今回は、離乳食二回食デビュー!二回食の量と進め方について詳しく解説していきます。
- 離乳食を二回食にするタイミングを知りたい
- 二回食はどのくらい量をあげたらいいの?
- 二回食で気をつけたいポイントを教えてほしい
「そろそろ二回食を始めないといけないんだけど、これで量は足りているのかな?」
離乳食を二回に増やす時期になると、ママたちのこんな不安の声をよく耳にします。

全てが初めての経験なので、心配も尽きないよね。
でも、大丈夫です。
赤ちゃんの様子をよく観察しながら、基本的なポイントを押さえれば、無理なく二回食に移行できます。
今回は、これから二回食を始めようとしているママたちに向けて、具体的な量や進め方、効率的な準備方法までをご紹介します。



一緒に、赤ちゃんとママにとって楽しい二回食を始めていきましょう!
二回食を始めるタイミング


赤ちゃんが離乳食二回食を始める適切な時期は、生後7〜8ヶ月頃と言われています。
しかし、これはあくまでも目安であり、赤ちゃんの様子を見ながら進めることが大切です。
二回食を始める準備が整っているかどうかは、以下のようなサインで確認できます。
- 一回食に慣れてきた
- 食事への興味がある
- 生活リズムが整ってきた
- もぐもぐ、ごっくんができる
- たんぱく質を含むメニューも食べ慣れてきた
それぞれ詳しく説明します。
①一回食に慣れてきた
離乳食を一日一回しっかり食べられるようになり、食べムラが少なくなった。



食べムラがある時は、まだタイミングじゃないよ〜
食事の時間を楽しんでいる様子が見られるのもポイントです。
②食事への興味がある
大人の食事を見て興味を示したり、自分から手を伸ばしたりする様子がある。
スプーンやお皿にふれたがる場合も、食事への意欲が高まっている証拠です。



赤ちゃんが喜んで食べていることが大切だよ!
③生活リズムが整ってきた
授乳や睡眠のリズムが安定し、食事の時間を決めやすくなった。
一日の流れにメリハリが出てきたら、二回食を取り入れやすくなります。



午前と午後に1回ずつ、できるだけ時間を決めて食べさせてあげることがポイントだよ◎
④もぐもぐ、ごっくんができる
舌を上手に動かして、食べ物を口の中でつぶし、ごっくんと飲み込める。
食べ物を押し出さずに、飲み込めるようになってきたら二回食への合図です。
⑤たんぱく質を含むメニューも食べ慣れてきた
豆腐や白身魚、ヨーグルトなどのたんぱく質を含む食材を問題なく食べられる。
アレルギー反応が出ていないことも確認しましょう。



これらの条件が揃ってきたら、二回食への移行を検討してみよう!
無理せず、赤ちゃんのペースに合わせて進めることが大切です。
二回食の適切な量と時間帯


「今日は少なめかな?」「たくさん食べたけど大丈夫?」毎日の離乳食作りで、量の調整に頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。
実は、赤ちゃんの食欲は日によって変化するもの。



大人も食べたい時とそうじゃない時ってあるよね。
でも、基本的な目安を知っておくと安心ですよね。
月齢ごとの適切な量と、生活リズムに合わせた時間帯をご紹介します。
二回食の適切な量
二回食での適切な量は、月齢によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
7〜8ヶ月頃
- 一回あたりの量:全体で大さじ5〜7程度
- 一日の目安量:全体で90〜120g程度
- 形状:舌でつぶせる固さ
8〜9ヶ月頃
- 一回あたりの量:全体で大さじ7〜10程度
- 一日の目安量:全体で120〜150g程度
- 形状:歯ぐきでつぶせる固さ
時間帯
時間帯については、以下のようなスケジュールがおすすめです。
- 一回目:午前10時頃(起床から2〜3時間後)
- 二回目:午後2時頃(一回目から4〜5時間後)
この時間帯は、母乳やミルクの時間も考慮して設定しています。



あくまでも目安なので、赤ちゃんの生活リズムに合わせて調整してね!
二回食で気をつけたいポイント


離乳食が二回食になると、赤ちゃんの成長を感じられる反面、メニューのバリエーションや栄養バランスに悩むママも多いですよね。
「何を食べさせたらいいの?」「作るのが大変」そんな不安を少しでも解消するために、二回食で気をつけたいポイントと工夫をご紹介します。
食材選びや調理方法、食べさせ方の工夫、さらには便利グッズまで、助産師ならではの視点でまとめました。



