この記事では、退院後、母乳トラブルにどう対応する?病院がやってない時の対処法について紹介します
- 退院後に多い母乳トラブルって何?
- 病院がやってないときに母乳トラブルが起こったときの対処法を知りたい
- 母乳トラブルを未然に防ぐ方法を知りたい
出産を終え、赤ちゃんと一緒に退院する瞬間は、ママにとって感動的で特別な時間です。
でも、その一方で退院後に「母乳がうまく出ない」「胸が張って痛い」「赤ちゃんが母乳を飲んでくれない」など、悩みが出てくることも多いですよね。
夜間や休日にトラブルが起きると、病院や助産師にすぐに相談できず、不安になるよね。
そこで今回は、病院がやっていない時に母乳トラブルに対応する方法をご紹介します。
これを知っておくことで、トラブルに対応できるようになるよ!
退院後に多い母乳トラブルとは?
退院後に多い母乳トラブルってどんな種類があるのか気になりますよね。
退院後に多い母乳トラブルは
- 母乳が出にくい
- 乳腺が詰まる・しこりができた
- 乳頭が痛い・切れてしまった
- 胸が痛くて熱が出た
これらがよく聞かれる代表的な母乳トラブルです。
退院後に母乳トラブルが起こったときに対処法が分からないってママたちがたくさんいるよ。
退院後の母乳トラブルの症状と対策を一つずつ紹介していきます!
産後よくあるおっぱいのトラブルをまとめた記事もあるから、チェックしてね!
母乳が出にくい場合
出産直後は、ホルモンバランスや母乳分泌の準備が整うまで時間がかかることがあります。
基本的には頻回授乳がおすすめだよ!
頻回授乳をすることで、脳下垂体がプロラクチンとオキシトシンというホルモンを分泌し、その働きによって母乳が作られます。
「乳汁分泌ホルモン」とも呼ばれ、母乳を作るために欠かせないホルモン
母乳を乳腺から押し出す「射乳反射」を促進する。別名、「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれるホルモン
また、母乳が出ない原因には、疲労やストレス、食生活や産後の貧血の有無も関係していると言われています。
焦る気持ちもあるかもしれませんが、リラックスすることが何より大切だよ◎
対処法
赤ちゃんに頻回に吸わせる
母乳は吸われることで分泌が促進されます。赤ちゃんがお腹が空いていなくても、短時間でも吸わせることを意識してみてください。
温めてマッサージ
温めたタオルで胸全体を包み、優しく円を描くようにマッサージをすると血流が良くなり、母乳の出が良くなることがあります。
水分をしっかり摂る
一日1500〜2000mlを目安に水分摂取しましょう。
首や肩周りのマッサージ
肩や首回しをすることで肩こりや首こり、肩甲骨のこりをほぐし、血流を促す効果があります。
体を冷やさない
母乳は血液から作られ、乳腺はリンパの近くを流れています。そのため、冷えることで循環が悪くなり、母乳が出にくくなることがあります。
おっぱいのケアも大事になってくるので、こちらの記事も読んでみてね!
乳腺が詰まる・しこりができた場合
乳腺が詰まると、胸にしこりや痛みを感じることがあります。
これを放置すると乳腺炎に発展する可能性もあるため、早めに対処が必要です!
母乳で乳腺が詰まり、炎症を起こした状態を。症状は、胸の痛みや腫れ、38度以上の発熱、赤みなどが見られます。
対処法
圧迫授乳
痛みやしこりなどの症状がある部分を押しながら(圧迫授乳)授乳する。
授乳姿勢や抱き方を変える
赤ちゃんの顎がしこりや詰まりやすい部分を向くように授乳すると、効果的に詰まりを改善できます。
鎮痛剤の内服
痛みが強い場合は鎮痛剤の内服や冷やして様子を見ましょう。
内服する時は医師や薬剤師に相談してみてください。
乳腺炎かも?と思ったときは我慢しないでね。
乳頭が痛い・切れてしまった場合
授乳中、乳頭に痛みや傷ができることもあります。
これは赤ちゃんの吸い付き方や授乳の方法が原因の場合が多いと言われています。
特に出産後すぐは慣れない授乳で乳頭に傷がついてしまうことが多いよ。
対処法
授乳姿勢を見直す
赤ちゃんの口がしっかり開いているか、乳頭・乳輪まで含まれているか確認しましょう。
保湿を心がける
授乳中でも使える保湿クリームで乳頭を保護します。
一時的に搾乳を活用する
傷が深い場合は直接授乳を休み、搾乳した母乳を哺乳瓶で与えることで乳頭の回復を待ちます。
乾燥による痛みの場合は、ピュアレーンがおすすめです。
そのまま授乳ができる天然由来素材なので、赤ちゃんにも安心安全です。
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乳頭の傷が辛いときは一時的に搾乳をするのもありだよ!
