注意するポイントを紹介するね。
離乳食を冷凍保存するメリット
離乳食の冷凍保存には、こんなにもたくさんのメリットがあります!
- 離乳食を作る時間の節約になる
- 食材ロスを減らせる
- 栄養価を保てる
- 必要な分だけ与えられる
ママの負担も減らせて、赤ちゃんへの栄養も保てるのは嬉しいこと尽くし!



頑張って作った離乳食だから、栄養をしっかり赤ちゃんに届けたいですよね。
冷凍保存するときの注意点
冷凍保存する時に注意してほしいポイントと、その理由について解説します!



赤ちゃんに美味しく離乳食を食べてもらうために知っておいてね。
- 新鮮な野菜を使って調理する
-
食材は新鮮なうちに冷凍した方が、美味しさも栄養価もキープできます。
なるべく調理直前に購入した食材を使いましょう!
- しっかり冷ましてから冷凍する
-
作った離乳食は、粗熱がとれてから冷凍しましょう。
熱いまま冷凍すると、凍った時に蒸気が霜になって味が落ちてしまいます。
- できるだけ空気を抜いた状態で冷凍する
-
食材が空気に触れると酸化(=劣化)の原因に…。
できるだけ空気に触れないことが美味しさキープの秘訣です!
助産師サキココラップ+ジップロックできちんと密閉しよう!
- 1週間を目安に使い切る
-
少しの細菌でも赤ちゃんはお腹を壊してしまいます。
赤ちゃんの安全のためにも、長くても1週間以内に使い切りましょう。
助産師サキココ作りすぎには注意してね!
- 自然解凍は避ける
-
冷凍中に細菌が繁殖している可能性が考えられます。
加熱調理した食材でも、食べる前には必ず再度加熱が必要です。
助産師サキココ一気に加熱することで、旨味や栄養も保たれるよ◎
- 1食分ずつ小分けにして冷凍する
-
小分けにして冷凍しておくと、1食分ずつ解凍できて便利です◎
小分け冷凍に便利なのが、リッチェルのフリージングトレー。
製氷皿のような形状で、必要な分だけを取り出して使うことができますよ!
\サイズは選べる3種類!/


離乳食を解凍する方法と、知っておきたい注意点


せっかく赤ちゃんのためを思って手作りした離乳食。



赤ちゃんにも美味しく食べてもらいたいよね!
正しい知識を持って赤ちゃんに与えてあげられるよう、ママたちのこんなお悩みを解決します!
- 離乳食は電子レンジで温めていいの?
- レンジを使って上手に解凍できなくて悩んでいる
- レンジを使って温めるときに注意することを知りたい
- レンジ以外に温める方法はある?
そもそも離乳食はレンジで温めていいの?



離乳食を温めるのにレンジを活用するのはOKだよ◎
離乳食を電子レンジで温めるメリット
- 短時間で温めることができる
- ボタン一つで簡単に操作できる
- 短時間で温めるので、栄養素を保持できる
冷凍した離乳食をレンジで解凍するときは、以下の設定で加熱を行いましょう!
- 解凍モードを使用する
- 低出力でゆっくりと解凍する
一気に高温で解凍すると、外側だけが熱くなり内側が冷たいままになることがあります。
レンジで温めた後は、必ず自分の手首の内側などで温度を確認しましょう。
赤ちゃんのお口は特に敏感なので、火傷しないように注意が必要です。



温度が確認できるおすすめのスプーンを紹介するね!
\赤ちゃんの火傷防止に!/


こちらのスプーンは、温度が分かるだけでなく、「持ちやすさ」や「食べやすさ」といった機能性もバッチリ!
また、赤ちゃんが舐めても安心な素材で作られており、さまざまな消毒方法にも対応していますよ。
電子レンジで離乳食を解凍する方法
ボタン1つですぐにご飯を温めることができる電子レンジ。
離乳食を解凍したり温めるのに使っているママも多いと思います。



実は、冷凍した離乳食は解凍方法が重要!
正しい解凍方法を知らないと、栄養や美味しさが半減して食べムラにつながることも…。



どれもちょっとの工夫だから実践してみてね!
- 小さじ1程度の水を足す
粘り気のある食材は、はじめに小さじ1程度の水を加えてからレンジにかけましょう。
離乳食は少量なので、解凍するときに水分が飛んでしまいます。
- ラップはふんわりとかける
ピタッとラップしてしまうと、中身が真空状態になりラップが破裂する危険があります。
軽くラップをかけるか、専用の電子レンジカバーを使用するようにしましょう。



フタがある容器の場合は、少しフタをずらしてね!
- 均一に加熱する
レンジによっては、食品を均一に温めるのが難しい場合も…。
外側と内側で温度が違うことがあるので、温めた後は必ず全体をかき混ぜて、温度を均一にしてあげましょう。
まずは大体20秒〜1分くらいで加熱してみて、冷たい部分があったら再加熱してOKです。
特に、離乳食は小さな赤ちゃんが食べるものなので、一部だけが熱くなりすぎると火傷の原因になります。
- ラップをかけたまま冷ます
ラップをかけたまま冷ますことで、水分がキープされてやわらかさも保つことができます。



急いで冷ましたい場合は保冷剤を使うといいよ◎
- 解凍したものを再度冷凍しない
解凍したものを再度冷凍するのは、細菌が繁殖する恐れがあるため厳禁です!



