この記事では、赤ちゃんの歯磨きについて、始めるタイミングから進め方、おすすめの歯ブラシ、歯磨き粉を紹介します。
- 赤ちゃんの歯磨きについてくわしく知りたい
- 歯ブラシを使うタイミングがわからない
- どんな歯ブラシを選べばいいのか迷っている
- 歯が生えたら歯磨き粉は使うの?フッ素は?
赤ちゃんの歯磨きデビューをしたいけど、いつからどう始めたらいいのか悩んでいませんか?
お口のケアは、歯が生え始める前から始めた方がいいと言われているよ!
赤ちゃんの歯のことからお口のケアまで、おすすめの歯ブラシや歯磨き粉の選び方について紹介します。
赤ちゃんの歯はいつから生えてくる?
歯磨きの前に、赤ちゃんの歯について解説します。
赤ちゃんの歯が生えてくるのは平均6〜8ヶ月
赤ちゃんの歯が生える時期は個人差がありますが、平均は6〜8ヶ月頃に下の歯が生えてきます。
生えるタイミングにはこれだけ差があるので、遅くなっても焦らなくて大丈夫!
下の前歯から生えることが一般的で、いきなり奥歯から生えることはほぼありません。
前歯から奥歯へ順に生えて、3歳前後には乳歯が生え揃います。
赤ちゃんを診てもらえる歯科医を予め探しておくと良いでしょう。
赤ちゃんの歯が生えるサイン5つ
赤ちゃんに歯が生えるときには5つのサインがあるので紹介します。
①よだれの量が急に増える
よだれの量が増えるのは、口を閉じて唾液を飲み込む機能がまだ発達していないからです。
赤ちゃんの体は、歯を生やして離乳食を食べられる準備に入ったものの、飲み込む力がまだ追いついていないために起こります。
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、よだれが増えると口周りが赤くなったりかぶれてしまうことがあります。
タオルやよだれかけを使って、よだれ対策をしましょう◎
②歯ぐずりして泣き出す
歯が生えてくるとき、赤ちゃんは歯ぐきの痛みや不快感を感じています。
痛みと不快感から夜泣きが増えたり、ぐずることが多くなったりします
一時的な症状なので生え揃うと治りますが、赤ちゃんの痛み不快感をなんとかしてあげたいですよね。
③口に手やおもちゃを入れたがる
歯ぐきがむずむずして痒いため、何かを噛んで刺激を与えたくなる。
④歯ぐきが赤く腫れる
新しい歯が歯ぐきを押し上げて出てこようとしている。
⑤食欲が減る
歯ぐきの痛みや腫れが食事をするときに不快感を引き起こし、食べる量が減る
これらのサインが見られたら、歯が生え始めているかもしれませんね。
歯ぐずりの対処方法は次の3つです。
冷たいものを口に入れる
冷たいものを噛むと、歯ぐきの痛みを和らげる効果があります。
歯ぐきをマッサージする
新しく歯が生える影響で、歯ぐきが圧迫されて腫れることがあります。
歯ぐきが柔らかくなることもありますが、ママが指で軽くマッサージしてあげると、赤ちゃんは安心しますよ♪
清潔な手で、優しく円を描くようにマッサージしてあげてね♪
冷やした歯固めを使う
歯固めを使って、赤ちゃんのむず痒さを和らげてあげましょう。
ただし冷蔵庫で冷やしたものを使ってください。
冷凍庫で冷やして、氷みたいに極端に冷たいものを使うと、血の巡りが悪くなるかもしれないので注意!
歯固めについては、こちらの記事で歯が生え始めるときのことと一緒に紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
赤ちゃんのお口のケアはいつから?