搾乳するときは、手絞りだと時間もかかるし、疲れるし大変ですよね。
そんな時、電動搾乳機があれば時短になるし乳頭を休められて便利ですよ。
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白斑ができた場合
これは乳腺の出口が詰まり、母乳がうまく排出されない状態で起こります。
授乳中に乳首に痛みを感じたり、詰まりが続くと乳腺炎の原因になることもあります。
対策法
授乳前の温め
温かいタオルや蒸しタオルで乳首を温め、詰まりをほぐします。血流が良くなり、母乳の通りが改善されやすくなります。
正しい授乳姿勢を確認
赤ちゃんの顎が詰まった部分を向くようにすると、乳腺の詰まりを解消しやすくなります。
白斑を優しくケア
清潔な手や綿棒で白斑部分を優しく刺激し、詰まりを取り除くことがあります。ただし、無理に剥がさないよう注意してください。
白斑は、つぶし飲みや浅飲みになっている場合にできることが多いと言われています。
予防するためには、赤ちゃんが深く適切に吸ってもらうことが大切だよ!
疲れがたまっている場合
退院後の母乳トラブルには、ママの心と体の状態が大きく影響すると言われています。
ストレスや緊張で体がこわばると、母乳の分泌がスムーズにいかないことも。
母乳トラブルが起きたときこそ、リラックスすることを意識しましょう。
対処法
深呼吸をする
静かな場所でゆっくり深呼吸を繰り返し、気持ちを落ち着かせる。
お風呂や足湯で体を温める
体を温めることで血流が良くなり、体がリラックスすることで母乳の分泌を促す。
入浴は1ヶ月健診で医師から許可が出たらOK!
家族や周囲のサポートを受ける
疲れをためないよう短時間でも休憩を取り、体と心をリフレッシュする。
時短家電や家事代行サービスを利用するのも◎
温かい飲み物を飲む
ノンカフェインのハーブティーや白湯を飲み、体を内側から温める。
おすすめはミルクスルーブレンドっていうハーブティー。
農薬を使っていないので、ノンカフェインで安心して飲めますよ。
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こんな時はすぐに相談を!
セルフケアを試しても改善しない場合や、次のような症状が出た場合は、迷わず専門家に相談してください。
- 胸に激しい痛みや腫れがある
- 高熱が続く
- 母乳が全く出なくなった
乳房に痛みがあって熱があるときは乳腺炎の可能性があります。
乳腺炎の症状が見られる場合は、早急に医療機関に相談しましょう。
乳腺炎は短時間で悪化することがあるため、迅速な治療が必要だよ!
産後よくあるおっぱいトラブルも記事もあるので、参考にしてみてください。
夜間や休日の場合でも、地域の母乳相談窓口やオンライン相談サービスを利用できることがあります。
また、助産師の訪問サービスを利用するのも一つの手です。
事前に利用できるサービスを調べておくと◎
まとめ
この記事では、退院後、母乳トラブルにどう対応する?病院がやってない時の対処法について紹介してきました。
退院後の母乳トラブルは、初めて育児をするママにとってとても不安なものです。
特に、夜間や休日の病院がやっていない時に母乳トラブルが起こるととても心配になりますよね。
適切なセルフケアを行えれば、改善することも多いよ!
普段から体を冷やさない、授乳姿勢を見直すなどの予防策を心がけながら、無理せず周囲のサポートを活用してください。
また、症状が改善しない場合や不安なときは早めに出産した病院や母乳外来などで相談をしてくださいね。
退院後間もないので、無理せず母乳育児を安心して楽しんでね♪
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