赤ちゃんがお昼寝しなくて、「昼間の機嫌が悪い」「寝かしつけに時間がかかる」と困っていませんか?
赤ちゃんがお昼寝をしないと、ママやパパにとっても休む時間がなくなり疲れがたまってしまいますよね。
- なかなかお昼寝しなくて困っている
- 赤ちゃんがお昼寝しない時の対策を知りたい
- お昼寝しなくても大丈夫?
そこで、今回は月齢別に赤ちゃんがお昼寝しないときの対策を紹介していきます。
赤ちゃんがお昼寝しないときの対策を知って、より良い睡眠環境を整えましょう。
【月齢別】赤ちゃんのお昼寝の特徴
赤ちゃんのお昼寝の特徴ってどういうものがあるか知っていますか?
「なんでお昼寝しないの?」「寝たと思ったらまたすぐ起きてしまった」など一度は経験していると思います。
まずは、月齢別の赤ちゃんのお昼寝の特徴を解説していきます。
生後0~3ヶ月
この時期の赤ちゃんは、昼夜の区別がつかず、24時間のうちに何回も短いお昼寝を繰り返します。
特に新生児の睡眠サイクルは約40~50分と短く、深い眠りの時間も少ないため、ちょっとした刺激で簡単に目を覚ましてしまうことが特徴です。
よく聞く背中スイッチはこれが原因!
また、生後1ヶ月半を過ぎると、睡眠を助けるホルモン(メラトニン)が夜にかけて分泌され始めます。
睡眠や覚醒のリズムを調節するホルモンのこと
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分でメラトニンを作り出せません。
母乳を通してママからメラトニンを受け取っていますが、その量は十分ではないと言われています。
一般的に生後3ヶ月頃から徐々にメラトニンが体内でつくられるようになるよ!
生後4~6ヶ月
この時期の赤ちゃんは、日中起きていられる時間が増えお昼寝の回数が朝・昼・夕の3回に整ってくる頃。
夜よりもお昼寝のほうが、赤ちゃんにとっては難易度が高い!
やっと寝たのに、30分で起きちゃったなんてこともよくあることだよ。
生後7~12ヶ月
生後7ヶ月頃から、お昼寝が午前と午後の2回に落ち着いてくる赤ちゃんも出てきます。
夕方の寝つきが悪くなる子もいるため、無理に夕寝をさせるよりは普段より少し早めに寝かせてみてもいいかもしれません。
個人差があるので、あくまでも目安にしてね!
お昼寝しない赤ちゃんへの対策
ここからは、お昼寝しない赤ちゃんへの対策を紹介します。
寝室の環境を整える
寝室の環境と言ってもさまざまありますが、今回は音・明るさ・温度湿度の3つについて説明していきます。
①音
大きな音は刺激になるため、赤ちゃんがお昼寝する時は静かな環境を整えてあげるといいでしょう。
とは言っても、赤ちゃんのお昼寝の時間帯には、家の中の生活音や外からの騒音があるため、完全に静かな環境を作るのは難しいこともあると思います。
多少の生活音があっても大丈夫!あまり神経質になりすぎないでね!
②明るさ
お昼寝の時の部屋の明るさは、真っ暗にするよりも薄暗いくらいが理想です。
部屋の照明は消して、自然光が少し差し込むくらいの明るさに調整してみましょう。
携帯の灯りやエアコンの光が気になって、なかなかお昼寝しないなんてことも。
③温度・湿度
赤ちゃんは体温調節が未熟なため、部屋の温度や湿度を調整してあげる必要があります。
目安としては、ママやパパが少し寒いなと感じるくらいが理想です。
- 夏:25〜27度、冬:20度前後
- 湿度40~60%
エアコンを使ったり、必要に応じて除湿器や加湿器を活用して調整してみてください。
室温が高くなりすぎないように気をつけましょう。
エアコンや扇風機の風が、直接赤ちゃんに当たらないように注意してね!
とは言っても、どんな服装でお昼寝したらいいか迷ってしまいますよね。
お昼寝や夜寝る時のおすすめグッズもこの後紹介するよ!
寝るときの服装
夏は暑くて、冬は寒くて、寝る時に何を着せたらいいか困っていませんか?
布団は窒息のリスクがあるけど、かけないと風邪をひくかもしれないと心配になりますよね。
そんな時は環境温に合わせて、スリーパーがおすすめ!
スリーパーなら動きやすくて、素材もたくさんあるから夏でも冬でも大活躍!
赤ちゃんを寝冷えから守り、お布団を蹴ってしまう赤ちゃんにもぴったりです。
楽天ルームにおすすめのスリーパーを載せておくので、ぜひチェックしてみてくださいね!
お昼寝のルーチンを確立する
赤ちゃんにとって、十分なお昼寝は心身の健やかな成長に欠かせないものです。
なかなかお昼寝しなくて困っている時に、お昼寝のルーチンを確立するとスムーズに寝てくれることがあります。
月齢別に分けて解説していくね!
