この記事では、赤ちゃんと旅行するときの持ち物について、おすすめグッズや移動手段、注意点と一緒に紹介します。
- 赤ちゃんと旅行するときの注意点が知りたい
- 移動手段別の過ごし方がわからない
- おすすめグッズや持ち物を準備するときにコツがあるなら教えてほしい
赤ちゃんと旅行に行きたいけど、何を準備すればいいのか、出発した後もどうすればいいのか、わからないことが多いでしょう。
そこでこの記事を、赤ちゃんと旅行するときに必要な情報の完全版としてまとめました!
出発前から出発後まで、順番に紹介しています!
持ち物の準備のコツ、おすすめのグッズなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
完全版としてまとめましたのでボリュームがありますが、一緒に確認していきましょう♪
赤ちゃんと旅行 出発前
旅行へ出発する前に、赤ちゃんと旅行はいつからOKなのか、準備段階で注意することについて紹介します。
赤ちゃんと旅行 いつからOK?
赤ちゃんとの旅行は、生後6ヶ月以降がおすすめです。
首が座り、離乳食が食べられるようになっているので、赤ちゃんの成長が少し落ち着いたころといっていいでしょう。
心配な場合、お医者さんに相談してから行くのが安心ですよ◎
生後6ヶ月の赤ちゃんの特徴についてはこちらの記事にまとめていますので、参考に読んでみてください♪
赤ちゃんと旅行 準備段階で注意すべきことは?
旅行に行く前に注意すべきことを3つ紹介します。
①赤ちゃんの体調
赤ちゃんの体調は日々変わりやすいので、しっかりとチェックが必要です。
もしも予防接種が必要なら、出発前に済ませている方がいいでしょう。
特に出発が人混みの多い時期になる場合は、感染症などのリスクが高まるため、お医者さんに相談してから行きましょう!
また、出発直前に体調が変化する可能性もあります。
キャンセル料が発生する時期を決めておくと、旅行の最終決定日も決められるよ◎
②旅行計画は時間に余裕を持たせる
旅行は行き帰りだけでなく、観光地を巡るなどで移動時間が必要になりますよね。
赤ちゃんと旅行に行くのに、スケジュール通りに旅を進める方が難しいです。
遅刻できない移動時間やイベントだと、スケジュールがズレてしまったら大変!
せっかくの旅行なので、心に余裕を持ってでかけたいですよね。
予定を詰め込みすぎないようにして、時間に余裕を持たせて計画を立てましょう。
③旅行先の施設と移動手段の確認
行き先にどんな設備があるか、薬局や病院は近くにあるかなど、事前に確認しておくと安心です。
オムツ替えや授乳室ができるかなど、赤ちゃんに優しい設備が多いところを巡れる方が安心ですよね◎
赤ちゃんに必要なものを現地調達しないといけなくなることも考えられるので、調達先もチェックしましょう。
旅行で赤ちゃんを連れて移動することに不安を感じているママもいるのではないでしょうか。
そんなママのために、次で移動手段別の対処法について紹介します。
赤ちゃんと旅行 移動手段
旅行の移動手段として主に使われる、車・新幹線・飛行機について紹介します。
移動手段①車
車で移動するときのポイントを3つ紹介します。
1.ゆとりある計画
車は運転して移動するので、休憩時間を含めてゆとりを持った移動計画が鍵になります。
サービスエリアで休憩と赤ちゃんの様子を見れば、体が回復して赤ちゃんの変化に気づきやすくなりますよ。
1〜2時間ごとには休憩が取れると安心♪
サービスエリアで休憩が取れたら、赤ちゃんにしてほしいのが次の2つです。
- 赤ちゃんが寝ていても、なるべく起こして授乳とオムツ交換をする
- 抱っこしてお尻の圧を抜く
車で移動していると渋滞にはまる可能性もあるため、できるだけとれるタイミングで休憩しましょう。
2.オムツ替え
大体のSA(サービスエリア)にオムツ台はあります。
長時間座ったままになると皮膚トラブルが起きやすいので、オムツはこまめに替えてあげてください
車の中でオムツ交換するなら、タオルかオムツ替えシートがあると便利です。
ベビールームがあるところだと電子レンジや遊ばせるスペースがあったりと便利だよ!
3.授乳やミルク
事前にSAの情報をチェックしておくと、どのSAに寄ったときに授乳やミルクをあげればいいか計画を立てやすくなります。
移動ルートに組み込めそうなら、立ち寄るSAに入れておくと安心して移動できますね。
走行中の授乳についてですが、法律上ではチャイルドシートの利用が免除されます。
しかし車はいつ道路で何が起きるかわからないので、停止してから授乳しましょう。
授乳中に急ブレーキになんてなったら危ない!