赤ちゃんが喜んで食べてくれるような離乳食を、一緒に工夫していこう!
食材選びとメニューの組み立て
二回食では、朝と昼、または昼と夜に離乳食を取り入れることが多くなります。
例えば、主食(おかゆやパンなど)、タンパク質(豆腐や魚、肉)、ビタミン豊富な野菜を組み合わせることで、バランスの良い食事ができます。



初めて与える食材は平日の午前中がおすすめだよ!
二回食では、より多くの栄養素を摂取できるよう、以下の点に気をつけましょう。
- 一日を通して、主食・主菜・副菜をバランスよく
- 同じ食材を一日に重ねない
- 新しい食材は午前中に試す
- 季節の野菜を取り入れる
食材の組み合わせを工夫すれば、同じ材料でも違ったメニューが作れるので、マンネリ化を防げます。
調理の工夫
忙しいママにとって、毎回の調理は大変ですよね。
そこでおすすめなのが「まとめて作って冷凍保存」。
野菜はスープにして製氷皿で凍らせたり、タンパク質は細かく刻んで冷凍するなど、使いやすい形にしておくと便利です。



冷凍保存に関してはこの記事を確認してね!


また、電子レンジやフードプロセッサーを活用することで、調理時間を大幅に短縮できます。
離乳食作りの負担を軽減するためのコツは、次の通りです。
- 作り置きを活用する
- 大人の食事から取り分ける
- 冷凍ストックを上手に使う
- 電子レンジを活用する
赤ちゃんが食べやすいように、月齢に合わせて大きさを調整したり、とろみをつけるとむせにくくなります。



時短調理で、ストレスフリーな離乳食作りを目指そう!
食べさせ方の工夫
赤ちゃんの食事タイムが楽しくなる工夫も大切です。
赤ちゃんが楽しく食べられるよう、以下のような工夫を心がけましょう。
- 赤ちゃんの食欲に合わせて量を調整する
- 無理強いはしない
- 家族と一緒に食事をする機会を作る
- 食べる意欲を育てるため、スプーンや食器に触れさせる
- テレビを消して、集中できる雰囲気を作る



まずは、赤ちゃんがリラックスできる環境を整えることが大切だよ!
スプーンのサイズや形状も、赤ちゃんが口に入れやすいものを選ぶと、スムーズに進められます。



赤ちゃんが自分で食べる練習ができる「手づかみ食べ」もおすすめ!
食材をスティック状に切ったり、小さなボール状にまとめたりすることで、手づかみしやすくなります。
しかし、つかみ食べをする際は、窒息や誤嚥の危険があるため、次の点に注意が必要です。
- 窒息を防ぐために食材の大きさに注意
- 柔らかさを確認する
- 誤飲防止のため、必ず目を離さない
- 座った状態で食べさせる
- 衛生面に気をつける
- 誤飲の可能性があるものは避ける



安全で赤ちゃんが楽しめるように見守ってあげてね!
離乳食の便利グッズ
離乳食作りをもっと楽にするために、便利グッズを取り入れてみましょう。
例えば、製氷皿やシリコンカップは、小分け冷凍に大活躍。



必要な分だけ取り出して使えるからとっても便利◎
また、赤ちゃん用のスプーンやフォークは、赤ちゃんが握りやすい形状のものを選ぶことで、自分で食べる練習がしやすくなります。
さらに、電子レンジ対応の食器や、吸盤付きのプレートもおすすめ。



食器がひっくり返る心配が減り、ママも安心だね!
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まとめ


今回は、離乳食二回食デビュー!二回食の量と進め方について解説してきました。
二回食は、赤ちゃんの成長を感じられる楽しい時期ですが、ママにとっては準備や調理が大変に感じることもありますよね。
そんな時は、時短家電やレトルトの離乳食を上手に活用しましょう。
電子レンジやフードプロセッサーを使えば、調理時間がグッと短くなり、レトルトも栄養バランスが考えられているので安心して使えます。
\離乳食グッズを取り入れて楽しちゃおう♪/



無理せず、手を抜けるところは抜いてOK!
ママが笑顔でいることが、赤ちゃんにとって一番の栄養です。
完璧を目指さず、楽しみながら離乳食を進めていきましょう。
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