赤ちゃんのお座りはいつから?お座りの準備ができたサインを紹介

お子さんがなかなかお座りをしないと、 「赤ちゃんはいつからお座りができるの?」 「なかなかお座りをしてくれないけれど、大丈夫かな?」と心配に思う方もいるかもしれません。 「お座り」は成長の大きな節目のひとつです。 赤ちゃんが自分の力で座れるようになると、視界が広がり、遊び方や世界の感じ方も変わっていきます。 赤ちゃんのお座りについて正しい知識を持ち、成長発達に合わせた関わり方をしていきましょう。

今回は、赤ちゃんのお座りはいつから?お座りの準備ができたサインを紹介していきます。

サキココからこんなお悩みを持つママに伝えたい
  • 赤ちゃんのお座りはいつからできるようになる?
  • お座りの準備ができたサインを知りたい
  • お座りができるようになったらどんなことを気をつけたらいい?

お子さんがなかなかお座りをしないと、

「赤ちゃんはいつからお座りができるの?」

「なかなかお座りをしてくれないけれど、大丈夫かな?」と心配に思う方もいるかもしれません。

助産師サキココ

「お座り」は成長の大きな節目のひとつです。

赤ちゃんが自分の力で座れるようになると、視界が広がり、遊び方や世界の感じ方も変わっていきます。

赤ちゃんのお座りについて正しい知識を持ち、成長発達に合わせた関わり方をしていきましょう。

それでは、赤ちゃんのお座りはいつから?お座りの準備ができたサインを紹介していきます。

目次

赤ちゃんのお座りはいつから?

赤ちゃんは寝返りができるようになった後、少しずつお座りができるようになります。

お座りは、赤ちゃんの成長において重要なステップのひとつであり、さまざまな段階を経て徐々に安定していきます。

多くの赤ちゃんは生後6~8ヶ月頃にお座りができるようになると言われています。

助産師サキココ

あくまでも目安なので、この時期にできてないと絶対異常と言うわけではないよ。

月齢別に説明していきます。

4~5ヶ月頃

この時期は背中や腰の筋力が徐々に発達してきている段階で、支えがあれば短い時間お座りができることもあります。

赤ちゃんの成長には個人差があり、早くお座りを始めても特に問題ありません。

ただし、無理に座らせると体に負担をかけてしまうため、赤ちゃんの自然なペースを尊重しましょう。

助産師サキココ

無理にお座りさせる必要はないよ。

生後4〜5ヶ月の特徴はこちらから

6~7ヶ月頃

6ヶ月より前にお座りを始める赤ちゃんもいますが、生後6ヶ月を過ぎてもお座りをしない赤ちゃんもいます。

成長には個人差があるため、早くお座りを始めても特に問題はありません。

助産師サキココ

無理に座らせることは体に負担をかけてしまうため、避けるようにしましょう。


また、赤ちゃんの首が据わっていれば座らせても問題ありませんが、据わる前は無理をせず寝かせた姿勢で過ごしましょう。

支えがなくても短時間座ることができるようになり、倒れないように手を前についてバランスを取る「三角座り」をすることが多いです。

助産師サキココ

成長には個人差があるため、8ヶ月頃までは焦らず見守っていこう!

生後6〜7ヶ月の特徴はこちらから

8~9ヶ月頃

この頃は筋力やバランス感覚が発達し、安定して座れる赤ちゃんが増えてくる時期です。

助産師サキココ

この頃には手を使って遊ぶ時間も増えるよ♪

ただし、これらの時期はあくまで目安です。

発達が早い子もいれば、遅めの子もいるので赤ちゃんのペースに合わせて見守りましょう。

厚生労働省の「平成22年 乳幼児身体発育調査」では、以下の結果が出ているので参考にしてみてください。

厚生労働省の「平成22年 乳幼児身体発育調査」

1分以上支えなしで床に手をつかずにお座りできるようになるのは、

  • 生後4~5ヵ月で0.5%
  • 生後6~7ヵ月で33.6%
  • 生後8~9ヵ月で86.3%
  • 生後10~11ヵ月で97.5% となっています。
助産師サキココ

