母乳はいつから出る?おっぱいのケア方法や授乳タイミングを詳しく紹介!

母乳はいつから出る?おっぱいのケア方法や授乳タイミングを詳しく紹介!

この記事では、母乳についておっぱいのケア方法授乳タイミングも含めて詳しく紹介します。

サキココからこんなお悩みを持つママに伝えたい
  • 母乳について詳しく知りたい
  • おっぱいのケアにいいものがあるなら知りたい
  • できたら完母で育てたい

赤ちゃんにとって欠かせない母乳、いつから出るのか知っていますか?

母乳はどれぐらいあげたらいいのか、そしてどうやって増やせばいいのかなど、実はわからないことが多いはず。

母乳がいつから出るのかについては、母乳が増えるメカニズムに沿って説明します。

助産師サキココ

ママの体ってすごいって思えるよ♪

おっぱいのケアなど、赤ちゃんに母乳を飲んでもらうための情報を紹介しますね。

目次

母乳が増えるメカニズム

母乳はいつから出るのか、そしてどういったメカニズムで増えるのかについて紹介します。

母乳はいつから出るのか?

母乳は出産後から出始めます。

実は乳腺の発達は、妊娠初期から始まっています。

胎盤から出るホルモンによって、妊娠中は母乳が出ない仕組みになっており、出産後に胎盤が剥がれて赤ちゃんがおっぱいを吸うと母乳出るように。

助産師サキココ

赤ちゃんがたくさん吸うことによって、母乳を作るホルモンが活発になるよ◎

ただし赤ちゃんが吸ったからといって、すぐに出るわけではありません。

安定して出るようになるのは産後1ヶ月くらいですが、個人差はあっても母乳の増えに期限はありません

産後4ヶ月になって増える人もいれば、なかなか増えにくい人もいます。

Instagramのフォロワーさんで完母になったママに、いつ完母になったのか質問したので、回答を紹介しますね。

いつ完母になった?
産後1ヶ月以内
58%
産後2ヶ月
19%
産後3ヶ月
13%
産後4ヶ月以降
10%

私も4ヶ月以降に、母乳量が増えて完母になったママを何人も見てきました。

助産師サキココ

母乳がなかなか増えないって悩むママもいるかもしれないけど、人それぞれだから大丈夫!

母乳を増やすには?

母乳を増やすためにおすすめの方法を紹介します。

順番に紹介しますが、最後の⑤が特に大切なので、しっかり読んでもらえると嬉しいです。

①マッサージ

おっぱいが柔らかくなって、赤ちゃんが効率よく母乳を飲めるようになります。

刺激により分泌が上がる効果も

▶︎ マッサージの方法が知りたいママはこちら

②体調を整える

母乳を増やすために体調の整え方を4つ紹介します。

1.肩回し

循環が悪いと母乳が出にくくなります。

特にお胸周りの循環が悪いとさらに母乳が出にくくなるので、授乳前後で肩回しは必須です!

2.水分をたくさん摂る

飲んだ水が母乳のもとになります。

1日2Lが目安、水分補給も母乳にとって大切です。

3.休めるときは休む

母乳のために、休むことも大切です。

リラックスをすることで、オキシトシンが分泌されて母乳が出やすくなりますよ。

オキシトシンとは

ホルモンの一種で、別名「幸せホルモン」。

ストレスで抑えられてしまう特徴がありますが、分泌されると幸福感恍惚感を感じやすくなります。

オキシトシンが増えると母乳が出やすくなるのは、母乳を押し出す効果があるからです。

4.ごはん食べる

ママの栄養は赤ちゃんの栄養になるので、栄養が増えれば母乳を増えることに。

助産師サキココ

毎日忙しいと思うけど、ご飯を抜いたりせず食べてくださいね!

③授乳を見直す

正しく授乳ができていないと、母乳が出にくくなることがあります。

正しい授乳のやり方を確認しましょう。

正しい授乳方法
  • 赤ちゃんのお腹とママお腹を密着させる
  • 授乳クッションやタオルなどを用いて赤ちゃんの高さをしっかり合わせる
  • 乳輪まで深く咥えさせる
  • 時間にこだわらず赤ちゃんがほしがるだけ吸わせる

④授乳後に搾乳する

授乳した後に搾乳して、毎回おっぱいの中を空にすることで母乳量が増える効果があります。

母乳量を増やすためにはおすすめの方法ではありますが、ママの負担になるから毎回じゃなくても大丈夫。

助産師サキココ

自分の体調を一番に考えてくださいね!

