この記事では、赤ちゃんを寝たいだけ寝かせるのはいつまでなのかと、理想的な睡眠時間を月齢別に紹介しています。
- 赤ちゃんは寝たいだけ寝かせていいの?
- 寝すぎていたら無理やり起こした方がいい?
- 赤ちゃんの理想的な睡眠時間が知りたい
睡眠は、赤ちゃんの成長にとって重要な要素のひとつです。
ただ、あまりに寝すぎていると「こんなに寝ていて大丈夫なの?」と心配になりますよね。

新生児の頃はほとんど寝ていて当たり前だよ!成長に伴って起きてる時間も増えてくるよ〜!
まだ月齢が小さいうちは、寝たいだけ寝かせてOK◎
ただ、生後半年頃になると赤ちゃんも動けるようになるので、夜によく眠るためにも日中に活動することが大切です。



とは言っても、必要な睡眠時間は赤ちゃんによって異なります。理想の睡眠時間はあるけど、あくまで目安として参考にしてね!
それでは早速、赤ちゃんを寝たいだけ寝かせることができる期間や、月齢別の理想的な睡眠時間について詳しく解説していきます!
赤ちゃんはいつまで寝たいだけ寝かせていい?


赤ちゃんには、月齢によって理想的な睡眠時間が異なります。
結論、
基本的に月齢が低いうちは
「寝たいだけ寝かせてOK」
しかし、赤ちゃんの成長に伴って、生活リズムを整えてあげることも大切です。



昼寝の時間や、夜寝かしつけるタイミングなど、1日を通して睡眠時間を調節してあげる必要があるよ!
調整してあげる必要があると言っても「じゃあ具体的にどうしたらいいの?」という疑問が出てくると思います。
そこで、まずは以下の項目についてチェックしていきましょう!
赤ちゃんの活動限界時間について
赤ちゃんには、元気に起きて行動できる「活動限界時間」があります。



月齢が上がるにつれて、活動限界時間も増えていくよ!
月齢別の活動限界時間の目安は、以下の通りです。
月齢 | 活動限界時間 |
---|---|
新生児期 | 約40分 |
1ヶ月〜2ヶ月 | 約40分〜1時間 |
2ヶ月〜3ヶ月 | 約1時間〜1時間20分 |
4ヶ月〜5ヶ月 | 約1時間〜1時間20分 |
6〜8ヶ月 | 約2時間〜2時間30分 |
9ヶ月〜1歳 | 約2時間30分〜4時間 |
この活動限界時間を過ぎてしまう前に、次のお昼寝ができるのがベストです◎
活動限界時間を超えて起きていると、赤ちゃんは「眠たいのに眠れない」状況に陥ってしまいます。



赤ちゃんは、疲れすぎると寝つきが悪くなったり夜泣きしたりしてしまうよ。
そのため、月齢によって、適切なタイミングで寝かせることが重要です!



赤ちゃんの眠いサインを見逃さず、早めに寝かせることで、スムーズに入眠できることが多いよ◎
▼ 活動限界時間については以下の記事にもっと詳しくまとめています。


お昼寝はどのくらいがベスト?
まずは、お昼寝の推奨時間を月齢別にチェックしてみましょう。
月齢 | 昼寝の 間隔 | 1回の 長さ | 回数 |
---|---|---|---|
新生児(0〜1ヶ月) | 40分程度 | 15〜4時間 | 何回でも |
2〜3ヶ月 | 1〜1時間20分 | 30分〜2時間 | 何回でも |
4〜6ヶ月 | 1時間20分〜2時間 | 30分〜2時間 | 3〜4回 |
7〜9ヶ月 | 2時間〜2時間30分 | 1〜3時間 | 2〜3回 |
10〜12ヶ月 | 2時間30分〜3時間30分 | 1〜2時間 | 1〜2回 |
お昼寝時間が足りていないと、夕方のグズグズや、夜泣きにつながります。
かと言って長すぎても、夜眠れなくなってしまうので、どのくらいお昼寝させたらいいか難しいですよね。



月齢に応じて適度にお昼寝をさせることで、夜に質の良い睡眠が取れるようになるよ。
また、赤ちゃんには活動限界時間があるので、日中、適切なタイミングでお昼寝を挟んであげることが大切です。
ただ、上の表にまとめたお昼寝の時間はあくまでも目安です。
- 早くお昼寝させないと!
- お昼寝の時間が推奨時間に足りてない…
- 昼寝の時間が長すぎる
などと、お昼寝の時間や回数を気にしすぎるとママも疲れてしまいます。
大切なのは、昼寝を何時間したか?よりも、「赤ちゃんの機嫌がいいか」です。



赤ちゃんがご機嫌に過ごせていれば問題ないよ◎
一度にたくさん寝る子もいれば、細切れに何度も寝る子、寝なくても平気な子など赤ちゃんによって異なります。
あまり時間を意識しすぎず、様子をみながらお子さんのリズムがつかめるといいですね◎
赤ちゃんが中々お昼寝しなくて悩んでいる方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね!


