今回は赤ちゃんにおすすめの食パンはあるのかや、手早く作れる離乳食レシピについて紹介していきます!
- 赤ちゃんに食パンはいつからあげていいの?
- 赤ちゃんにおすすめの食パンは?
- 手早く作れる離乳食レシピを知りたい!
はじめての離乳食をスタートするとき、どんな食材を使えばいいか悩むママも多いのではないでしょうか?
食パンは手軽で、赤ちゃんの離乳食にも使いやすい食材のひとつです。
今回は、赤ちゃんにおすすめの食パンはある?手早く作れる離乳食レシピを紹介していきます!
赤ちゃんに食パンはいつからあげる?
離乳食の進み具合や赤ちゃんの成長に合わせて、パンを取り入れるタイミングを知ることは大切です。
一般的には、離乳食が始まって間もない生後5~6ヶ月頃から徐々にパンを与え始めることができますが、いくつか気をつけたいポイントがあります。
特に赤ちゃんのアレルギーリスクや、消化機能に応じた対応が必要です。
赤ちゃんの成長に合わせた月齢別の食パンの与え方を見ていきましょう。
月齢ごとに適した形状や調理方法が異なるため、月齢別に紹介していきますね。
生後5〜6ヶ月:離乳食初期
この時期は、食パンの耳を取り除いた白い部分だけをぬるま湯や粉ミルクでふやかし、ペースト状にして与えるのがおすすめです。
赤ちゃんはまだ噛む力が未熟なので、口に入れると自然に溶けるような柔らかい状態が適しています。
パンを与えるのは1回の食事で少量から始め、様子を見ながら量を増やしていきましょう。
生後7〜8ヶ月:離乳食中期
離乳食中期には、少しずつ食材の形を残すことで赤ちゃんの咀嚼力を養います。
この時期は、パンを小さく切ってスープやおかゆに浸して与えると食べやすくなります。
ミルクとバナナを合わせたパン粥も手軽にできて人気だよ♪
生後9〜11ヶ月:離乳食後期
噛む力がついてきたら、手づかみで食べられるサイズにカットしたパンもおすすめです。
パンを適当なサイズに切り、トーストすることでさらに食べやすくなります。
手づかみ食べは赤ちゃんの自立心を育むため、おすすめだよ◎
1歳頃:完了期
1歳頃になると、さまざまな食材を食べられるようになります。
小さくカットして簡単に手づかみできるサンドイッチや、全粒粉パンなども挑戦してみましょう。
赤ちゃんにおすすめの食パン
赤ちゃんの離乳食に使う食パンは、安心して食べられるものを選びたいですね。
ここでは、赤ちゃんの離乳食で使う食パンを選ぶポイントをご紹介します。
赤ちゃんにおすすめの食パンの選び方
①添加物が少なくシンプルなパンを選ぶ
離乳食に使うパンは、添加物が少ないものを選ぶのが安心です。
厚生労働省が定めた基準に沿った量の添加物は、一般的に体への悪影響が出にくいとされています。
しかし、実は1歳未満の赤ちゃんに関する影響は調査が十分にされていません。
できるだけシンプルな原材料で作られたパンを選びたいところ!
パンの成分表の見方を覚えておくと便利です。
パン選びで気をつけたい添加物について、ここで4つのポイントを詳しくご紹介します。
1. トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングに含まれることが多く、心疾患や糖尿病のリスクを増やす可能性があると言われています。
パンの原材料にマーガリンやショートニングが含まれていないか、成分表で確認すると安心だよ。
2. 乳化剤
乳化剤は水と油をうまく混ぜてパンを柔らかく保つ働きを持つ添加物です。
牛乳アレルギーが気になる方もいるかもしれませんが、乳化剤の多くは大豆や卵が由来のことが多いです。
離乳食用にはなるべく添加物を避けたほうが安心だね。
3. イーストフード
イーストフードは、パンを早く発酵させるために使われる添加物の一種です。
大人にとっては少量なら問題がないとされますが、赤ちゃんは消化器官が未発達なので、少量でも体が敏感に反応することがあります。
できる限り避けていこう。
4. 塩分や脂質が高いもの
赤ちゃんの消化機能はまだ成熟していないため、塩分や脂質が多い食材は控えめに。
特に高級パンにはバターや砂糖、卵などが多く含まれている場合があり、それに伴い塩分も高くなりがちです。
早い段階から塩分が強い味に慣れてしまうと、後に濃い味を好むようになるリスクがあります。
これが将来的な健康に影響を及ぼすことも考えられるので、1歳未満のうちはできるだけシンプルなパンを選ぶことをおすすめします。
添加物は少ないほど安心。大人も一緒に添加物控えめの生活を心がけると良さそうですね。
②はちみつ不使用の食パンを選ぶ
食パンの中には、はちみつを使っているものもあります。
はちみつには「乳児ボツリヌス症」を引き起こすリスクがあるため、1歳未満の赤ちゃんには避けるべき食材です。
必ず原材料を確認して、はちみつが含まれていないかをチェックするようにしよう!
