新生児のうんちの色で体調がわかる?気をつけておきたい注意点も詳しく紹介!

新生児のうんちの色で体調がわかる?気をつけておきたい注意点も詳しく紹介!

この記事では、新生児のうんちの色と、気をつけたい注意点について紹介します!

サキココからこんな悩みを持つママに伝えたい
  • 赤ちゃんのうんち、こんな色だけど大丈夫?
  • うんちの色で赤ちゃんの体調が分かるの?
  • うんちの色で、気をつけておくべき注意点を知りたい。

新生児のお世話をする中で、初めて見るうんちの色に驚くママも多いですよね。

実は、赤ちゃんの体調不良をうんちで発見できることも多いほど、うんちの色や状態は大切な指標になります。

見逃し厳禁だよ!

  • 新生児のうんちの色
  • うんちの色が示す意味
  • 注意すべきポイント

これらの項目についての知識を持っているだけで、いざというときに慌てず安心して育児ができますよ。

そのために、正常な色から要注意の色まで、赤ちゃんの健康を守るために知っておきたい情報をお伝えします

うんち以外にも、新生児にはたくさんの特徴があるよ!

その他の新生児の特徴と、知っておきたい注意点はこちらの記事にまとめています◎

新生児のうんちから分かること

新生児のうんちの状態から、さまざまなことを知ることができます。

いざというとき変化に気づけるよう、普段からうんちの色や形、回数を観察しておくことが大切です。

新生児のうんちで分かること

健康状態

新生児のうんちの色は、健康状態を知るための指標となります

「こんなときは〇〇色のうんち」と、知っておくことが大切です。

うんちの色がいつもと違ったときに慌てなくて済むよ!

うんちの色うんちの色から
分かること
黄色や茶色
(ゆるめ)
健康的な状態
白色や灰色胆道閉鎖症などの疾患の可能性
赤色出血の可能性

うんちの色については後で詳しく説明するね!

食事の状況

新生児のうんちの色は、母乳かミルクかによっても変わります

赤ちゃんの栄養源うんちの色
母乳黄色
ミルク薄い茶色

離乳食が始まると、食べ物の色がうんちに反映されることがありますよ。

消化機能の発達

生後2〜3ヶ月頃になると、腸内に便をためることができるようになり、うんちが出にくくなる赤ちゃんもいます。

これは、赤ちゃんの消化器官が発達してきている証拠

消化機能が発達すると母乳やミルクを体内で消化し、そもそも便の元になるものが残らないのです。

成長している証だから心配いらないよ!

新生児の正常なうんちの色と形状

新生児のうんちの色は、日々変化していきます。

新生児の正常なうんちの色とその意味を説明します。

これから説明するものは全て正常なうんちだから心配いらないよ◎

黒〜深緑色(〜生後3日)

生後3日頃までに出る黒〜深緑色のうんちは、胎便と呼ばれます。

胎便とは

赤ちゃんがお腹の中にいたときに作られたうんちのこと。

胎便は、粘り気があるのが特徴だよ!

緑色(生後2〜4日)

胎便の後に出るドロドロとした緑色の便は、移行便と呼ばれます。

移行便とは

母乳やミルクによる黄色いうんちと、黒〜深緑色の胎便が混ざっているうんちのこと。

次第に胎便がなくなり、黄色くなっていくよ!

黄色〜薄茶色

新生児のうんちの色は、飲んでいるのが母乳かミルクかによって変わります。

母乳ミルク
うんちの色黄色薄茶色
回数2〜5回/日約1回/日
形状やわらかくてネバネバやや固めのペースト状

離乳食を始める前のうんちは明るめの黄色ですが、始まるとだんだん茶色へと変わっていきます。
うんちの状態もゆるゆるから固形へ。

緑色(生後2-4日以降)

うんちの色が緑色だと、「これって大丈夫なの?!」と心配になりますよね。

緑色のうんちは、問題ないものが多いよ◎

例えば、

  • 腸内細菌の乱れ
  • うんちに含まれるビリルビンの酸化
  • ママが食べた緑色のものが母乳から赤ちゃんの体内へ混入

などと原因は様々。

黄色や明るい茶色のうんちがお腹に長く留まると、酸化して緑になるよ!

緑色のうんちが出るのはよくあることなので、特に心配しなくても大丈夫です。

それでも、

  • 赤ちゃんの機嫌が悪い
  • 食欲がない
  • いつもと様子が違う

などと心配な場合は、お医者さんに相談してみると安心ですよ。

白いツブツブがある

うんちに混ざっている白いツブツブは、母乳やミルクに含まれる脂肪分とカルシウムが塊になったもの

こちらも正常なうんちなので心配いりません◎

母乳やミルクをたっぷり飲む赤ちゃんや、離乳食前の赤ちゃんに多いよ!

