今回は赤ちゃんのしゃっくりが多いのは大丈夫?止まらない原因と対処法を解説していきます。
- 頻繁にしゃっくりしているけど、大丈夫なの?
- 赤ちゃんのしゃっくりが起こる仕組みを知りたい
- しゃっくりが止まらない時の対処法について教えてほしい
「赤ちゃんのしゃっくりが止まらなくて苦しそうに見えるんだけど…」と一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
しゃっくりの頻度が多いと「もしかして病気なのかな?」と心配になったり、どう対処すればよいのか戸惑ったりする方もいらっしゃるかもしれません。
実は、赤ちゃんの特徴からしゃっくりがでやすいと言われているよ。
しゃっくりが起こる仕組みや、止まらないときの対処法について知ることで安心して育児に取り組めますね。
また、赤ちゃんのしゃっくりは、成長の一部ともいえます。
横隔膜の機能が発達し、体が環境に適応する過程で起こる自然な現象です。
生後3~6ヶ月頃になると、徐々にしゃっくりの回数は減っていくと言われているよ。
しゃっくりするたびに心配になるかもしれませんが、あまり気にせず「赤ちゃんの特徴」として受け入れることも大切です。
この記事では、赤ちゃんのしゃっくりが多いのは大丈夫?止まらない原因と対処法を解説していくので参考になると嬉しいです!
赤ちゃんはなぜしゃっくりをするの?
赤ちゃんが頻繁にしゃっくりをしていると「病気なのかな?」と心配にあることがありますよね。
赤ちゃんのしゃっくりは、横隔膜というお腹と胸の間にある筋肉がけいれんすることで起こると言われています。
大人と違って、赤ちゃんのしゃっくりはほとんどの場合、自然に止まるものです。
苦しそうに見えることもありますが、実際には大半が生理的な現象なので心配いりません。
無理に止めようとせず、自然に止まるのを待ってね◎
赤ちゃんがしゃっくりをしやすい原因
赤ちゃんがしゃっくりしやすいのには、いくつかの原因があります。
ママやパパが赤ちゃんのしゃっくりを正しく理解し、適切に対応できるように、その原因について詳しく解説しますね!
母乳やミルクを飲んだ後
赤ちゃんは大人に比べてお腹の空間が小さく狭いため、とても未熟です。
胃が膨らんだことで、横隔膜が刺激されてしゃっくりが頻繁に起こることがあります。
ミルクを飲んだ後にしゃっくりするんです、というママが多いかも!
空気を飲み込んだとき
授乳や泣いている間に空気を一緒に飲み込むことで、胃の中の空気が横隔膜を刺激し、しゃっくりの原因になります。
赤ちゃんのしゃっくりは、泣いている最中に始まることもあります。
泣きながらしゃっくりするのも良くあることだよ〜!
寒さや急な温度変化
冷えたり、急に寒い場所に行ったりすると横隔膜が刺激を受け、しゃっくりを引き起こすことがあります。
赤ちゃんは大人より体温調節が未熟なので、急な温度変化には注意してくださいね!
これからの季節要注意だね。
また、おむつが濡れたときや汗をかいた後など、体が冷えを感じたことがきっかけで、しゃっくりが起こることがあります。
おむつが濡れていたらすぐに交換してあげてね!
便秘でお腹が張っているとき
便秘でお腹が張っていると、膨らんだ胃や腸が横隔膜を刺激し、しゃっくりが出やすくなることがあります。
便秘でしゃっくりが出やすくなるって意外だよね
便秘の対処法についてはこの後紹介するよ!
赤ちゃんのしゃっくりが止まらないときの対処法
赤ちゃんのしゃっくりが長引くと「病気かもしれない・・・」と心配になりますよね。
しゃっくりは基本的に止める必要はないとされているよ!
多くの場合、自然におさまるため、しゃっくり以外に特に気になる様子がなければ、そのまま様子を見守って大丈夫です。
気になるときは以下の方法を試してみてください。
げっぷをさせる
授乳やミルクの後にげっぷをさせることで、胃の中の空気を取り除けます。
げっぷをしっかり出すことでしゃっくりが治まることがあります。
1番はこれを試してみてね!
