この記事では、子供とスマホの適切な距離感と、スマホを見せて後悔しないためのポイントを紹介します!
- スマホを見せないと子供が泣き止まなくなってしまった
- 子供にスマホで動画を見せてるけど、悪い影響がないか心配
- スマホ育児で後悔しないように上手に活用していきたい
皆さん「スマホ育児」というワードを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
スマホで動画を見せると大人しくなってくれるし、ついスマホを子供に与えてしまうこともあるよね。
とはいえ、「子供にスマホを見せて後悔した」という声も少なくありません。
スマホを見せるリスクも理解した上で、適切な距離感を保ってスマホを見せるよう気をつけることが大切です。
この記事では、子供にスマホを見せて後悔しないためにやるべきことや、赤ちゃんとスマホの適切な距離感について解説するので参考にしてくださいね!
【年齢別】子供とスマホの適切な距離感は?
世界保健機関(WHO)が、子供のスマホの使用に関するガイドラインを発表しています。
このガイドラインを参考に、子供とスマホとの適切な距離感について解説していきます。
0〜1歳
1歳以下の赤ちゃんには、スマホの画面を見せるのは避けるのが望ましいとされています。
この時期は、ママとの触れ合ったり、手足を使った遊びがとっても大切だよ!
1〜2歳
1〜2歳の子供にも、スマホの使用は避けた方が良いでしょう。
もしスマホの画面を見せる場合でも、離れて暮らす祖父母とのビデオ通話や、教育的なコンテンツに限定しましょう。
この時、親も一緒に画面を見て見守ることが大切です!
2〜5歳
2〜5歳になると、子供の意思もしっかりしてきます。
ただし、見せる動画は教育的なコンテンツに限定して、時間は1時間以内に留めるのが理想的です。
この時、親も一緒に見ることを心掛けましょう!見るコンテンツを親子で選ぶのも学びにつながるのでおすすめです◎
6歳以上
6歳以上になると、子供も自分でスマホを操作できるようになってきます。
とはいえ、自由に使われたらたまらないよね…。
時間は1時間程度に留めるのが望ましく、各家庭で使用するときのルールを決めておくのがおすすめです!
子供にスマホを見せることで生じるリスクとは
家事をしている間やお出かけ先など、子供が静かにしていてくれると助かる場面はたくさんありますよね。
そんなときに、動画を見せたり、テレビ電話をしたりできるスマホはとても便利なアイテムです。
ただ、子供がスマホを使うことで、悪影響がたくさんあるのも事実…。
そこで、子供にスマホを見せることで生じるリスクを解説します。
視力が悪くなる
スマホを見ることで、視力低下のリスクが高くなります。
- スマホと目の距離が近い
- スマホを長時間見続ける
といったことが原因で、近視や眼精疲労になるリスクがあるので注意が必要です。
スマホから発せられるブルーライトは、睡眠にも影響を与えるよ。
脳の発達に悪影響を及ぼす
子供の脳は、3歳までに80%、6歳までに90%完成すると言われています。
つまり、この6歳までに受ける刺激がその後の成長に大きく影響を与えます。
子供の脳の発達には、スマホなどの映像ではなく、対人コミュニケーションが大切だよ。
この時期はスマホを使うことで、注意力や集中力の低下、さらに認知機能の発達を妨げる可能性があります。
とはいえ、ママが毎日使っているスマホは子供にとっても興味津々なもの。
スマホを触りたがる場合は、キッズスマホを与えるのもおすすめ◎
音が鳴ったり光ったり…色もカラフルでかわいいものがたくさん!
\おもちゃとして使えるスマホ/
依存や問題行動につながる
体も心も大きな成長を見せる幼児期は、動画ではなく親など他人との対面でのコミュニケーションが成長に大きく影響します。
そんな大切な時期にスマホを長時間使用すると、言葉の遅れや、社会性を学ぶ機会を奪ってしまう可能性があります。
また、スマホの使用が習慣化すると、スマホへの依存が強くなり問題行動につながることもあるので注意が必要です。
感情のコントロールができなくなることも…。
スマホを見せて後悔しないためにやるべきこと6選
子供とスマホの適切な距離感を知った上で、使うときのルールを決めるなど、スマホだけに依存しないよう意識的に管理することが大切です。
子供にスマホを見せるなら、後悔しないためにやってほしいことを6つ紹介するね!
