この記事では、生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴と、睡眠時間やできるようになることについて紹介します。
- 生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴とは?
- 睡眠時間に変化はある?
- 大きくなってきたし、何ができるようになるのかな?
- 5ヶ月の赤ちゃんとどうやって遊んだらいいの?
- 生後5ヶ月におすすめのおもちゃ
生後5ヶ月も、多くのママが悩みやすい月齢です。
これまでも赤ちゃんの変化に驚くことが多かったと思いますが、知らないと急な変化にびっくりすることはまだありますよね。

起きている時間が長くなってきたし、できることも増えてきた◎
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴を一緒に確認しましょう♪
▶︎ 生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間やできるようになることを先に知りたいママはこちら
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴


生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴について紹介します。
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴①身長・体重の目安
生後5ヶ月の赤ちゃんは、だいたい次の表のような身長と体重です。
性別/身長・体重 | 身長 | 体重 |
---|---|---|
男の子 | 61.9〜70.4cm | 6.1〜9.2kg |
女の子 | 60.1〜68.7cm | 5.7〜8.7kg |
体全体がしっかりしてきますが、個人差が目立ってくるころでもあります。



母子手帳の中にある成長曲線に沿って成長していればOK!
1ヶ月ごとの身長と体重のデータを集計して、年齢ごとの平均値及び標準偏差をグラフで表したもの
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴②完全に首がすわる
生後5ヶ月ぐらいに、首が完全にすわる子が多いです。
腕の力が強くなり、うつ伏せの状態から手を使って体を持ち上げることができ子も!
首がしっかりすわると見える世界が広がるので、周りをキョロキョロ見渡したり、いろいろなものに興味を示したりするように。
そして首がすわることによって、離乳食を始められるようになります。



首がすわっていないと、道具を使って食べさせてあげられないよね◎
離乳食については次で紹介します。
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴③離乳食が始まる
厚生労働省のガイドラインでは、生後5〜6ヶ月で離乳食が始まるとされています。
どうなったら離乳食開始したらいいのか悩むママも多いかと思います。離乳食については別の記事で詳しく説明しているので、そちらをぜひチェックしてみてね!


まだ主な栄養源は母乳やミルクですが、少しずつ離乳食を始められます。
生後5ヶ月は母乳やミルク以外の味に慣れさせる時期です。
味、におい、舌触り、赤ちゃんにとっては全てが初めてで驚きの連続、全く食べてくれないこともあります。



食べてくれないのはよくあることなので、始めてみて早かったな〜と思ったら少しお休みして再トライしてみてね◎
大切なのは、大人が美味しそうに食べているのを見せてあげること!食卓に赤ちゃんも仲間入りさせてあげてくださいね!
たくさん食べる子や少食の子、離乳食の進みが早い子や遅い子の個人差は大きいので、比べなくて大丈夫です◎
だんだん興味を持ってくるので、気長に頑張りましょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴④授乳がメイン
さきほど離乳食が始まることを紹介しましたが、実際にはまだ母乳やミルクがメインです。
離乳食後もおっぱいやミルクを欲しがるだけあげて、お腹がすいて機嫌が悪い場合は先に授乳するのもおすすめです。



離乳食はまだ始まったばかり、母乳やミルクで落ち着かせてから少しずつでもOK!
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴⑤人見知りが始まる
人を区別できるようになり、人見知りが始まります。
家族とそうでない人がわかるようになるので、見知らぬ人に対して不安を感じることがあります。
ママやパパへの愛着を感じているからこそ、大泣きしてしまうことも。
泣かれてしまうと大変ですが、記憶力がよくなって心がしっかり成長しているサインです。



泣いてしまうので心配だと思いますが、成長しているんだなと思って安心させてあげてください◎
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴⑥視覚と聴覚の発達
より遠くの物を見たり、動く物を追ったりすることができる。また、音に対して敏感になり、音の方向に顔を向けるたりできるようになります。
どうやって遊んであげたらいいか迷ってしまうママやパパもいるかと思うので、この後遊び方についても説明しますね。
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴⑦歯の発育
一部の赤ちゃんは、この時期に最初の歯が生え始めることがあります。
これにより、よだれが増えたり、物をかむことが多くなったりします。
また、歯が生えることによる不快感や痛みで、赤ちゃんが機嫌が悪くなることもあります。



歯痒そうにしていたら、歯固めのおもちゃをあげてもいいですね!
生後5ヶ月の赤ちゃんは、急速な発達を見せる時期であり、成長スピードには個人差があるので、それぞれのペースで見守ってくださいね。
生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間とできるようになること


生後5ヶ月にもなると、生活リズムが整い出し、睡眠時間が決まってきます。
できるようになることがまた増えていくので、ここで驚くママが多いかもしれません。
睡眠時間とできることについて順番に紹介していきますね。
生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間
寝る時間帯がある程度決まってきて、生活リズムを整えやすくなってきます。
夜にまとまって眠れるようになりますが、夜泣きが始まることもあります。
- 空腹
- 昼間の活動不足
- パパやママに甘えたい など
夜泣きを予防するには、毎日決まった時間に起きたり寝たり、日中の過ごし方を決めるなど、メリハリをつけるのが大切になります。



抱っこやお散歩などいろいろ試したり、家族と協力して乗り切っていきましょう!
生後5ヶ月の赤ちゃんができること①手先が器用になる
脳の発達により赤ちゃんの手先が器用になるため、興味を持ったものに手を伸ばすようになります。



