助産師が教える!室温20度でも快適な赤ちゃんの昼間の服装選びのポイント

助産師が教える!室温20度でも快適な赤ちゃんの昼間の服装選びのポイント

今回は、室温20度で快適な赤ちゃんの昼間の服装選びについて助産師の私が解説していきます!

サキココからこんな悩みを持つママに伝えたい
  • 室温20度のとき、赤ちゃんはどんな服装がいいの?
  • 赤ちゃんが寒くないか心配
  • 赤ちゃんの服装を選ぶときのポイントがあれば知りたい

秋冬の最適な室温は20度前後と言われています。

しかし、この理想的な室温を保っていても、赤ちゃんが快適に過ごすためには適切な服装選びが欠かせません。

なぜ服装選びが重要なのか?

それは、

赤ちゃんの体温調節機能がまだ未熟だから

です。

赤ちゃんの体温調節機能が未熟だと、以下のような問題が挙げられます。

体温調節が未熟だとどうなるの?
  • 体内の熱を十分に保持できない
  • 周囲の温度変化の影響を受けやすい
  • 汗をうまくかけない
    (=体の熱を逃すことができない)

そのため、赤ちゃんにとってはどんな服装をするかが重要になってきます。

とは言っても、

  • 赤ちゃんにとってどんな服装が快適なの?
  • 赤ちゃんが寒いか暑いか見極めが難しい

と頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。

助産師サキココ

そこで、助産師の視点から、赤ちゃんが快適に過ごせる昼間の服装選びのポイントを紹介するから参考にしてくださいね!

目次

室温20度で快適な赤ちゃんの服装は?

室温20度で快適に過ごすために、肌着と衣類を組み合わせて調節しましょう

まずは短肌着またはコンビ肌着を着用し、その上から長袖のロンパースやカバーオールを重ねます。

赤ちゃんが動くようになってくると、短肌着よりコンビ肌着の方がおすすめです!

さらに、必要に応じて薄手のカーディガンなどを羽織ると良いでしょう◎

助産師サキココ

調節しやすいよう、着脱がしやすい羽織ものを選んであげて♪

コーディネート例
  • 短肌着(コンビ肌着)+ロンパース
  • 短肌着(コンビ肌着)+カバーオール
  • 短肌着+長肌着+薄手のアウター など
助産師サキココ

お出かけ時の服装については、以下の記事に詳しくまとめてるよ!

室温20度で過ごす赤ちゃんの服装選びのポイント

室温20度で快適な赤ちゃんの服装を紹介しましたが、次は服装選びのポイントについて紹介します!

これから紹介するポイントを押さえて、赤ちゃんが快適に過ごせるような服装を選んであげましょう。

赤ちゃんの冬服についてはこちらの記事も♪

ポイント①:重ね着しやすいものを選ぶ

快適に過ごすための服装は、重ね着が基本

冷暖房が入った室内は、外の気温と差がありますよね。

室内でも、光の入り具合やエアコンの風量などによって、体感温度は変わります。

そのため、季節に合わせて以下のような対応が◎

  • 夏は寒さ対策に羽織りを準備する
  • 秋冬は着脱しやすいよう重ね着する
助産師サキココ

薄めの洋服や着脱のしやすさなど、服装選びでは重ね着しやすいかを考えながら選ぶと、簡単に調整できて便利だよ♪

ポイント②: 肌にやさしい素材を選ぶ

赤ちゃんの肌はデリケートなので、肌にやさしい素材を選んであげましょう。

助産師サキココ

快適に過ごすためには、保温性や通気性に優れた素材を選ぶのってとっても大事♡

直接肌に触れる肌着は、
綿(コットン)やガーゼ素材がおすすめ

綿(コットン)

柔らかくて、通気性や吸湿性に優れています。

ガーゼ

軽くて柔らかい素材でできています。

速乾性があって通気性も良いため、春や夏にも重宝されます。

助産師サキココ

どちらの素材も汗を吸ってくれるから、赤ちゃんが1日快適に過ごせるよ♪

こちらの、綿100%の肌着は冬生まれの赤ちゃんにピッタリ!