③国産小麦使用の食パンを選ぶ
赤ちゃんに与えるパンは、できるだけ国産小麦を使ったものが安心です。
輸入小麦には農薬が使われることが多く、残留農薬のリスクがあることも。
ここで少し注意したいのが、「小麦粉(国内製造)」と記載されているパン。
この表記の場合、輸入小麦を国内で製粉したものも含まれるため、小麦自体は国産とは限りません。
市販で手軽に購入できる、国産小麦を使った食パンのおすすめはこちら!
この後おすすめのパンも紹介するので、参考にしてみてね♪
赤ちゃんにおすすめの食パンを紹介
赤ちゃんにおすすめの食パンをいくつかご紹介します。
離乳食にぴったりなパンは、シンプルで添加物が少なく、赤ちゃんにやさしい国産小麦や天然酵母を使っているものが理想的です。
1. Pasco 超熟シリーズ
- 原材料が「小麦粉・砂糖・食塩・イースト」とシンプルな成分で構成されています。
- 保存料や乳化剤が含まれていないため、安心して赤ちゃんに与えられます。
さらに国産小麦だと安心だね!
2. セブンプレミアム うるもち食パン
- コンビニで手軽に買える上に、無添加でやさしい成分のパンです。
- 食感が柔らかいので、手づかみ食べにもぴったり。
3. イオン トップバリュ フリーフロムパン・ド・ミ
- イオンのオーガニックシリーズで、農薬や化学肥料を使わずに育てられた小麦を使用しています。
- 余計な添加物がなく、離乳食にも使いやすいです。
- マーガリンを使わず、バージンオリーブオイルで香り豊かな食パン。
4. 米粉パン
- 国産米粉で作っているので、お米の甘味が感じられるふんわり食感の食パン。
- 素材は5種類のみ(米粉、キビ砂糖、米油、パン酵母、塩のみ)。
赤ちゃんに食パンをあげるときの注意点
赤ちゃんの食事には安全が第一。
ここでは、食パンを赤ちゃんにあげる際の注意点をまとめました。
小麦アレルギーの確認を忘れずに
食パンの主成分である小麦は、アレルギーを引き起こすことがあります。
食パンを赤ちゃんにあげる際には、最初は少量を与え、アレルギー症状(湿疹やかゆみなど)が出ないかを確認しましょう。
小麦アレルギーがある赤ちゃんは米粉パンもおすすめ!
食パンの耳は避け、白い部分を使う
食パンの耳は固く、赤ちゃんが喉に詰まらせるリスクがあります。
離乳食には、柔らかい白い部分だけを使いましょう。
食パンに慣れてきたり、赤ちゃんの様子に合わせて耳の部分もあげてみてOK♪
手早く作れる!赤ちゃんにおすすめの食パン離乳食レシピ
それでは、ここからは忙しいママにぴったりの簡単に作れる食パンを使った離乳食レシピを紹介します。
どれも手軽に作れるので、ぜひ試してみてね♪
きなこトースト
材料
- 食パン・・・1枚
- きなこ・・・適量
作り方
- 食パンを手づかみしやすい大きさにカットします。
- お好みで軽くトーストします。
- きなこをまぶしたら完成
ミルクパン粥
材料
- 食パン(耳を取り除いた白い部分)…1枚
- 粉ミルクまたは母乳…適量
作り方
- 食パンを小さくちぎります。
- 温めた粉ミルクまたは母乳に浸してふやかし、柔らかくなるまで待ちます。
- とろとろになるようスプーンで潰し、赤ちゃんが食べやすい状態にしたら完成です。
2. 野菜入りパンスープ
材料
- 食パン(耳を取り除いた白い部分)…1/2枚
- にんじんやかぼちゃなどの野菜(やわらかく煮たもの)…少量
- 野菜スープ…適量
作り方
- 食パンと煮た野菜を小さくちぎります。
- 温かい野菜スープに食パンと野菜を入れてふやかします。
- スプーンで混ぜながら、赤ちゃんが食べやすい柔らかさにしたら完成です。
3. バナナパン粥
材料
- 食パン(耳を取り除いた白い部分)…1/2枚
- バナナ…1/4本
- お湯…少量
作り方
- バナナをフォークで潰し、小さくした食パンと混ぜます。
- お湯を少しずつ加え、好みの柔らかさに調整します。
- 赤ちゃんが食べやすい状態になったら完成です。
まとめ:赤ちゃんにぴったりの食パンを使って、楽しい離乳食タイムを!
この記事では赤ちゃんにおすすめの食パンはある?手早く作れる離乳食レシピも!について紹介してきました。
食パンは手軽で赤ちゃんの離乳食にもぴったりな食材です。
赤ちゃんの離乳食には、国産小麦や米粉で作られた食パンがおすすめです!
無添加で安全なものを選び、離乳食の時間を楽しくしていきましょう!
小麦アレルギーについてはこちらの記事もチェックしてね♪
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