赤ちゃんのお肌はとってもデリケートで、簡単におむつかぶれが起こりやすいと言われています。
おむつかぶれの原因はさまざまですが、多くの場合はいくつかの要因が重なって起こります。
- おむつかぶれをどう予防すればいいのか
- おむつかぶれの原因ってなに?
- どんなケアが正しいのか分からない
忙しい毎日の中、おむつかぶれをどう予防すればいいのか、どんなケアが正しいのか悩むママもいるでしょう。
についてお伝えします!

日頃から簡単にできるケアも紹介します!
おむつかぶれとは?
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おむつかぶれは、赤ちゃんのおしりにうんちやおしっこが刺激となって起こる、よく見られる皮膚トラブルの一つです。
赤いブツブツができたり、ただれてジクジクすることも。



おむつかぶれはみてわかるサインがあるので、覚えておきましょう!
おむつかぶれのサイン
こんなサインが見られたらおむつかぶれしているかも!
- おしりを拭くと痛がって泣いてしまう
- 入浴時、おしりにお湯をかけると激しく泣いてしまった
- おしりを気にする様子がある
これ以外にも「いつもと様子が違うな」「いつもより不機嫌だな」と感じることもあるかもしれません。
そんなときは、おむつ交換やお風呂のタイミングでお尻が赤くなっていないか、傷ができていないか確認してみてください。



おむつかぶれのサインに気づくことが、おむつかぶれを予防する第一歩!
おむつかぶれの原因


どれだけこまめにおむつ交換をしても、赤ちゃんの皮膚は未熟なためすぐにおむつかぶれになってしまいます。
おむつかぶれを予防したい!と思っても、どのようなケアがいいのか分からないこともありますよね。



なかなか治らなくて、おむつ交換の時はいつもギャン泣きなんてことも
それでは、赤ちゃんのおむつかぶれには原因がいくつかあるので、解説していきます。
うんちやおしっこの刺激
おむつの中におしっこやうんちが長時間たまっていると、いつも湿った状態が皮膚を刺激します。
特にうんちに含まれる大腸菌や消化酵素が皮膚を刺激し、おむつかぶれを悪化させる原因に。



下痢はさらに刺激が強く、すぐにおむつかぶれになってしまうから注意が必要だよ。
お尻を拭くときの摩擦
赤ちゃんの肌は薄くとってもデリケートです。
きつくこすったつもりはなくても、目には見えない細やかな傷がつき、そこからおむつかぶれが始まることも。
特に赤ちゃんが動き始めると、おむつの摩擦が増えておむつかぶれが起こりやすくなります。



お尻拭きの摩擦でも、簡単におむつかぶれの原因になるんです。
おむつのムレや汗
おむつを長時間つけていると、ムレや汗でおむつの中が湿気でいっぱいに。
湿った状態は皮膚にとって負担が大きく、バリア機能が低下しやすくなります。
小さな刺激でも肌に細かい傷ができ、そのままにしておくと細菌やカビなどが入り込みやすくなり、おむつかぶれを引き起こしてしまいます。



ムレた状態が続くと、赤ちゃんの肌がふやけてしまうので注意!
おむつのサイズや素材が合っていない
おむつは柔らかく、通気性の良いものを選ぶことが大切です。
おむつがきつすぎたり、逆に大きすぎたりすると余計な摩擦が生じておむつかぶれの原因になることも。



おむつやおむつカバーは、ぴったりのサイズを選びましょう!
一部のおむつやおしりふきに含まれる香料やアルコールなどの化学成分が、赤ちゃんの肌に合わないことがあります。
おむつやおしり拭きは肌にやさしい無香料・無添加の製品を選んであげてくださいね。
カンジタ皮膚炎
「おむつかぶれ」と「カンジダ皮膚炎」は、どちらも赤ちゃんによく見られる皮膚トラブルです。



