この記事では、災害時のために知っておきたい「赤ちゃんのための準備と対策」についてお伝えします。
- 災害時に赤ちゃん関連でどんなことに困る?
- その困った時の対応の仕方を知りたい。
- 揃えておくべき防災グッズを知りたい。
いつ起こるか分からない自然災害。
災害時はライフラインがストップしたり、避難所での生活を余儀なくされることも少なくありません。
普段通りの生活ができなくなることを踏まえ、赤ちゃんがいる家庭では特に万全の備えをしておく必要があります。
災害が起きてからじゃ間に合わないよ!
とはいえ、「備えが必要なのは分かるけどイメージが湧かない…」という方も多いかと思います。
そこで今回は、実際に被災されたママの声をもとに「赤ちゃんのための準備や対策」についてまとめました。
揃えておきたい防災グッズも紹介しているので、この記事を参考に大切な家族を守るための準備をしておきましょう!
能登地震の時、フォロワーさんに聞いてみた!被災地で困ったこと
2024年1月1日に、石川県の能登半島で発生した能登半島地震。
実際に被災されたフォロワーさんに、赤ちゃんのお世話でどんなことに困ったか?を教えていただきました。
それぞれの対応策についてもお伝えするね。
お湯が手に入らない
まず一つ目は、ガスや電気がストップすることで『お湯が手に入らなかった』という声が多数聞かれました。
お湯がなくてまず困るのが、赤ちゃんのミルク問題。
細菌が繁殖するから水でミルクを作るのはNGだよ。
毎日与えているミルクが作れないとなると焦りますよね。
ミルクを飲んでいる赤ちゃんがいるご家庭は、液体ミルクの準備は必須でしておきましょう!
- 母乳をたくさんあげる。
- 液体ミルクをあげる。
- (離乳食が始まっていたら)麦茶をあげる。
離乳食が作れない
ライフラインがストップしたり避難所での生活となると、離乳食を作るための道具も設備もないという状況になってしまいます。
いつもは手作りをしているご家庭でも、災害時に備えてベビーフードの用意は必須です。
- ベビーフードをあげる。
- 母乳やミルクで補う。
- (後期以降)缶詰をあげる。
後期以降であれば、ベビーフードでなくても加熱なしで食べられる缶詰も多いのでそちらを与えてもOKです。
ただし、味が濃いので汁気は切ってから与えるようにしましょう。
哺乳瓶の消毒ができない
普段、電子レンジを使って哺乳瓶を消毒している方も多いのではないでしょうか?
電気やガスがストップすると、電子レンジはもちろん、煮沸消毒もできない状況に…。
つけおきできるタイプの消毒グッズも持っておくと安心だね!
しかし、避難所生活になるといつも使っている洗浄液が手元にない場合も想定されます。
そんな時は、以下のような方法で対応可能です!
- 水と洗剤があれば、丁寧に洗浄する。
- 紙コップを使う。
(赤ちゃんの下唇に当てて少しずつ飲ませる)
オムツが足りない
オムツは1日でかなりの量が必要なので、すぐに足りなくなってしまいますよね。
オムツは大量に必要になるため、3日分以上のストックを用意しておくと安心です。
オムツと一緒におしりふきも忘れずに準備しておきましょう!
それでもオムツが足りない場合は、こんな方法もあるよ!
- オムツの中にタオルを敷いて、タオルのみを取り替える。
- レジ袋とタオルで代用する。
準備しておくべき防災グッズ
いつ自分が被災するか分からないのが、自然災害の怖いところですよね。
これを機に防災グッズの見直しを行い、しっかりと準備しておくことが大切です。
災害時に役立つ知識も知っておくと安心だよ。
ミルク関連グッズ
ミルクは赤ちゃんの成長に必要不可欠なものなので、必ず準備しておきましょう。
母乳の場合でも、万が一のために用意しておくと安心!
粉ミルクや液体ミルクに加え、使い捨ての哺乳瓶も備えておくと便利ですよ。
液体ミルク
災害時用に準備しておくなら、液体タイプのミルクが便利でおすすめです。
温めたり溶かしたりする必要がないので、災害時に重宝しますよ。
\常温でそのまま飲める!/
また、ほほえみ液体ミルクとセットで揃えておきたいのが、専用のアタッチメントです。
災害時は、哺乳瓶の消毒ができないことも予測されます。
そんな時に、哺乳瓶不要でミルクをあげられるのでとっても便利ですよ!
\ほほえみ液体ミルクの必需品!/
哺乳瓶インナーバッグ
哺乳瓶の消毒ができない状況で活躍するのが、哺乳瓶用のインナーバッグです。
哺乳瓶の中は汚れないので、哺乳瓶を洗うことなく何度も使うことができる優れものです。
お水
赤ちゃん用に、精製・加熱殺菌された純水を用意しましょう。
水のままミルクを作るのはNGなので、必ず沸騰させてから使ってね!