赤ちゃんのお口のケアを始めるタイミングについて紹介します。
赤ちゃんの歯が生える前からお口のケアを
赤ちゃんのお口の中はとても敏感です。
口の中で刺激を受けることがない状態で、歯が生えたからといきなり歯ブラシを使ったらびっくりしてしまいます。
普段から赤ちゃんの歯ぐきや唇に触れて、口の中に物が入る感覚に慣れさせると良いでしょう。
清潔なガーゼで口の周りを触ったり、歯茎を優しくなでたりしてください◎
唇や舌などに刺激が加わる練習ができれば、歯が生えてからの歯磨きが行いやすくなりますね。
嫌がったら無理にやらなくても大丈夫です!
お口周りの刺激に慣れてもらうことが目的なので、赤ちゃんの反応をみながら無理せずやってみてくださいね。
赤ちゃんの歯が生えてきたときのために歯固めを
歯ぐずりの対処法でも紹介しました歯固めですが、使うことでアゴを鍛えて噛む練習にもなります。
歯固めをすると、刺激に慣れて歯磨きを嫌がらなくなるよ◎
お口への刺激に慣らしながら、これから食事に必要なアゴの筋力を鍛えて不快感を解消できるので、ぜひ取り入れましょう。
お口のケアの仕方
お口のケアについては、歯がどれだけ生えているかによって内容が違います。
歯磨きは、赤ちゃんをひざの上にあお向けに寝かせ、頭から口の中を見て磨くのが歯磨きの姿勢の基本スタイルです。
基本スタイルを覚えた状態で、赤ちゃんの状況と一緒に確認していきましょう。
お口のケア 授乳期から
離乳食を始める前の赤ちゃんの食事は、主に母乳です。
また、よだれが増えると授乳後のミルク残りをきれいに残してくれる効果があります。
しかもよだれが赤ちゃんのお口をきれいにしてくれるので、実はお掃除はしっかりやらなくても大丈夫!
ミルクを飲ませている場合は、虫歯予防のためにしっかりケアしましょう
歯が生え始めていても、離乳食を始めるまではシートで拭き取るぐらいのケアで十分です。
きれいにすることよりも、お口のケアに慣れてもらう方が大切◎
シートで歯をきれいにするなら、歯磨きナップがおすすめです。
1枚ずつ滅菌包装されているので安心して使えますし、乾燥の心配をしなくていいのが嬉しいですね。
ママへの使いやすさと、赤ちゃんへの配慮が詰まったシートです。
\拭き取るだけでお口スッキリ/
お口のケア 離乳食を食べ始めたら
離乳食を食べ始めたら、歯ブラシを使い始めたいですよね。
はじめは1〜2回触れる程度で使って、歯ブラシは怖くないことを教えてあげてください。
上の前歯が生えてくると歯ブラシでの歯磨きが必要になるので、1日1回の歯磨き習慣を身につけることを目指します。
赤ちゃんに歯ブラシを使うときは、次のようにしてあげてください。
- ひざに赤ちゃんの頭を乗せて覗き込むように歯にブラシを当てる
- 歯茎と上唇がつながっているスジに強く当たらないように、指でスジを押さえてあげる
口の中に歯ブラシを入れるのを嫌がるかもしれませんが、少しずつ慣れてもらうように頑張りましょう!