気をつけるべきうんちの色

気をつけるべきうんちの色は、
赤、白、黒

この色のうんちが見られた場合は、要注意!

もし要注意なうんちが出た場合は、早急に医師の診察を受けましょう

そのとき、おむつごと病院へ持参するとうんちの状態を口頭で伝えるより分かりやすくて◎

持っていくのが難しいときは、写真を撮っておいて診察時に見せるといいですよ!

持っていくときは、二次感染予防のためにビニール袋などで密封しよう!

注意が必要なうんちの色

白色や灰色

白〜灰色のうんちが出たら、重大な病気が隠れていることもあるので早急な対応が必要です。

考えられる病気
  • 胆道閉鎖症
  • 先天的な病気
  • ウイルス性の感染症 など
    (下痢を伴う)

赤色や黒色(生後数日以降)

生後3日頃までに出る黒いうんちは胎便なので心配いりません。

ところが、それ以降に赤色や黒色のうんちが出た場合は要注意です!

うんちが赤〜黒色の場合、胃や腸で出血している可能性があるので早めに病院を受診しましょう。

熱や嘔吐など、他の症状が出ることもあるよ。

気をつけておきたい注意点と、知っておいてほしいこと

赤ちゃんのうんちは、色だけでなく全体的な様子を観察する必要があります。

いつもと違うな…と感じたら専門家に相談することが大切だよ。

新生児のうんちを観察する上で、知っておきたいこと、注意してほしいことをお伝えします!

うんちの状態が変化することを知ろう

新生児期は数日ごとにうんちの状態が変わりますが、そのほとんどが正常な変化です。

見たこともないうんちの色に驚くと思うので、どう変化するのかを知っておくことが大切です。

生後1〜3日

黒緑色のネバネバとした胎便・移行便が出ます。

生後3〜5日

黄色や茶色のゆるめのうんちに変わります。

栄養源が母乳かミルクかによってうんちの状態は違います。

生後3日目以降

緑色のうんちが出ることがあります。

うんちが緑色なのは、腸内細菌の乱れやうんちに含まれるビリルビンの酸化などが原因として挙げられます。

緑色でも、あまり気にしなくて大丈夫な場合がほとんどだよ!

色だけでなく、量や頻度も観察しよう

色だけでなく、うんちの量や頻度も赤ちゃんの体調を表す大切な指標です。

その上で、まず知っておきたいのが母乳育児とミルク育児ではうんちの回数が違うこと

うんちをする頻度は、母乳を飲む赤ちゃんの方が多いよ!

母乳栄養の場合は、生後6週間ほどまで1日に2~5回ほどうんちをします。

それに対して、ミルクの場合は1日に1回ほどしかうんちが出ないことも。

これくらいの回数が目安になるよ。

全体的な傾向を見よう

大人とは違う新生児のうんち事情は、分からないことだらけですよね。

  • 1日に何回もうんちをしてるけど大丈夫?!
  • うんちがサラサラしてるけど、これって下痢なの?
  • こんな色のうんちが出たけど大丈夫?
  • 赤ちゃんって何回もうんちするイメージなのに、1日1回だけ…これって便秘?

などと、心配になりますよね。

赤ちゃんのうんちの状態は、母乳かミルクかによっても異なるし、もちろん個人差もあります。

大切なのは、「普段と比べてどうなのか」を観察すること。

異常な色赤、白、黒は最低限頭に入れておこう!

  • 急にうんちの回数が増えた(減った)
  • 固まりだったうんちがサラサラしている
  • いつもと違う色のうんちが出た

などと、いつもの様子と違う場合は注意して経過を観察しましょう!

いつもと違ううんちが出ても

  • 母乳やミルクをしっかりと飲んでいる
  • 機嫌がいい
  • お腹が張っていない
    (苦しそうじゃない)

こんな場合は、過度に心配しなくても大丈夫です。

うんちの記録をつけることで、変化を把握しやすくなるよ!

新生児のうんちについて|まとめ

新生児のうんちの色や特徴、気をつけておきたい注意点について説明しました。

黄色や緑など、赤ちゃんのうんちにはさまざまな色があって驚きますよね。

ですが、新生児期の赤ちゃんのうんちは日々変わるので、過度に心配する必要はありません。

赤ちゃんのうんちの色や特徴を知っておくと慌てなくて済むよ!

とはいえ、赤ちゃんのうんちの色や特徴は、赤ちゃんの体調を把握する上で非常に重要です。

正常なうんちの色注意が必要なうんちの色を把握して、赤ちゃんの体調の変化に気づけるようにしておきましょう!

その他の新生児の特徴と、知っておきたい注意点はこちらの記事にまとめています◎

合わせてチェックしておいてね!

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