ママの髪の毛にも興味を持って、抱っこすると引っ張られることも!
主体的な行動ができるようになり、手を使って物を掴めるから、目で見たり口にくわえたりする様子が目立ちます。
赤ちゃんにとって危険な物を、近くに置かないように注意しましょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんができること②喃語(なんご)を話す
「あーうー」「バババ」など、赤ちゃん特有の「喃語(なんご)」を話し始めます。
喃語は生後4ヶ月から話し始める赤ちゃんもいますが、生後5ヶ月から話し始める赤ちゃんもいます。
また、生後4ヶ月から話し始めた場合、より複雑な喃語を話し始めるようになる場合も。
例:「あー」「うー」→「バババ」「マママ」のように発する音が増える
まだ意味を持つ発語ではありませんが、ママとパパとお喋りを楽しめるようになった赤ちゃんに成長を感じられますね。
生後4ヶ月の赤ちゃんも喃語を話し始めることについては、こちらの記事でも紹介をしていますので、チェックしてみてください。


生後5ヶ月の赤ちゃんができること③寝返りができる
個人差はありますが、生後5ヶ月でも寝返りができるようになります。



赤ちゃんからすれば、見える世界が変わるから新鮮な体験♪
ただ最初からきれいに寝返りができる赤ちゃんはなかなかいません。
- 片側だけできるけど戻れない
- 仰向けから体をひねってみる など
遊びの中で少しずつ練習し、サポートしてあげることによって、できるようになることもあります。
赤ちゃんがうつ伏せのときは、目を離さないようにしてください!
もしかすると、うちの子はまだできていない、と不安に感じたママがいるかもしれません。
まだまだ寝返りする気配がなくても、心配しなくて大丈夫な時期なので、安心して見守ってあげてください。
生後5ヶ月の赤ちゃんができること④行動範囲が広がる
寝返りができるようになるということは、自分の意思で動ける範囲が増えることに繋がります。



見える世界が広がってとても楽しいよ!
好奇心旺盛になっている上に、見えるものが変わってくるとどんどん活動的に。
完全に寝返りができなくても、特に手を伸ばしてものが掴めるようになるのは、生後5ヶ月の赤ちゃんができること①で解説していますよね。
手に届くものは全て赤ちゃんのおもちゃになるから、危ないものは避けておきましょう!
生後5ヶ月の赤ちゃんとの遊び方
この時期の赤ちゃんは、感覚や運動機能が発達し始めており、遊びを通じて多くのことを学びます。
腹ばい遊び
床に赤ちゃんをうつ伏せにして、頭や体を持ち上げる練習をさせます。
おもちゃを前に置いて、手を伸ばして取るように誘導します。



必ず目の届くところで遊んでね!
安全なおもちゃをかむ
歯固めや柔らかいおもちゃをかむことで、歯が生える不快感を和らげ、口の感覚を楽しみます。
音遊び
簡単な童謡や手遊び歌を一緒に歌ってあげて、歌やリズムを楽しみましょう。
また、小さな鈴やガラガラを使って、赤ちゃんが自分で音を出すことを楽しむことができます。



なんでも口に入れようとするので、誤飲に注意してくださいね。
視覚遊び
明るくカラフルな絵本を見せて、一緒にページをめくり目をみながら話しかけます。
絵本の中の物やキャラクターを指さして説明することで、視覚と聴覚の発達を促します。
また、鏡を見せて、自分の顔や表情を見せると、赤ちゃんは鏡に映る自分に大興奮!
バブリング(赤ちゃんの声真似)
赤ちゃんはバブリングを通じて、自分の声で他人に反応してもらうことを楽しみます。
このやり取りが、後のコミュニケーション能力の発達に重要と言われています。



赤ちゃんの反応をみながら、赤ちゃんとのやり取りを大切にしてくださいね。
生後5ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
おもちゃ売り場にたくさんおもちゃがあってどれを買っていいか迷ってしまいますよね。
そんな時におもちゃを選ぶ際のポイントを説明します。
- 安全性
- 小さな部品がなく、赤ちゃんが誤って飲み込まないように設計されていること。
- 耐久性
- 赤ちゃんが噛んだり振ったりしても壊れにくいもの。
- 洗いやすさ
- 清潔を保つために、拭いたり洗える素材でできているもの。


フランスで生まれたキリンのソフィーは赤ちゃんにもママにも大人気!
かみかみしている姿はとっても可愛いですよね。


カラフルな色合いでカサカサ音が出たり、鏡もついているのでとってもおすすめ!!


ネーミングからもたくさん舐められる工夫がされていて、これに夢中になる赤ちゃん続出!!
生後5ヶ月から使えるおすすめのおもちゃを一部紹介させていただきました。



ただ、あえておもちゃを買わなくても家にあるハンカチや鏡など身近なもので遊んであげても十分赤ちゃんは楽しいよ。
今の時期はなんでも口に入れるので、誤飲や窒息などには十分気をつけてくださいね。
必ず目が届くところで遊ぶようにしてください。
生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴|まとめ


生後5ヶ月の赤ちゃんの特徴をまとめると、次のようになります。
体がしっかりしてきて、離乳食まで始められるように成長しています。



人見知りもしちゃうけど、感情表現が増えてきたよね♪
話す喃語が増えたり寝返りが始まったり、できることがたくさんあるのが特徴。
元気に動くから心配になることも多いけど、コミュニケーションが少しずつ取れるようになるのは嬉しいですよね。
生後5ヶ月の赤ちゃんもまだまだ目が離せませんが、成長過程を見守りながら楽しみましょう!
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