この記事では、新生児がミルクを飲まない理由について、その原因と対処法をお伝えします!
- 赤ちゃんがミルクを飲んでくれないけどどうしたらいいの?
- 新生児がミルクを飲まないのには理由があるの?
- ミルクを飲まない時の対処法を知りたい
母乳やミルクは、赤ちゃんにとって大切な栄養源です。
そんなミルクを、赤ちゃんが飲んでくれないと「大丈夫かな…?ちゃんと成長してるかな?」
「母乳だけで栄養は足りてるかな?」「脱水や低血糖を起こしたらどうしよう…」
などと心配になってしまいますよね。
新生児がミルクを飲まないのには、さまざまな原因が考えられるよ。
そこで、この記事では新生児がミルクを飲まない原因と、飲まない場合の対処法をお伝えするのでぜひ試してみてくださいね!
新生児がミルクを飲まない時の理由と対処法
母乳とミルクの混合育児をする中で、ミルクを嫌がるのも、赤ちゃんの成長過程で見られる現象の一つです。
とはいえ、赤ちゃんが思うようにミルクを飲んでくれないと不安になりますよね。
赤ちゃんのミルク拒否で悩むママはたくさんいるよ…。
新生児がミルクを飲まないのには、以下のような理由が考えられます。
これらの理由に対する対処法も、併せて紹介していくので参考にしてね!
1. 哺乳瓶との相性が悪い
哺乳瓶にはたくさんの種類があり、どれを使ったらいいか迷ってしまいますよね。
せっかく選んだ哺乳瓶でも、赤ちゃんの中には、特定の哺乳瓶やメーカーを嫌がる場合があります。
「違う哺乳瓶を使ってみたら飲んでくれた!」という声も◎
- 別のメーカーの哺乳瓶に変えてみる
- 形やサイズ違いの哺乳瓶を使ってみる
色々と試してみると、赤ちゃんに合うものが見つかるかも!
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2. 哺乳瓶の乳首が合わない
ミルクを飲まない理由の1つに、哺乳瓶の乳首が赤ちゃんに合っていないことが挙げられます。
合っていない原因としては、以下のようなことが考えられます。
- 乳首の感触やにおいが嫌い
- 乳首が固くて飲みづらい
- 乳首のサイズが合っていない
赤ちゃんは、乳首の感触にとっても敏感に反応するよ。
ゴムの種類 | ゴム特有の におい | 特徴 |
---|---|---|
シリコンゴム | なし | やや固め |
天然ゴム | あり | 柔らかく、乳首に似た感触 |
イソプレン ゴム | なし | 天然ゴムに近い質感 |
また、哺乳瓶の乳首には月齢に応じたサイズがあるのをご存知でしょうか?
乳首の穴の形にも違いがあり、それぞれ以下のような特徴があります。
- 丸穴
新生児向け。弱い力で吸える。 - クロスカット(乳首の穴:Xの形)
吸う力によって飲めるミルクの量が変わる。
強い力で吸うとたくさん出てくる。 - スリーカット(乳首の穴:Yの形)
クロスカットより、一度に出る量が限られているのでむせにくい。
乳首のサイズや穴の形が赤ちゃんに合っていないと、飲みにくさから、ミルクを飲まなくなる原因へとつながってしまいます。
- 乳首を変えてみる
- 赤ちゃんの月齢に適切なサイズの乳首を選ぶ
3. ミルクの味が嫌い
生後1~3ヶ月頃になると、赤ちゃんは味が分かるようになってきます。
そもそもミルクの味を嫌がったり、今まで飲んでいたミルクでも突然飲まなくなったりします。
赤ちゃんにも味の好みが出てくるよ。
- 粉ミルクのメーカーを変えてみる
- ミルクを溶かす水を変えてみる
- 搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませる
ミルクを変えてみると飲んでくれた〜って声も聞くよ◎
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4. ミルクの温度が適温ではない
ミルクの温度が熱すぎたり冷たすぎたりすると、飲まない場合があります。
人肌くらいの温度が◎
特に、夏は暑いので、母乳やミルクを飲みたがらない赤ちゃんも多いです。
逆に冬になると、乳首が冷たかったり、ミルクがぬるすぎたりして飲まなくなることも…。
- ミルクは適温(人肌程度、約36℃)で与える
- 冷めないように保温しながら与える
5. お腹が空いていない
そもそもお腹が空いていないと、赤ちゃんはミルクを飲んではくれません。
赤ちゃんが泣いていると、「お腹が空いたんだ!ミルクあげないと!」と考えがちですが、別の理由があるかもしれません。
- お腹が空いている
- おむつが汚れている
- 眠い
- 体調が悪い など
月齢に応じたミルクの適切な量や間隔も知っておこう!詳しくは以下の記事を参考にしてね!
- 赤ちゃんが泣いている他の要因を確認する
- 授乳量や間隔が月齢に合っているかを確認する
6. ミルクをあげる人へのこだわりがある
ママがミルクをあげると飲むのに、他の人があげると飲まなくなってしまう場合があります。
特にこれは、普段母乳を飲んでいる赤ちゃんに多い傾向にあるよ。
赤ちゃんはいつもママにおっぱいをもらっているので、「ママ=おっぱい(ミルク)」と認識していることがあります。
さらに、ミルクは完全拒否で、おっぱいにこだわってしまう赤ちゃんも…。
- ミルクはママ以外があげるよう習慣づける
- 普段(飲まないとき)とは違う人があげてみる
新生児のミルク不足のサイン
赤ちゃんがミルクを飲まないと、「ちゃんと栄養は足りているかな…?」と心配になりますよね。
ミルクの量が不足している時に見られるサインは以下の通りです。
- 体重の増えが悪い
- おしっこの回数が6回/日未満
- 授乳後、すぐにミルクを欲しがる
- 元気がない
- 便秘気味
これらのサインが見られた場合は、ミルク不足の可能性があるため注意が必要です。
気になる症状があれば、早めに医療機関を受診してね!
また、赤ちゃんによって授乳量は異なるもの。
飲みムラや、1回に飲む量が少ない場合でも、トータルして1日に必要な量を飲めていれば問題ありません。
思うようにミルクを飲んでもらえなくても、赤ちゃんが元気で体重の増えも問題ない場合は過度に心配する必要はないですよ。
ミルクを飲ませることを無理強いせず様子見でOK!赤ちゃんのペースに合わせてあげて◎
ただ、1日を通してミルクを飲まない場合には、体調不良なども考えられます。
泣き方、便の状態、体温など赤ちゃんの様子でいつもと違う点がないかを観察しましょう。
逆にミルク飲みすぎのサインはこちらから
ミルクを飲んでもらえるように色んな方法を試してみよう!
この記事では、新生児がミルクを飲まない理由について、その原因と対処法をお伝えしました!
赤ちゃんがミルクを飲まない場合、まずは確認してほしいことは以下の通りです。
- 赤ちゃんの機嫌はいいか
- おしっこやうんちは普段通り出ているか
- 体調不良はないか
「体調に問題なく、元気なのに飲んでくれない…」という場合には、以下のような理由が挙げられます。
ミルクを飲まない原因は何かを予測して、それに対して適切な対処を行うことが大切だよ。
他にも、ミルク不足のサインには注意して、気になる症状があれば医療機関への受診を検討しましょう。
ミルクを飲まなくても、赤ちゃんの機嫌がよく体重も増えているなら、母乳だけでしばらく様子をみても大丈夫だよ◎
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