目安の時期にできなくても、心配しすぎる必要ないよ◎

赤ちゃんのペースを大切にしながら、温かく見守ってあげましょう。

生後8〜9ヶ月の特徴はこちらから

お座りの準備ができたサイン

赤ちゃんのお座りの時期について説明してきました。

「赤ちゃんのお座の準備ができたサインには、どんなことがあるの?」と疑問に思っているママやパパもいるでしょう。

具体的に、お座りができるようになる前に以下の行動をとるようになります。

  • 長時間うつ伏せができる
  • 首すわりが完全にできている
  • 手を使って前屈みになる

それぞれ解説していきます。

1. 長時間うつ伏せができる

お座りをするには、背中や腰の筋力が必要です。

特に、赤ちゃんがうつ伏せで遊ぶ「腹ばい」の時間を増やすと筋力が鍛えられ、お座りへの準備が整います。

うつ伏せで遊ぶ時間が長くなり、顔を持ち上げたり体をひねったりできるようになると、背中や腰の筋力が発達しているサインです。

助産師サキココ

うつ伏せ寝をするときは必ず目の届くところでやろう!

遊びのポイント

赤ちゃんをうつ伏せにして、手が届きそうで届かない場所におもちゃを置いてみましょう。こうすることで、赤ちゃんが自然に体を動かす練習ができます。

2. 首すわりが完全にできている

首がしっかりしていて、抱っこしたときに頭を支えなくても安定している場合、お座りの準備が進んでいると言えます。

遊びのポイント

赤ちゃんの首がしっかり据わっている場合は、ママやパパが抱っこして膝の上に座らせてみましょう。または、足の間に赤ちゃんを座らせて体をしっかり支えながらサポートしてあげると、座ることに慣れやすくなります。

助産師サキココ

赤ちゃんが泣いたり、不快そうな様子を見せた場合は、無理をせずすぐに中止してね。

3. 手を使って前屈みになる

お座りは筋力だけではなく、バランス感覚も必要です。

赤ちゃんは両手を前について、バランスを取る練習をしています。

赤ちゃんが手をついてバランスを取る練習をすることで、徐々にお座りが安定していきます。

赤ちゃんが前屈みになりながら手で体を支えられるようになると、三角座りに近づいています。

助産師サキココ

この姿勢はお座りの練習になります。

遊びのポイント

最初は腰のあたりを支えてあげると安心です。

姿勢が安定してきたら、少しずつ支えを外して一人で座らせてみましょう。やがて、手をつかずに一人でお座りできる時間が徐々に長くなっていきます。

お座りをサポートする専用の椅子もあるので、そういったアイテムを活用するのもおすすめです。

赤ちゃんがお座りを始めたら気をつけたいこと

赤ちゃんがお座りをするようになると、視野が変わり赤ちゃんにとって好奇心旺盛になっていきます。

赤ちゃんの成長は嬉しいけど、どんなことに気をつけたらいいか悩んでしまいますよね。

助産師サキココ

転倒やケガのリスクが増えるため、次の点に注意しましょう。

目を離さない

お座りの最中に転倒しないよう、常に見守りましょう。

特にバランスを崩して後ろや横に倒れることが多いので、そばでサポートできるようにしておくことが大切です。

助産師サキココ

万が一の時にもすぐに対応できる環境を整えておきましょう。

家具やおもちゃの配置

赤ちゃんが届く範囲に危険なものがないか確認しましょう。

助産師サキココ

尖った角のある家具や、小さな部品が取れるおもちゃは特に注意が必要だよ。

また、転倒しても怪我をしないように柔らかいマットやクッションを配置しておくと安心です。

背筋が伸びるようなサポート

お座りの姿勢が崩れないよう、適切なサポートを心がけましょう。

助産師サキココ

背中を丸めたままの姿勢が続くと、筋肉に負担がかかる可能性があるよ。

授乳クッションや背もたれ付きのアイテムを使うと姿勢を保ちやすくなりますよ。

まとめ

今回は、赤ちゃんのお座りはいつから?お座りの準備ができたサインを紹介してきました。

この記事のまとめ
  • 赤ちゃんが自分でお座りできる時期は、生後6~8ヶ月頃が目安
  • お座りには首すわり背中の筋力バランス感覚が必要。
  • お座りの準備ができたサインには「長時間の腹ばい」「首すわり」「手で支える三角座り」などがある。
  • 無理をせず、安全対策をしながら楽しく進めることが大切。

赤ちゃんが自分でお座りできるようになると、視野が広がり、興味の対象もどんどん増えていきます。

助産師サキココ

お座りの準備ができているサインに気づくことで、赤ちゃんとのコミュニケーションもより深まるはず♪

この成長の瞬間を楽しみながら、赤ちゃんのペースを大切に見守ってあげてください。

ぜひ赤ちゃんの成長を楽しんでくださいね!

助産師サキココ

おすすめのお座りグッズもチェックしてね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次