⑤楽しめる範囲の頻回授乳

頻回授乳については、母乳分泌を上げるのにいいと聞いたことがあるかもしれません。

しかし何度も繰り返す頻回授乳、それが辛い、と感じるママもいるのではないでしょうか。

助産師サキココ

休む時間も大切にしながら、頑張れそうなときに頻回授乳を頑張る、ぐらいでOK◎

赤ちゃんのことを可愛いという気持ちも、オキシトシンが自然に出て母乳がでてくることもありますよ。

おっぱいのケア

マッサージでおっぱいをケアすることも、母乳を増やす方法としていいのは紹介しましたよね。

おっぱいのケアに必要なマッサージは、こちらの投稿リールで紹介しています。

一緒に動かしながら、おっぱいをケアしてあげてください♪

また、赤ちゃんに吸われることで、乳頭が乾燥しがちに。

クリームで保湿すれば、乾燥による痛みを防げます。

口に入れても大丈夫な安心の天然成分でできているものが、ママや赤ちゃんにとっておすすめです。

塗ってそのまま授乳できる

楽天市場より引用

授乳のタイミング

赤ちゃんが欲しがれば、欲しがるだけ吸わせてあげてください

母乳が出なくても、吸わせてあげましょう◎

赤ちゃんにおっぱいを吸わせれば吸わせれば吸わせるほど、ホルモンが刺激されて母乳の分泌量が増えます。

間隔は1日2〜3時間おき、つまり1日8回以上が目安になります。

助産師サキココ

赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけあげてね!

新生児の特徴についてまとめた記事でも紹介していますので、チェックしてくださいね。

母乳量の目安、増えてきたサイン

母乳量は日によって変化するので、ここでは母乳不足のサインを紹介します。

また、母乳量が増えてきたサインと、母乳が増えたときにおすすめの商品も紹介しますね。

母乳量の目安①おしっこの回数

1日5回以下は要注意です。

摂取する水分量が少ないとおしっこの量が減ります。

助産師サキココ

色が濃い場合も要注意ですよ!

母乳量の目安②赤ちゃんの体重

基本的に、増えていればOKです。

1日増える体重の目安
  • 3ヶ月まで 25〜35g/日の増加
  • 3〜6ヶ月 15〜30g/日の増加

※個人差が大きいので、あくまで目安です。

母乳量の目安③赤ちゃんの様子

手足がバタバタしているかどうかです。

脱水になると、手足がだらんとして泣き方も弱々しくなります。

大声で泣くのは、元気な証拠です。

母乳量が増えてきたサイン

母乳量が増えてきたサインは次のとおりです。

母乳量が増えてきたサイン
  • 授乳間隔があいてきた
  • ミルクを残すようになった
  • 母乳が溢れるようになった
  • 赤ちゃんの体重増加がとても大きくなった

おすすめの商品 母乳パッド

母乳量が増えると、母乳で下着が濡れてしまうことも増えます。

助産師サキココ

おっぱいが張ったり、赤ちゃんが吸っていない方のおっぱいから母乳が出たりすることがあるよ。

母乳にはたくさんの栄養が詰まっている分、濡れたままだとカビが発生するリスクがあります。

しかし母乳パッドを使えば、こうしたリスクや不快感を避けられます!

肌触りが優しくて気持ちよく使える

楽天市場より引用

混合授乳から完母への道のり

完母にするということは、ミルクを減らすことになりますよね。

いつのタイミングで減らしていけばいいの?

次の4つが当てはまれば、ミルクを少しずつ減らしてみましょう。

コレ当てはまる?
  • 体重が25g/日以上増えている
  • おしっこやうんちが十分に出ている
  • 赤ちゃんが元気で機嫌がいい
  • もう少し授乳回数が増えても頑張れそう

ミルクは一気に減らすのではなく少しずつがポイントです。

助産師サキココ

1回のミルクの量を10〜20gずつ減らしましょう◎

ミルクの量を減らしたら、授乳回数を増やします。

ミルクの量を減らすと、飲む量を補うために頻回授乳になります。

助産師サキココ

授乳が増えることで母乳量も増えるという好循環◎

ここで気をつけてほしいのが、赤ちゃんの体重です。

もしも体重増加が少なければ授乳回数ミルクを増やすなどで、哺乳量を確保してください。

そして母乳量が増えてくると授乳間隔があいてきます。

授乳間隔についてはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

自然に完母になる人もいれば、調整を繰り返し頻回授乳を経て完母になる人もいます。

助産師サキココ

混合が合ってる!というママも、ミルクが合ってる!というママもいてさまざま◎

無理して頑張りすぎず、負担に感じたらミルクに頼ることも大切なので、自分の体調を1番に考えてください。

楽天ROOMを利用して、おすすめの粉ミルクをまとめました。

人気の粉ミルクを集めました!

また、こちらも楽天ROOMを利用して、おすすめの哺乳瓶もまとめましたので、ママに合ったものが見つかると嬉しいです。

ママたちが注目の哺乳瓶

まとめ

母乳はいつから出るのか、どうすれば増えるのかなど、ケアの方法も含めて紹介しました。

いつから出るのかと気になっていたママは、出産後と知って驚いたのではないのでしょうか。

赤ちゃんのためにママの体はこんなにも変化をしています。

助産師サキココ

母乳を増やすために、工夫もたくさん必要でしたよね

だからこそ、ママは自分の体も大切にしながら育児をしてほしいと思っています。

おすすめの商品も紹介していますので、無理なく、赤ちゃんに母乳をあげる幸せを感じてくださいね。

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