しゃっくりが出やすい赤ちゃんは、途中排気を入れるのもおすすめです。
授乳の途中で一度げっぷをさせること
背中を優しくさすることで、げっぷが出やすくなるだけでなく、横隔膜の緊張が和らぎ、しゃっくりが治まることもあります。
姿勢を変える
横になっている場合は縦抱っこにしてみたり、逆に抱っこしている時は寝かせてみたりすることで横隔膜への刺激を和らげることができます。
基本は縦抱っこで様子見てね◎
体を温める
寒さが原因の場合は、赤ちゃんの体を優しく温めてあげましょう。
冷えているときは、赤ちゃんの衣類や室温を調節してみよう!
また、汗をかいたり吐き戻しで衣類が濡れている場合は、服を着替えさせ、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えましょう。
濡れたオムツで体が冷えている場合は、おむつ交換してあげてね。
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母乳やミルクを少量与える
しゃっくり中に母乳やミルクを少し与えると、横隔膜の収縮が落ち着き、しゃっくりが止まる場合があります。
赤ちゃんが泣いていたり、空腹そうな様子を見せている場合は、しゃっくりが完全に止まるのを待たずに、授乳してみましょう!
この方法で意外と「しゃっくりが止まった!」との声も聞くよ。
便秘を解消する
便秘でお腹が張っていると、胃や腸が横隔膜を刺激してしゃっくりが出やすくなると言われています。
便秘のときは排便を促してあげましょう!
この投稿で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてね♪
しゃっくりをしたときにやってはいけない対処法
赤ちゃんがしゃっくりをしていると、「早く止めてあげたい!」と思うこともありますよね。
しかし、大人に効果があるとされる方法の中には、赤ちゃんには危険なものがあります。
以下の3つは、赤ちゃんに絶対にやってはいけない対処法です。
驚かせる
驚かせることでしゃっくりが止まることがあるとされていますが、赤ちゃんには逆効果です。
驚かせる行為は、赤ちゃんの心臓や神経系に不必要な負担を与える可能性があり、とても危険です。
大人に対しても驚かせてしゃっくりが止まる根拠はないよ。
うつ伏せにする
うつ伏せの姿勢は、赤ちゃんの呼吸を妨げるリスクがあります。
特にしゃっくり中は、胃の中の空気が逆流しやすくなり、吐き戻しや窒息の危険が高まるため、絶対に避けてください。
うつ伏せはSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクもあるよ。
SIDSに関してはこちらの記事もチェックしてね。
③水を飲ませる
しゃっくりを止めるために水を飲ませる方法も、赤ちゃんには適しません。
赤ちゃんはまだ喉や飲み込む機能が未熟なため、水を与えると気管に入ってしまう危険があります。
赤ちゃんのしゃっくりは成長過程の自然な現象ですので、基本的には自然に止まるのを見守ることが大切です。
不適切な方法を避けて、赤ちゃんを安全に守ってあげましょう。
しゃっくりが続くとき、こんな場合は要注意
ほとんどの場合、赤ちゃんのしゃっくりは問題ないですが、しゃっくりに加えて次のような場合は小児科医に相談しましょう。
- 明らかに元気がない
- 赤ちゃんが泣き続けて苦しそうに見える
- 授乳やミルクを嫌がる、飲む量が減る
- いつもと様子が違う
これらは、他の病気が関係している可能性もあります。
心配なときは、念のため小児科医に相談してみてください。
まとめ
この記事では、今回は赤ちゃんのしゃっくりが多いのは大丈夫?止まらない原因と対処法を解説してきました。
赤ちゃんのしゃっくりが止まらないと心配になることもあると思いますが、基本的には様子を見て問題ないことが多いです。
この記事が少しでも参考になると嬉しいです!
体が冷えることでもしゃっくりが出やすくなるので、冬は特に暖かくして過ごしてくださいね。
SIDSや便秘対策の記事はこちらからチェックしてくださいね。
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