移動手段②新幹線
新幹線で移動するときのポイントを5つ紹介します。
1.おすすめの車両
乗車するなら、7号車または11号車がおすすめです。
2つの車両をおすすめしたのは、予約した新幹線の車両の数によって、多目的室が設置されている車両が違うからです。
編成が変更されることがあるようですが、大まかにいえば次のとおりです。
- 8・12両編成の場合:7号車
- 16両編成の場合:11号車
ただし、多目的室は必ず使えるというわけではありません。
事前に連絡して確認している方が安心ですね◎
当日急に利用しないといけなくなった場合は、車掌さんに声をかけるといいですよ。
また、多目的室だけでなく、広いトイレとデッキがあるのも特徴です。
設備が広い方が、ママと赤ちゃんにとっても過ごしやすいですよ。
JRおでかけネットでは、設備情報と一緒に子どもとのおでかけに役立つ情報もチェックできます。
JRおでかけネット
「鉄道→安心・快適なご利用のために→お子様連れのお客様へ」で対象ページへ
出発前にチェックすれば、新幹線の旅がより楽しくなりそうですし、準備もしやくすくなりますね。
お子さま連れ専用車両
JR東海の商品になりますが、「お子さま連れ専用車両」が長期休みを中心に発売されています。
以前は一両丸ごとでしたが、お子さま連れではないお客様も利用することがあります。
それでも赤ちゃんや子ども連れたママにとっては助かるポイントがあるので、こちらからチェックしてみてください。
JR東海
トップページから「お子さま連れ専用車両」で検索すると対象ページがでてきます
2.おすすめの座席
1番前か1番後ろがおすすめです。
座席が広めだから、ベビーカーも畳んでおけるよ◎
座席も前後を気にせずに済むので、少し気楽になれます♪
3.オムツ台はあるが狭い
新幹線のトイレにオムツ台は設置されています。
ただしスペースは少し狭いので、オムツ替えは少し不便かもしれません。
4.授乳は授乳ケープの準備を
おすすめの車両で紹介したように、新幹線には多目的室があります。
利用するときは車掌さんに声をかければいいのですが、空いていない場合も。
そのため、授乳ケープを準備していると安心です。
授乳ケープは新幹線じゃなくても使えるし、持っていくべきアイテムの1つ◎
5.ぐずったときはお散歩へ
デッキで赤ちゃんとお散歩しましょう。
客室でぐずると、ママもハラハラしてしまうのではないでしょうか。
ぶらぶらデッキをお散歩する方が、ママも赤ちゃんも気分転換できますよ♪
移動手段③飛行機
飛行機で移動するときのポイントを5つ紹介します。
1.おすすめは後方通路側
座席は後方通路側がおすすめです。
- トイレが近い
- ぐずったときに座席をでやすい
- 子連れが多い
オムツ替えはトイレでできるよ!
また、飛行機ではベビーベッドのレンタルがあります。
なお、荷物についてですが、機内は狭いので整理しておくといいでしょう。
重い荷物は、宅配サービスで先に宿泊先に送って荷物を少なくする方法もありますよ。
2.手続きは子連れ用へ
空港に着いたら、子連れ用チェックインカウンターへ行ってください。
ベビーカーの貸し出しもあるので、並ぶことなくスムーズに手続きができることが多いのが嬉しいポイントです。
3.搭乗前の楽する準備
機内でママが少しでも楽する準備をしましょう。
- キッズスペースで遊ぶ
- 間際にオムツ替えをする
- ミルクやおもちゃの準備をしておく
事前に体を動かして遊んだら、機内でお昼寝するかもしれません。
オムツは替えられるときに替えるのが安心です。
機内ではミルクやおもちゃで間をもたせて、赤ちゃんを落ち着かせましょう。
おもちゃは音が鳴らないものが◎
4.優先搭乗は赤ちゃんのタイプによる
優先搭乗は名前の通り、他のお客様よりも早く搭乗できるシステムのこと。
赤ちゃんの場合、優先搭乗を利用するかどうかはタイプによります。
優先的に搭乗できるということは、機内での待ち時間が長くなることに。
赤ちゃんの様子やタイプに合わせて利用するかしないかを決めましょう◎
5.機内での注意点
機内で注意してほしいのが耳抜きです。
離着陸するとき、気圧の変化で耳に違和感を感じて、赤ちゃんが泣き出すことがあります。
大人でも気持ち悪いのですから、赤ちゃんだともっとびっくりするでしょう。
赤ちゃんの耳抜きは、飲み込む動作でできるので、授乳やミルクで解消してあげてください。
- おっぱいを吸わせてあげる
- ミルクをあげる
お湯は持ち込みできるので、ミルクはCAさんに作るのを手伝ってもらうのがいいでしょう。
蓋をあけるタイミングを間違えると、気圧で中身が吹き出すことがあり、開けるタイミングとなると、プロと一緒の方が安心です。
離陸時に合わせて、タイミングを見計らってあげるのがベストです!