カイロ
ミルクを温めるのに使えます。
寒さ対策にも使えて何かと便利なので、準備しておくと重宝しますよ。
離乳食
離乳食が始まっている赤ちゃんは、食事の用意も必要です。
災害時、離乳食を作れない状況を想定して多めに準備しておきましょう。
ベビーフード
持ち運びできる瓶詰めやレトルトのベビーフードを備えておきましょう。
和光堂のこちらの商品は、お皿やスプーンもセットなので洗い物も不要で楽チンです◎
\大満足の16種詰め合わせセット!/
衛生関連グッズ
抵抗力が低い赤ちゃんを守るために、身の回りの衛生管理には日頃から気を付けているかと思います。
災害時でも清潔を保てるよう、防災グッズにも忘れずに入れておきたいものを紹介します。
ミルトンの錠剤
哺乳瓶だけでなく、おもちゃなどのベビーグッズの消毒にも使えます。
専用の容器がなくても、ジップロックにミルトンの錠剤と水を入れると消毒液が完成するので、避難所でも簡単に消毒できますよ。
\普段使いから旅行や災害時にも使える!/
除菌シート
おもちゃや赤ちゃんが口にするものなど、何かと消毒が必要ですよね。
お水が自由に使えない環境ではなおさら、ささっと拭いて使える除菌シートが◎
これ一つで簡単に除菌ができるので便利ですよ。
ノンアルコールタイプなら、拭いてすぐ舐められても安心です!
\100%食品用原料成分で安心/
便利グッズ
次に、赤ちゃんをお世話する上で使える便利グッズを紹介します。
ブランケット
複数の用途で使えるブランケットは、持っておいて損なしです!
例えば、
- 授乳ケープとして
- 床に敷いて寝床にして
- 羽織って防寒対策として
などと、大きめサイズのブランケットは大活躍すること間違いなしですよ。
気温の変化に対応できるように、季節に合わせたブランケットを用意しておくと◎
\便利な3WAY!日常でも非日常でも使える/
消臭袋
オムツが捨てられないと、周りへの臭い漏れが気になりますよね。
そんな心配を解決してくれるのが、この「おむつが臭わない袋」です。
災害時に限らず、普段のお出かけ時にも使えるので持っておくと重宝しますよ。
\驚異の防臭効果で安心/
その他
普段当たり前に使っている物ほど、災害時に「手元になくて困った!」ということも。
いざという時に慌てなくて済むよう、備えておきたいアイテムを紹介します。
書類のコピー(健康保険証や母子手帳)
災害時、身分証明に使えたり、医療機関を利用する時に役立つのが保険証や母子手帳のコピーです。
このような大切な書類は、コピーして防災バッグに入れておきましょう。
大切な書類は防水ケースなどに入れて保管しておこう!
おもちゃ
避難所での生活が長くなると、赤ちゃんもストレスを感じてしまいますよね。
そんな時に、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃがあると安心です!
赤ちゃんのストレスを和らげる工夫をしてあげよう◎
抱っこ紐
大災害が発生すると、多くの人が避難して道が混雑することが予測されます。
また、建物や木が倒れたり、道がでこぼこになってベビーカーが使えなくなることも…。
災害時、ベビーカーは使えないことが多いです。
そのため、災害時に避難するときは抱っこで逃げましょう!
この時抱っこ紐があると、ママは両手が使えるし足元が不安定な場合でも安全です。
【まとめ】事前準備で万が一に備えよう
災害に備えて知っておきたい「赤ちゃんのための準備と対策」について紹介しました。
災害時への備えとして、まずは、起こりうることを予測してしっかりと対策しておくことが重要です。
その上で、対応策なども知識として知っておくと安心ですよ。
知識があると、いざという時に焦らなくて済むよ◎
防災グッズは、事前にバッグなどにパッキングしてすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
何をどれくらい準備したらいいの?
という方のために、最低限防災バッグに入れておきたいものをまとめたので参考にしてくださいね!
- 衣類
-
- 着替え×2セット
- タオル2枚
- ブランケット
- ガーゼ
- 衛生関連グッズ
-
- オムツ
- オムツ袋
- お尻拭き
- 除菌シート
- 保湿剤
- ミルク・離乳食グッズ
-
- 授乳ケープ
- 哺乳瓶
- 離乳食
- ミルク
- その他便利グッズ
-
- 抱っこ紐
- おもちゃ
- ゴミ袋、ジップロック
- 紙コップ
- カイロ
- 書類のコピー(健康保険証や母子手帳)
赤ちゃんとの生活をイメージしながら準備しておいてね。
いかがでしたか?
当たり前に思いつくものから、あると便利なものまで、準備しておくべきものが明確になったのではないでしょうか?
この記事で紹介したものはもちろん、その他にもあると使えるアイテムを楽天ROOMにまとめています!
今のうちに万全の準備を整えておこう!大人の準備も忘れずにね!
\オススメの防災グッズはこちらから!/
また、避難所での生活やライフラインが滞った時は、赤ちゃんだけでなくママやパパもストレスを感じやすくなります。
お互いに協力し合い、交代しながら休める時間はできるだけ赤ちゃんと一緒に休息をとってくださいね。
コメント