使用するときのルールを決める
スマホを子供に見せる場合は、ルールを決めておきましょう。
- 使用する時間
- 使用する場所
- 試聴してもよいコンテンツ
などは明確に決めておくと◎
コンテンツ選びは慎重に行いましょう。子供と一緒に話し合いながら決めるのも◎
内容としては、教育的なものや子供向けの番組がおすすめです!
また、使用する時間帯にも注意が必要です。
スマホから発せられるブルーライトは睡眠に影響を与えるため、寝る前はスマホを見せないようにしましょう。
ブルーライトを浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されます。
これにより、脳が「まだ寝る時間じゃないんだ」と勘違いし、寝つきが悪くなり睡眠に影響を与えてしまいます。
スクリーンタイムを設定する
ダラダラと動画を見続けないためにも、スクリーンタイムを設定しておきましょう。
例えば、
- 1日○分まで
- 就寝前の1時間は見ない
- ◯◯が終わってから見る
などと、スマホを使用するタイミングや、動画を見れる時間は決めておくのが正解!
視力への配慮を忘れない
「スマホを見せすぎて子供の視力が悪くなってしまった…」
なんてことにならないように、意識したいポイントをお伝えします。
スマホとの距離を保つ
目とスマホの画面が近くなりすぎないよう、注意してください。
スマホとの距離は30cm以上離すことが推奨されているよ!
適度に休憩を挟む
30分以上、連続でスマホを見ないよう注意しましょう。
30分見たら5〜10分の休憩を挟もう!このとき、遠くの景色を見るのも眼精疲労に効果的だよ◎
親子のコミュニケーションを欠かさない
スマホを見せる場合は、その分、親子のコミュニケーションを増やすことを意識してみてください。
絵本の読み聞かせやお散歩、声かけ(会話)、ボディタッチなどの時間は、親子の絆を深めてくれますよ♡
また、スマホを見せるときに意識したい点は以下の通りです。
- 親も子供と一緒にスマホを見る
- 声をかけてママの声を聴かせる
スマホに育児をさせるんじゃなくて、一緒に関わりながらスマホを上手く活用できるといいよね◎
親自身の行動を見つめ直す
子供は親の行動をよく観察しています。
親自身が常にスマホを見ていると、子供も見たくなって当然ですよね。
なので、まずは親が良い例を示してあげることが重要です!
子供と過ごしている時は、子供との対話や遊びに集中するのがベスト◎できるだけスマホを触らないよう意識してみて!
代替活動を提供する
子供の体と心の健康のためには、以下の3点が重要と言われています。
- 体をよく動かすこと
- 座っている時間を減らすこと
- 質の良い睡眠をとること
スマホを見せていると、この3点全部満たせないよね…。
そのため、子供にはスマホ以外の遊びを提供することを心掛けましょう。
どんな遊びでも、子供はそこからさまざまな刺激を受けて成長していきます。
絵本やお絵かき、外遊びなど、スマホがなくても子供は楽しんで遊べるよ♪
まとめ|スマホとの適切な距離感を保とう
この記事では、子供にスマホを見せる適切な距離感とリスク、スマホを見せて後悔しないためのポイントを紹介しました!
スマホは、子供をあやすときにとても便利なアイテムですが、使い過ぎると子供の成長にも悪影響を与えてしまいます。
スマホに助けられることも多い反面、親としてはスマホを使うリスクも気になるよね…。
子供にスマホを見せて後悔しないためには、適切な距離感を守ってスマホと付き合うのが大切です。
子供は、音が鳴ったり光ったりするものが大好き!
本物のスマホでなくても、まずはおもちゃのスマホを与えてみるのもおすすめです。
スマホばかりに頼らず、子供とのコミュニケーションや遊びの時間を大切にして育児を楽しんでほしいな♡
コメント