症状が似ていて、間違いやすいため注意が必要だよ!
間違ったケアをすると悪化することもあるので、適切な治療が必要です。
カンジダ菌(真菌)というカビの一種が原因で、おしりや股に赤い小さな湿疹ができてただれる肌トラブルです。
おむつかぶれの予防ケアをしていても、なかなか良くならないときはカンジダ皮膚炎かもしれないので、病院を受診してみてください。
おむつかぶれの予防方法


おむつかぶれを予防するためには、いくつかのポイントがあります。
忙しい方でもできる、毎日簡単に取り入れられる方法を解説していきます。
おむつはこまめに交換する
おむつかぶれを予防する最も効果的な方法は、おむつをこまめに交換することです。
赤ちゃんのおしっこやうんちが肌に長時間触れないようにすることで、皮膚への刺激を減らせます。



特にうんちは刺激が強いので、すぐに交換してあげましょう。
目安としては、2~3時間ごとにおむつを確認し、汚れたり濡れていたりしたら早めに交換しよう!
お尻は優しく拭く
赤ちゃんの皮膚は薄くてとってもデリケート。
お尻拭きを使う時はゴシゴシ拭くのではなく、優しく押し当て、擦らないように拭いてあげるのがポイントです。



赤ちゃんにとってお尻を拭く摩擦はとっても刺激が強いよ。
お尻を優しく洗う
うんちがなかなか取れなくて、ゴシゴシ拭いてしまったなんてこともあるかもしれません。
そんな時は、臀部浴やシャワー浴がおすすめ!
お風呂か洗面台で洗面器やシャワーを使ってぬるま湯で洗い流し、最後にやわらかいタオルやガーゼでおしりの湿り気を十分にとってあげましょう。
- ゴシゴシ拭かない
- 押し当てるように拭く
- 水分を多めにしたコットンやお尻拭きを使用する
- ぬるま湯で優しく流してあげる
- ベビーオイルなどでうんちをふやかしてから拭く



うんちがなかなか取れないっていうときは、ぜひ試してみてね!
お尻はしっかり乾かす
おむつ交換の時やおしりを洗った後は、しっかりと乾かすことが大切です。
湿った状態でおむつをつけると、ムレておむつかぶれの原因に
タオルで優しく水分を拭き取ったり、しばらく空気に触れさせて乾かしたりしてからおむつをつけましょう。
保湿クリームを使用する
保湿剤に治療効果はありませんが、うんちやおしっこからの刺激を予防し肌のバリア機能をサポートしてくれます。
水分の多いローションはおむつかぶれにしみることがあるので、油分が多い保湿剤を使うことをおすすめします。
ベビーワセリンは皮膚表面の皮脂膜を覆うことで、水分の蒸発を防ぎお肌の乾燥を予防してくれますよ。
おむつかぶれ予防にはもちろん、口周りや全身にも使えてお家に一本あると安心です。



無香料・無着色・バラベンフリーだから、デリケートな赤ちゃんにも安心して使えるよ!
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医師に相談する
おむつかぶれが悪化したり、毎日のケアでも治らない場合は、早めに皮膚科や小児科を受診しましょう。
特に、次のような症状が見られた場合は、すぐに病院受診をすることをおすすめします。
- 赤みや湿疹が広がっている
- 皮膚がただれて、血が出ている
- ジクジクしている
- 痛がって激しく泣いている
- 毎日ケアしていても良くならない



おむつかぶれに受診の目安は特にないけど、おかしいなと思ったら受診して相談してみるのも◎
おむつかぶれの予防方法は?正しいケアの方法まとめ


おむつかぶれの予防や正しいケアの方法を解説してきました。
おむつかぶれは、赤ちゃんの敏感な肌に起こりやすいトラブルですが、こまめなおむつ交換や正しいケアで予防できます。



おむつかぶれの予防についておさらいしましょう!
赤ちゃんが快適に過ごせるよう、毎日のスキンケアをしっかりと行い、おむつかぶれを予防していきましょう。
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