赤ちゃんと旅行 持ち物
赤ちゃんと旅行に行くときに必要な持ち物をまとめました。
- 母子手帳
- 保険証
- 受給券
- ミルク
- 哺乳瓶
- 消毒剤
- ジッパー付袋
- 洗剤
- 哺乳瓶インナーバッグ
- 授乳ケープ
- オムツ
- おしり拭き
- ゴミ袋
- 着替え
- 保湿剤
- ベビー石鹸
- 爪切り
- 綿棒
- ガーゼ
- タオル
- おもちゃ
- 抱っこ紐
- ベビーカー
- おやつ
- 予備袋
持ち物の中でも、特に持っていてほしいものについて紹介します。
赤ちゃんと旅行 持ち物の詳細
赤ちゃんと旅行に行くときに持っていてほしいものや、持つ数の目安などを紹介します。
①母子手帳・保険証・受給券
赤ちゃんはいつ具合が悪くなるかわからないですよね。
いざというときのために、旅行のとき以外でも常に持ち歩きましょう。
すぐに取り出せる手荷物に入れてね◎
②授乳・ミルクグッズ
ミルクは日数分よりも少し多めに準備していると安心です。
哺乳瓶インナーパックなどの便利グッズを揃えるのもおすすめですよ。
便利グッズについてはこちらでまとめていますので、チェックしてください♪
③衣類、おむつ
日数分に予備が1〜2セットあると、こちらも安心です。
特に月齢が低いほど吐き戻しなどで汚れやすいから多めに持っていきましょう
④おもちゃ
赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを2つくらい持って行きましょう。
特に音が鳴らないタイプがオススメです。
飽きそうなタイミングで渡してあげるのが◎
旅行に必要なグッズまとめ
ここまで旅行に必要なグッズについて解説しましたが、おすすめの商品が知りたいと思うママもいると思います。
楽天ROOMを利用して、赤ちゃんとの旅行で持っていくのにおすすめグッズをまとめました!
ぜひ出発前にチェックしてくださいね♪
\赤ちゃんとの旅行におすすめ/
赤ちゃんと旅行 育児ハック
旅行への持ち物で、知っておくと便利な育児ハックについて紹介します。
①授乳クッション
タオルやクッションで代用できます。
抱き方の工夫やタオル、クッションで調整可能。
②オムツ交換シート
レジャーシートなどで代用、捨ててもいいタオルを敷いても◎
③ミルク
缶ごと持っていくのは大変なので、便利グッズに頼りましょう。
- 液体ミルク
- お湯は不要
- アタッチメントをつけるとそのままあげられる
- 液体ミルクは冷たかったらカイロ巻きつけて保温してもOK
- キューブミルク
- お湯があれば簡単にできる
④ミルトン
ミルトン錠剤とジッパー付きの袋が便利です。
水と消毒剤を入れた袋に哺乳瓶やおしゃぶりを浸けるだけ
赤ちゃんと旅行 便利グッズ
赤ちゃんと旅行へ行くときに、持っていると便利なグッズがあれば……と考えたママもいますよね。
- マルチクリップ
- おもちゃやおしゃぶりが落ちないようにくっつけておけます
- おもちゃ
- 普段遊んでいるお気に入りのおもちゃや、カミカミできるものもおすすめ
便利グッズも楽天ROOMを利用して、おすすめの商品をまとめています!
こちらもぜひチェックして、赤ちゃんとの旅行で役立ててくださいね。
\持っていると違う便利グッズ!/
赤ちゃんとの旅行 旅先
ここまで旅行へ行く前のことについて紹介しましたが、行った後のことも紹介しますね。
赤ちゃん 宿泊先での睡眠
環境が変わると寝つきが悪くなるのは、大人でもいませんか?
赤ちゃんもいつもと違う環境で、宿泊先でゆっくりできたとしてもすぐには寝付けないでしょう。
ある程度の睡眠の乱れが起きるのは仕方がないので、帰ってから普段通りに戻していきましょう
赤ちゃんが普段寝るときにつかっているタオルケットやお気に入りの人形などを持っていくと、安心して眠れるのでおすすめです。
赤ちゃん 体調不良や怪我
赤ちゃんが体調不良を起こしたり怪我をしたり、日常生活でもありえるのですから、旅行中も考えられます。
病院は常にはやっているわけではなく、初めていくところだと土地勘もないですよね。
事前に相談窓口や、病院をチェックしておくのが大切です!
これから押さえておくべき連絡先や病院を紹介しますね。
①#8000
受診に迷ったらこちらに連絡しましょう。
対応時間:18時〜翌朝8時頃
※地域によって多少異なります
小児科医や看護師が、適切な対処法や受診の目安などのアドバイスをしてくれます。
②#7119
救急車を呼ぶか迷ったら、こちらに連絡しましょう。
対応時間:24時間・年中無休
※実施していない地域あり
医者や看護師などの医療相談チームが、緊急性が高いかどうか判断してくれます
③救急医療相談センター
受診可能な医療機関を案内してくれます。
④夜間休日診療
宿泊先の近くで対応している病院を探しておけば、万が一のときにも安心です。
自治体や、各病院のホームページであらかじめ確認しておきましょう◎
赤ちゃんと旅行|まとめ
赤ちゃんと旅行に行くときに必要なことを、完全版としてまとめました。
赤ちゃんとの旅行は、慣れない場所で何が起きるかわからないって考えると、不安になりますよね。
でも事前に準備をしておけば大丈夫ですし、何が起きるかわからないのは普段と一緒です。
トラブルだって旅行の思い出と考えましょう♪
赤ちゃんと楽しい旅行の思い出づくりのために、この記事が旅行前に読むべき完全版として読んでもらえると、とても嬉しいです。
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