生後0~3ヶ月
この時期の赤ちゃんは、ルーチンを覚えるのが難しいです。
授乳やおむつ交換のタイミングでお昼寝を促すことをおすすめします。
授乳後やおむつ交換後に静かな時間を作ることで、赤ちゃんがお昼寝しやすくなりますよ。
生後4~6ヶ月
この時期には、午前と午後に1回ずつのお昼寝が一般的になってきます。
毎日同じ時間にお昼寝を促すことで、なかなかお昼寝しない赤ちゃんでもリズムを作りやすくなります。
生後7~12ヶ月
さらに月齢が進むと、お昼寝の回数がさらに減って、1日に1回のお昼寝が主流になってきます。
お昼寝が短いと夜泣きしやすいって知ってましたか?
お昼寝をしないと、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、夜の睡眠に影響したりすることも。
お昼寝が短いと脳の興奮がリセットされないことがあるので、注意してくださいね。
赤ちゃんの眠いサインを見逃さない
赤ちゃんが眠いときに見せるサインを知っておくと、スムーズにお昼寝に導ける可能性があります。
赤ちゃんの眠いサインは個人差がありますが、機嫌が悪くなってぐずる前に、お昼寝の時間を作ることが大切です。
- 目をこする
- 顔をこすりつけてくる
- 耳を触る
- あくびをしている
- 泣いてぐずる
- 手足がポカポカしている
日中しっかりと遊ぶ
なかなかお昼寝しなくて困っているママも多いかと思います。
この原因は、赤ちゃんの日中の活動量が少ないからかもしれません。
赤ちゃんは日中しっかりと体を動かす遊びを取り入れることで、疲れや眠気が強くなりお昼寝しやすい状態になります。
おすすめはベビーマッサージ。
ベビーマッサージや軽い遊びを取り入れて、赤ちゃんの体を動かしていこう!
赤ちゃんがお昼寝しなくても大丈夫?
特に初めての子育てだと、赤ちゃんがどのくらいお昼寝したらいいのか悩みますよね。
そこで、ここからは月齢別の赤ちゃんのお昼寝の目安を紹介していきますね!
あくまでも目安なので、参考程度にみてね!
新生児〜1か月
活動時間 | 40分程度 |
お昼寝の1回の長さ | 15分〜4時間 |
昼寝の回数 | 何回でも |
授乳やおむつ替えをしたらすぐに次のお昼寝と忙しい時期!
ママも一緒にちょこちょこ寝るといいよ!
1~2ヶ月
活動時間 | 40分〜1時間 |
お昼寝の1回の長さ | 30分〜2時間 |
昼寝の回数 | 何回も |
間隔が少し伸びるけど、まだまだ短いよ!
グズり始める前に、なるべく早くから寝かしつけをするのがオススメ!
2〜3ヶ月
活動時間 | 1〜1時間20分 |
お昼寝の1回の長さ | 30分〜2時間 |
昼寝の回数 | 何回でも |
早い子だと3ヶ月ごろに昼夜の区別がついて、リズムができてくる赤ちゃんもいます。
薄暗い寝室でお昼寝させてあげると長く寝やすくなるよ。
4~6ヶ月
活動時間 | 1時間20分~2時間 |
お昼寝の1回の長さ | 30分〜2時間 |
昼寝の回数 | 3〜4回 |
日中起きてられる時間が少しづつ増えて、離乳食も始まる時期です。
赤ちゃんの様子を見ながら、生活リズムを整え始めていきましょう。
ネントレは睡眠リズムが整ってくる6ヶ月頃からオススメ!
7〜9か月
活動時間 | 2時間〜2時間30分 |
お昼寝の1回の長さ | 1〜3時間 |
昼寝の回数 | 2〜3回 |
この頃は離乳食も安定して食べられるようになることが多く、生活リズムができてくる時期。
眠気よりも興味が勝ることが増え、さらにお昼寝しないで遊びたいとなることが増えてきます。
なかなかお昼寝しない時は、お昼寝ルーチンを作ってあげると◎
10か月〜1歳ころ
活動時間 | 2時間30分〜3時間30分 |
お昼寝の1回の長さ | 1〜2時間 |
昼寝の回数 | 1〜2回 |
赤ちゃんの睡眠は、単に脳や体を休めるだけでなく、脳の発達に欠かせない重要なことです。
最も大切なのは、赤ちゃんが質の良い睡眠をとれるように、環境や生活リズムを整えてあげることです。
「お昼寝が目安より少ない」と落ち込まなくても大丈夫だよ!
まとめ
今回は、月齢別に赤ちゃんがお昼寝しないときの対策を紹介しました。
なかなかお昼寝しなくて悩むこともあるかと思いますが、赤ちゃんがご機嫌に過ごしていれば全く問題ないので安心してくださいね♪
最後に、お昼寝しない赤ちゃんへの対策についておさらいしておきましょう!
お昼寝には個人差も大きいので、赤ちゃんのペースを見ながら対策していこう!
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