夜は何時に寝せたらいい?
赤ちゃんは、遅くても21時〜22時ごろまでに寝るのが理想的とされています。
とはいえ、兄弟がいたり、働いていたりすると理想通りには中々難しいですよね。
大切なのは、
就寝・起床時間を、
同じスケジュールで維持すること
です。



昼夜のリズムができてきたら毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起こすことを心がけて。
このように、規則正しいリズムで生活することで、体内時計が形成されていきます。
また、早寝早起きは、ホルモンの分泌にも影響してきます。
夜間に分泌されるホルモン。
このホルモンの分泌が、成長を促します。



「寝る子は育つ」ってよく言うよね!
さらに、早起きして朝日を浴びることは、セロトニンに分泌にも関係します。
この朝に分泌されたセロトニンが、夜にメラトニンに変換されることで、良質な睡眠にもつながりますよ◎
(別名:幸せホルモン)
日光を浴びることで分泌され、リラックス効果がある。
睡眠ホルモンで、良質な睡眠をもたらしてくれる。
【月齢別】赤ちゃんの理想的な睡眠時間


赤ちゃんの理想的な睡眠時間は、月齢によって異なります。



月齢が上がるとともに、睡眠時間は減っていくよ!
とはいえ、赤ちゃんによって必要な睡眠時間や睡眠のリズムには個人差があります。
良く寝る子もいれば、短い睡眠を何度も繰り返す赤ちゃん、全然寝ない子など人それぞれ。



月齢ごとの理想的な睡眠時間をまとめたよ!あくまで目安として参考にしてね〜!
新生児(0〜1ヶ月)
月齢 | 理想的な 睡眠時間 | 夜間睡眠時間 |
---|---|---|
新生児(0〜1ヶ月) | 16〜20時間 | 5〜7時間 |
新生児の頃は、1日のほとんどを寝て過ごします。
ただ、まだあまり長く眠ることはできないため、睡眠と覚醒を短いサイクルで繰り返すのが特徴です。



授乳や、おむつを交換したら、すぐに次のお昼寝!という感じかな。
1〜3ヶ月
月齢 | 理想的な 睡眠時間 | 夜間睡眠時間 |
---|---|---|
1〜3ヶ月 | 14〜17時間 | 8〜9時間 |
まだ、昼夜の区別がついていないため、日中に寝ている時間は多い時期です。



まだ長くも眠れないから、寝て起きてを繰り返すよ!
3ヶ月頃になってくると、少しずつ睡眠をまとめて取れるようになってきます。
中には、この頃から生活リズムがついてきて夜まとめて眠れるようになる子もいます。



詳しくはこの記事をチェックしてね!


4〜6ヶ月


月齢 | 理想的な 睡眠時間 | 夜間睡眠時間 |
---|---|---|
4〜6ヶ月 | 14〜16時間 | 10〜12時間 |
4〜6ヶ月頃になると、体内時計が整い、昼夜のリズムができてきます。
そのため、昼間に起きている時間が長くなり、夜に長く眠れるようになります。



お昼寝の回数も減ってくるよ!
ただ、赤ちゃんにとっては、夜眠るよりもお昼寝する方が難しいと言われています。
個人差はありますが、やっとお昼寝できても、30分程度ですぐに起きてしまうことも…。



中々お昼寝ができない赤ちゃんの場合、お昼寝しないときの対策を以下の記事にまとめてるからチェックしてみてね!


7〜12ヶ月
月齢 | 理想的な 睡眠時間 | 夜間睡眠時間 |
---|---|---|
7〜12ヶ月 | 12〜14時間 | 10〜12時間 |
生後半年を過ぎると、1日のうち半分は起きていられるように。
夜にまとめて眠れるようになることで、お昼寝の回数も1〜2回に減ってきます。



赤ちゃんの活動量も増えてくるので、昼間によく遊び、夜はぐっすり眠れると◎
1歳以上
月齢 | 理想的な 睡眠時間 | 夜間睡眠時間 |
---|---|---|
1歳以上 | 11〜14時間 | 10〜12時間 |
1歳を過ぎると、夜によく眠ることが重要になります。
理想的な睡眠時間は11〜14時間程度で、お昼寝がなくなる赤ちゃんもいます。



夜はぐっすりと寝て、足りない分を昼寝で補うパターンが理想的です!
まとめ


赤ちゃんを寝たいだけ寝かせることができる期間は、赤ちゃんの成長によって異なります。
活動限界時間や、お昼寝時間、就寝時間を考慮しながら、赤ちゃんにとってベストなリズムを作ってあげましょう◎



赤ちゃんが寝たいだけ寝かせてあげたいところだけど、生活リズムを整えてあげることが大事だよ◎
また、月齢別の理想的な睡眠時間は以下の通りです。
ただ、これはあくまでも理想的な睡眠時間なのでこの通りである必要はありません。



赤ちゃんがご機嫌で過ごせるのが1番だよ♪
まずは規則正しい生活を心がけ、赤ちゃんの成長をサポートしてあげましょう。
ママと赤ちゃんにとって、良い睡眠のリズムが掴めるといいですね♪
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