赤ちゃんは免疫も弱いから注意してね。
湯煎で離乳食を解凍する方法
ボタン一つで簡単に解凍できる電子レンジは便利な一方、
- 電磁波が気になる
- 電子レンジで加熱した時のパサつきが気になる
- 加熱ムラが気になる
というママもいるのではないでしょうか?
そんな方には小鍋一つでできる湯煎解凍がおすすめです!
湯煎解凍は、火加減の調節が容易で解凍ムラが少なく、美味しく離乳食を解凍することができますよ。



一度に複数の食材を解凍できるのも湯煎解凍のメリットだよ◎
湯煎はなんだかめんどくさそう…というイメージがあるかもしれませんが、やってみると意外と簡単!
家にあるものでできるので、一度試してみて電子レンジか湯煎か、自分に合った方法を選んでくださいね。
- 鍋
- 耐熱性の小鉢(鍋に入るサイズ)
- 冷凍した離乳食
- お湯
- ちょうど良いサイズの鍋と小鉢を準備する
湯煎解凍は、鍋の中に小鉢を並べて火にかけて解凍する方法です。



鍋の中に入る小鉢を準備しよう!
- 鍋にお湯を沸かして小鉢を入れる
鍋に、小鉢が浸かる程度のお湯を沸かします。
お湯が適温になったら、鍋の中に冷凍しておいた離乳食を入れた小鉢を入れましょう!



この時、小鉢が浮かないように注意してね!
- 小鉢を揺らして均一に解凍する
離乳食が均一に温まるよう、たまに小鉢を揺らしましょう!
- 途中で確認しながら湯煎する
途中で中身を確認しながら、約10〜15分程度湯煎します。



まだ硬い部分があれば、様子を見ながら湯煎を続けてね!
これやめて!離乳食の管理で気を付けること


離乳食を赤ちゃんに与えるにあたって注意してほしいのが「食中毒」です。
抵抗力が弱い赤ちゃんは、食中毒が原因で危険な状態になってしまうことも…。



夏は特に注意が必要だよ!
食中毒の原因となる菌は、こちらの3つの条件が揃うことで増えると言われています。
- 温度(約20℃以上)
- 水分
- 栄養



特に梅雨から夏にかけてはこの条件が揃いやすくなるから気をつけてね!
この菌を繁殖させないよう、離乳食の管理で守ってほしいポイントをお伝えします。
手作りの離乳食を外に持ち出す
手作りの離乳食は痛みやすいので、外に持ち出すのはおすすめしません。
もし持ち出す場合には、必ず保冷バッグに保冷剤と一緒に入れて持ち出しましょう!



夏場は特に痛みやすいよ!
心配な場合は、手作りではなくベビーフードを活用すると安心です◎
麦茶を常温で置いておく
離乳食だけでなく、水分にも注意が必要です。
麦茶は特にお水より痛みやすいと言われているので、冷蔵庫や涼しい場所に置くようにしましょう!



持ち出すときは保冷バッグに入れてね!
作った離乳食を放置する
手作りした離乳食をそのまま常温に放置していると、菌が繁殖する原因になります。
粗熱がとれたら、必ずすぐに冷蔵庫や冷凍庫にしまいましょう!



ハンディーファンなどを使うと、早く冷ますことができて便利◎
残った離乳食を保管する
一度口をつけたものは、雑菌が繁殖してお腹をこわす原因になるので廃棄しましょう。



食べる分だけを与えられる小分け冷凍を活用しよう◎
リッチェルのフリージングトレーを使うと小分け冷凍も簡単です!
\サイズは選べる3種類!/


正しい知識で赤ちゃんに美味しい離乳食を届けよう!


この記事では、離乳食を冷凍保存する時の注意点と、レンジを活用した離乳食の正しい温め方をお伝えしました。
はじめにご紹介したのが、離乳食を冷凍保存してストックしておく方法です。
- 新鮮な野菜を使う
- しっかり冷ましてから冷凍する
- できるだけ空気を抜いた状態で冷凍する
- 1週間を目安に使い切る
- 自然解凍は避ける
- 小分けにして冷凍する
冷凍しておいた離乳食を温めるのには電子レンジが便利!
ただし、赤ちゃんの離乳食を温める場合には、注意しておいてほしいことがたくさんあります。
間違った方法で温めてしまうと、栄養がなくなったり、美味しさが半減してしまう恐れも…。



食べムラがある子はもしかしたらこれが原因かも。
そうならないためにも、正しい方法で解凍してあげることが大切ですよ。
- 小さじ1の水を加える
- ラップはふんわりとかける
- 均一に加熱する
- ラップをかけたまま冷ます
- 解凍したものを再冷凍しない
電子レンジを使うのに抵抗がある…という方は、湯煎で解凍してもOK!
最後にお伝えしたいのが、「赤ちゃんの食中毒」についてです。
離乳食はきちんと管理してあげないと、雑菌の宝庫になってしまいます。
- 手作りの離乳食は外に持ち出さない
- 麦茶は常温で放置しない
- 作った離乳食を放置しない
- 残った離乳食を保管しない
これらのポイントをおさえて赤ちゃんの安全を第一に考えることが大切です。
この記事で紹介した注意点をしっかり守って、美味しい離乳食を提供してあげましょう。



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