10枚組なので、肌着はこれ一つあれば他に買い足す必要なく冬を越せますよ♪

\使い勝手が良い10枚セット/

楽天公式サイトより引用

重ね着には保温性がある
ウールやフリース素材がおすすめ◎

ウール

ウールは吸湿性が高いため、汗をかいても蒸れにくく快適さを保てます。

フリース

フリース素材は軽いので、重ね着にも最適です。

ポイント③:防寒アイテムを活用する

寒そうな様子が見られる場合は、防寒アイテムを活用しましょう。

助産師サキココ

室内だけでなく、外出時などにも役立つからどれも持っておくと安心なアイテムだよ♪

  1. スリーパー
    夜寝るときにも使えるので1つ持っておくと便利です。

秋冬のちょっと肌寒い昼間の防寒には、春夏用の薄手のスリーパーがピッタリ!

楽天ROOMにまとめているので、お気に入りを見つけてくださいね♪

  1. ブランケット
    まだ動けない赤ちゃんに。
    お昼寝時や外出時などに使っているものでOK!
  2. 靴下やレッグウォーマー
    足元が出ている場合に。

こちらの記事で防寒グッズを紹介しています!

でも、赤ちゃんは大人が思っている以上に寒さに強いものです。

逆に温めすぎてしまうと、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まるため注意が必要です。

SIDSについてはこちらの記事をチェック!

助産師サキココ

赤ちゃんの様子をよく観察して、状況に応じて適切な服装や環境を整えてあげることが大切だよ!

室内で赤ちゃんが快適に過ごすためにやること

室内で赤ちゃんが快適に過ごすためには、適切な温度管理と赤ちゃんの様子をよく観察してあげることが重要です。

助産師サキココ

一般的には、20度が快適に過ごせる室温と言われているけど、赤ちゃんによって感じ方はそれぞれだよ。

そこで、適切な温度管理の方法と、赤ちゃんの様子を観察するときのチェック項目をお伝えします!

適切な温度管理を行う

秋冬は、室温20度前後で快適に過ごすことができると言われています。

快適な環境

温度:20度前後
湿度:40〜60%

必要に応じてエアコンを使用し、室内温度を一定に保つよう心がけましょう。

また、快適さには湿度も関係しています

助産師サキココ

乾燥していたり、逆にじめっとしていたりしても快適な環境とは言えないよね。

特に、冬は乾燥しやすいため、加湿器なども活用すると◎

助産師サキココ

加湿器を使うときは火傷などの事故に気をつけてね!

赤ちゃんの様子を観察する

室温を20度に設定していても、「赤ちゃん寒くないかな?この服装で大丈夫?」と心配になるかもしれません。

そんなときは、以下の点を意識して赤ちゃんの様子を観察してみましょう。

助産師サキココ

赤ちゃんの様子で、室温や服装が適切か判断できるよ◎

チェック項目
  • 手足が冷たくないか
  • 汗をかいていないか
  • 機嫌は悪くないか

このようなサインから、寒くないか、暑くないかを見極めて服装を調節してあげましょう◎

ただし、赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、手が冷たいのはよくあること

助産師サキココ

手が冷たいから寒がっているとは限らないよ!

以下の記事で、手が冷たくて異常なケースについて詳しく解説しているので、こちらも参考にしてみてくださいね!

まとめ

室温20度で快適に過ごせる赤ちゃんの昼の服装選びについて、助産師の視点からお伝えしました!

室温20度で快適に過ごすためには、肌着と衣類を組み合わせて調節するのがポイントです◎

助産師サキココ

寒くなってきたら、あったかい服を1枚ではなくて基本的は重ね着で対応しよう!赤ちゃんの様子を見ながら調節してあげてね!

コーディネート例も紹介したので、「どう組み合わせたらいいの?」という方は、もう一度おさらいしておきましょう!

▶︎ 室温20度で快適な赤ちゃんの服装

また、服装を選ぶときは、重ね着のしやすさや素材にもこだわってあげましょう◎

服装選びのポイントは以下の通りです。

気温や湿度はもちろん、赤ちゃんの体調もその日によって異なります。

快適に過ごすためには、「最適な温度管理ができているか」を確認しましょう!

この記事で紹介したことを参考にして、大切な赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作ってあげてくださいね♪

助産師サキココ

赤ちゃんの冬服に関してはこちらの記事をチェックしてね!

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