この記事では、赤ちゃんのゲップはいつまで必要か?また、ゲップが出ないときの対処法を月齢別に紹介しています!
- 新生児は必ずゲップさせないといけないの?
- 赤ちゃんのゲップはいつまでさせたらいいの?
- ゲップが出ないときはどうしたらいい?
新生児の頃は、授乳中に体内に入った空気をゲップで外に出す必要があります。
ただ、赤ちゃんは自分でゲップを出せないため、親のサポートが必要不可欠です。

赤ちゃんが快適に過ごすために、大切なことだよ。
ゲップが中々出ない場合は、無理して出そうとしなくて大丈夫。
授乳後に少し縦で抱っこしてあげたり、横向きに寝かせてあげたりして対応しましょう◎



ゲップが出やすい子、出にくい子、吐き戻しが多い子など…赤ちゃんによってそれぞれだよ。
とはいえ、いつまでしたらいいか、どうやって対処したらいいか悩むママも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は赤ちゃんのゲップはいつまで必要か、また、赤ちゃんのゲップと対処法について月齢別に詳しく解説していきます!
赤ちゃんのゲップについてよくある疑問を解決!


まずは、赤ちゃんのゲップについてよくある疑問を解説していきます!
赤ちゃんのゲップはいつまで必要?
赤ちゃんは自分でゲップを出せないため、親がゲップを出す手助けをしてあげる必要があります。
赤ちゃんによって異なりますが、ゲップを出すサポートが必要なのは、5〜6ヶ月頃まで。



寝返りなど、赤ちゃんが動けるようになってくると、自然と自分でゲップを出せるようになるよ◎
いつまでという明確な決まりはないため、赤ちゃんの様子を見ながら判断しましょう。
ゲップを出すための手助けをやめる目安は、以下の通りです。
- 授乳後に赤ちゃんが苦しそうじゃない
- 吐き戻しをしない
- お腹が張っていない
- 赤ちゃんが自分でゲップを出せる
もし、ゲップと一緒に吐いてしまっても心配しすぎる必要はありません。



ゲップのときにミルクが出てきちゃうのはよくあることだよ!
吐き戻しが多い場合、もしかしたらミルクを飲みすぎている可能性も…。
ミルクを飲みすぎているサインについても詳しく紹介しているので、こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね!


ゲップが必要な理由は?
赤ちゃんは、授乳のときに空気も一緒に飲み込んでしまうため、授乳後にはゲップが必要です。
母乳やミルクと一緒に、空気を吸い込むことでお腹に空気がたまり、以下のような症状が現れます。
- お腹が張って苦しくなる
- 飲んだミルクが逆流して吐き戻す
そのため、授乳後は赤ちゃんにゲップを促して、
吸い込んだ空気を外に出すことが必要
なのです。



赤ちゃんはまだ自分でゲップを出せないから、ママやパパがサポートしてあげよう!
ゲップが出ない場合はどうする?
ゲップの出やすさには個人差があります。
すぐにゲップが出る子もいれば、出すのが苦手な子、おならとして出すタイプなどそれぞれ。
5分くらいトントンしても出なければ、そのまま寝かせてOK!



神経質になりすぎないで。出なくても大丈夫だよ◎
ゲップが出ずにそのまま寝かせる場合は、必ず横向きにして寝かせましょう。
タオルなどを丸めて背中側に置いておくと、横向きの姿勢を維持できて◎
仰向けで寝かせると、吐いたミルクで窒息するリスクがあり危険です。



赤ちゃんが横向きで寝ている間は見守ってあげてね。
吐き戻ししやすい赤ちゃんは、10分くらい縦抱きにしてから寝かせると◎
母乳の場合ゲップは不要?
母乳は、ミルクに比べてゲップが出にくいことを知っていますか?
母乳とミルクの違い
ミルク:飲むときに哺乳瓶から空気が入るため、空気を飲み込みやすい
母乳:赤ちゃんの口と乳首が密着しているため、空気を飲み込みにくい



母乳の場合は、飲み込む空気の量が少ない=そもそも空気がお腹にたまっていないんだね!
そのため、母乳の場合はゲップが出ない場合も多いのです。
月齢別|赤ちゃんのゲップが出ないときの対処法


赤ちゃんの月齢が小さいほど、ゲップを出してあげる必要があります。
そこで、ゲップが出ないときの対処法として、ゲップを出すためのコツを月齢別にお伝えします!
0〜3ヶ月
0〜3ヶ月頃の赤ちゃんは、授乳後に必ずゲップをさせてあげる必要があります。
この時期の赤ちゃんにとって、ゲップが重要な理由は以下の通りです。
- まだ上手にミルク(母乳)を飲めず、空気を飲み込みやすいから
- 消化器官が未熟だから
ゲップを出すコツ
- 抱っこして背中をトントンする
- 赤ちゃんを肩に乗せる
- 背中を優しくトントンする
- 膝の上に座らせて背中をさする
- 赤ちゃんを膝の上に前かがみの姿勢で座らせる
- 赤ちゃんの胸と頭を支える
- 背中を下から上にさする
胃に入った空気が上に上がってくるように、背中を真っ直ぐにして下から上へやさしくさするのがポイント!
4〜6ヶ月
4ヶ月頃になると、赤ちゃんはミルクを飲むのが上手になり、空気を飲み込む量も減ってきます。
ゲップを出すのも上手になってきますが、まだ赤ちゃんが自分で空気を出すのは難しいことも…。



0〜3ヶ月の頃よりゲップの必要性は下がるよ◎赤ちゃんの様子を見つつ、授乳後のゲップのサポートは継続しよう!
授乳後に苦しそうな様子や吐き戻しがなく、お腹が張っていなければ、ゲップが出なくても問題ありません。
5〜6ヶ月になると、赤ちゃんは自分で寝返りやずり這いをするようになってきます。
自分で動けるようになることで、お腹にたまった空気がおならやしゃっくりとして自然と排出されます。



ゲップ以外で空気を抜けるようになるから、ゲップをしなくていい状態になってくるよ◎


ゲップを出すコツ
- 授乳中に休憩を挟む
- 授乳途中に休憩する
- 途中で一度ゲップを促す
- 体位を変えてトントンする
- 横向きやうつ伏せなどいろんな姿勢を試す
- 背中をトントンまたは下から上へさする
7〜9ヶ月
7〜9ヶ月頃になると、ゲップが出なくてもそこまで気にする必要はありません。



ただ、まだゲップが必要なときもあるから、必要に応じてサポートしてあげてね。
ゲップを出すコツ
- 座らせて背中をトントンする
- お腹をさする
お腹を優しくさすってあげる
10ヶ月以降
10ヶ月以降になると、授乳後にゲップを出すためのサポートは特に必要ありません。



ただ、まれに空気を飲み込むことも。ゲップが出なくて苦しそうな様子があれば、軽く背中をトントンしてあげよう!
まとめ


赤ちゃんのゲップはいつまで必要なのか、ゲップに関してよくある疑問と共に解説しました!
生後6ヶ月を過ぎる頃には、赤ちゃんのゲップは不要になってきますが、赤ちゃんの様子に合わせたサポートが必要です。



特に新生児の頃は、授乳後のゲップがとても大切だよ!
毎回の授乳後に、赤ちゃんのゲップを出してあげることで赤ちゃんも快適に過ごせます。
以下に、ゲップの必要性を月齢別にまとめているのでもう一度おさらいしておきましょう!



ゲップが出ないときの対処法としてゲップを出すためのコツもお伝えしているよ!
月齢や、赤ちゃんの様子によって対処法を変えながら赤ちゃんのゲップをサポートしてあげてくださいね♪
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