おすすめの歯ブラシ
さまざまな種類の赤ちゃん用の歯ブラシがあって、どんな歯ブラシを使えばいいのか悩みますよね。
おすすめの歯ブラシを、選び方と一緒に紹介します。
赤ちゃん用の歯ブラシの選び方
赤ちゃん用の歯ブラシを選ぶポイントは次の3つです。
これから順番に解説していきます。
①ヘッドが小さい
赤ちゃんの歯は小さく、口を大きく開けることに慣れていません。
歯ブラシのヘッドが大きいと磨きにくくなり、赤ちゃんの負担になるだけでなく、口の中を傷つけてしまう可能性があります。
大きさは赤ちゃんの前歯2本分ぐらいがおすすめ◎
さらにブラシ部分が短めの歯ブラシだと、安心して歯磨きができますよ。
②ブラシが柔らかい
赤ちゃんの口の中は、大人が想像するよりもとてもデリケートです。
毛が柔らかい歯ブラシなら、優しく磨けるので安心ですよ。
柔らかい方が歯茎に当たっても違和感が少ないので、歯ブラシになれてもらうためにも◎
③握りやすい
赤ちゃんが自分で歯ブラシを持てる時期になれば、握りやすいものを選んであげてください。
赤ちゃんの握力はまだ弱いので、大人のように歯ブラシをしっかりと握るのは難しいです。
そのため、握りやすさを重視した、赤ちゃん用歯ブラシが多く販売されています。
柄が短くて、持ち手が丸くなっているものが、赤ちゃんにとって握りやすいよ♪
また、歯ブラシを奥まで入れすぎてしまわないよう、柄に安全ガードがついているものだとさらに安心です。
おすすめは乳歯ブラシはじめてセット
乳歯ブラシはじめてセットは、月齢に合わせた歯ブラシが3種類も揃っていて、使い分けに便利なのでおすすめです。
歯ブラシの使い方は次のとおりです。
1本目 歯が生える前の4〜5ヶ月頃から
2本目 9ヶ月頃から
3本目 12ヶ月頃から
歯ブラシを使い分けるタイミングや種類を選ぶのは難しいですが、乳歯ブラシはじめてセットを使えば解決します。
安全プレートついているのが安心だし、絵柄が可愛いのもいいよね◎
\月齢に合わせて交換できる/
歯磨き粉
赤ちゃんの歯磨き粉は、いつから使うべきという明確な決まりはありません。
一般的には、誤飲を防ぐためにもブクブクうがいができるようになる1歳半~2歳頃からが歯磨き粉を使い始める目安と言われています。
歯の生え始めから使える歯磨き粉もあるから要チェック!
\オレンジ味でおいしく歯磨き!?/
飲み込んでも安全なものを選び、ほんの少量(米粒大)を使いましょう。
「発泡剤」や「研磨剤」を含まない商品を選ぼう!
フッ素
歯が1本でも生えていれば、フッ素の塗布など虫歯予防の治療を受けることができると言われています。
何を使ったらいいか、どのようにケアをしていいか迷った時は歯医者デビューしてみるのもいいでしょう。
フッ素塗布で虫歯予防をしていこう!
歯磨きを楽しい時間に
お気に入りの歯ブラシや歯磨き粉を用意しても、歯磨きを嫌がる子はとても多いですよね。
そんな時のために、おすすめの方法を説明します。
①絵本や動画で歯磨きを楽しむ
最近は、歯磨きが楽しくなる絵本や動画がたくさんあります。
お気に入りのキャラクターが歯磨きをしているのを見ながら、親子で楽しく歯磨きをするのがオススメです。
②ママやパパの歯磨きを見せる
子どもは大人の真似をしたがります。
だから、ママやパパが歯磨きをしているところを見せることで、興味を持ちやすくなります。
歯磨きが習慣になるように、大人が手本を見せて「歯磨きは楽しい」と思ってもらいましょう。
③できたことを褒めてあげる
「ちゃんとできたね」「口を開けられたね」など、小さなことでも褒めてあげましょう。
褒められることで子どもは嬉しくなり、「もっとがんばろう」という気持ちになります。
ママやパパも楽しく歯磨きの時間を過ごしましょう!
赤ちゃんの歯磨きデビュー|まとめ
赤ちゃんの歯磨きデビューからおすすめの歯ブラシについて紹介しました。
お口のケアについてもう一度確認しましょう。
赤ちゃんの歯磨きは、歯が生える前から準備を始めないといけませんね。
お口の中がとてもデリケートなだけに、赤ちゃんの歯磨きグッズ選びで慎重になってしまうかもしれません。
そこで楽天市場ROOMに、歯磨きデビューにおすすめのグッズをまとめました!
ママやパパの参考になると嬉しいです!
はじめは大変かもしれませんが、少しずつ歯磨きに慣れてもらうよう、頑張ってくださいね♪
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