この記事では、離乳食から2回食へのステップアップのやり方を、目安やスケジュールと一緒に紹介します。
- 離乳食から2回食にステップアップする目安がわからない
- どれぐらいの量をあげたらいいの?
- 離乳食を2回あげるスケジュール例ってある?
離乳食に慣れてきたら食事の回数を増やしたいけど、2回食を始めるタイミングって悩みますよね。
2回食を始めても、1回の食事量やあげる時間など、いろいろ考えてしまうはず。
そこで2回食へのステップアップのやり方を、目安とスケジュールと一緒に紹介します!
個人差はありますが、赤ちゃんのこれからの食事のことを一緒にみていきましょう♪
この記事で紹介しているのはあくまで目安になるので、大体こんな感じと思ってください◎
離乳食から2回食へのステップアップ
赤ちゃんが上手に飲み込めるようになったら、次は舌と上あごで食べ物を「つぶす」練習が必要です。
この時期には、肉や乳製品など、食べられる食材や量も増えてきます。
食べる楽しさを伝えるために、さまざまな味を試させてあげてください。
2回食へのステップアップのやり方について紹介します。
2回食へのステップアップ①モグモグ期
厚生労働省発表の授乳・離乳の支援ガイドによると、1日2回の食事は離乳中期の7〜8ヶ月ごろとされています。
モグモグ期という、舌で潰せる固さのものを食べる時期に入ります。
舌を上下に動かしてモグモグする練習を始めるためには、赤ちゃんにまず食べてもらうことが大切!
1日2回食べることで、食事をすることに慣れてもらいましょう◎
味や舌触りの違いを楽しみだす時期なので、少しずつ料理の味や食感を覚えてもらうチャンス!
2回食へのステップアップ②食材の固さと大きさ
最初は離乳食のペーストの水分を減らしたり、ペーストに粒を残すようにして、少しずつ固形に慣れさせてあげてください。
食材の固さと大きさ例:おかゆ
- 離乳中期前半:7倍粥
- 離乳中期後半:5倍粥〜全粥
野菜など、カットできるものなら大きさは2mm角くらいからはじめ、4mm角程度までにしましょう。
指で簡単に潰せる固さがいいよ◎
なお、食べられそうなら、離乳食開始1ヶ月ごろからでも大丈夫です♪
この記事を読んでいるママの中には、「うちの子、遅れているのかな?」と思っている人もいるかもしれません。
離乳食の進み具合は個人差が大きいので、早い・遅いと気にしなくて大丈夫ですよ!
2回食へのステップアップ③おすすめの食材
5、6カ月頃までの食材に加え、新しいものも取り入れましょう。
母乳で育てている場合、鉄やビタミンDが不足しやすいので、魚、肉、卵などを意識して与えてください。
炭水化物
マカロニやスパゲッティ、コーンフレークやオートミールなど。
ビタミン、ミネラル類
オクラ、アスパラガス、いんげん、さやえんどう、ズッキーニ、カリフラワー、ぶどう、みかん、柿、メロン、ブルーベリー、キウイフルーツ、プルーン、のり、乾燥わかめなど
たんぱく質
鮭、たらなど少し脂身がある白身魚や、しらす、ツナ缶、鶏肉、全卵などもOK。
牛乳は、離乳食の材料としては生後7~8ヶ月頃から使えますが、飲み物として与えるのは1歳を過ぎてからが適しています。
初めて食べさせるものはアレルギーを引き起こす可能性があるから、午前中のかかりつけ医が空いてる時間にあげよう!
2回食へのステップアップ④食べさせ方のポイント
赤ちゃんが一人で座れるようになったら、ベビーチェアを使いましょう。
スプーンの先に食べ物を乗せて、赤ちゃんの下唇にあてます。
上唇で食べ物を口の中に入れるのを待ち、食べ物を取り込んだらスプーンを水平にそっと引き抜きます。
スプーンを奥まで入れると、赤ちゃんが食べ物をうまく取り込めなくなり、むせることがあります。
危険なので、スプーンは舌の中央より奥に入れないようにしましょう。
赤ちゃんのペースに合わせて食べさせます。
赤ちゃんが食べ物を取り込んだら、モグモグするのを数回繰り返します。
飲み込んで口の中が空いてから、次の一口を与えましょう
離乳食の時期から、なるべく家族みんなで一緒に楽しく食事をしましょう。
なかなか食べてくれなくてがっかりしてしまう時もあるかもしれません。
そんな時は一旦お休みするのも一つ!
「食事は楽しいもの」と思ってもらえるように、赤ちゃんのペースを尊重して進めてあげてくださいね。
2回食へのステップアップ⑤質問3選
2回食へのステップアップについて質問をいただいたので、特にママが気になる質問3つについて回答します!
- 2回目の食事はどれぐらいあげますか?
-
1回目と同じぐらいの量をあげてください。
- 授乳やミルクは減らしますか?
-
あえて減らす必要はありませんよ!
- どんなものをあげたらいいですか?
-
特に鉄分を意識して摂ってください。
生後6ヶ月すぎると鉄分が不足し始めます。
しかし、6ヶ月を過ぎるとその鉄が減り始め、補充が必要になります。
この時期は成長が早くなるため、さらに鉄が必要になります。
鉄分はレバーやマグロ、カツオに含まれます ツナ缶は手軽でおすすめ◎
ここまで2回食へのステップアップについて紹介しましたが、なかなか食べられないときもあります。
離乳食は食べる練習だから、機会が多い方が慣れやすいよ◎
食べられないと食事のステップアップをしても大丈夫か心配になるかもしれません。
でも食べる機会を増やすためにも、2回食にステップアップしましょう♪
離乳食から2回食への目安とスケジュール
2回食へステップアップするやり方について紹介しました。
2回食へステップアップするための、何か目安ってあるのかな?
こんな疑問を持ったママがいると思いますので、スケジュールと一緒に紹介しますね!
2回食への目安①行動
次の3つの行動をチェックできたら、2回食へステップアップできるサインです。
- スプーンで食べることに慣れてきた
- ペースト状のものを口を閉じて『ゴックン』と飲み込めるようになった
- お粥以外に取り入れている食材が増えた
お口の動かし方も、2回食に進めるサインになるから要チェック!
さらに次の5つもあてはまれば、2回食を始めていきましょう。
- 上手に飲み込める
- 安定したお座りができる
- 生活リズムがついてる
- 1食でごはんと野菜が食べられる
- 離乳食をスタートして1ヶ月ごろ
2回食へ進むために月齢も気になるかもしれませんが、赤ちゃんの様子をみながら進めてくださいね。
2回食への目安②1回の食事量
1回の食事量については、次の表のとおりです。
食品 | 目安量(g) | |
---|---|---|
穀類 | 7倍がゆ | 50~80g |
野菜・果物 | 野菜・果物 | 20~30g |
タンパク質類 | 魚 または肉 または豆腐 または卵 または乳製品 | 10~15g 10~15g 30~40g 卵黄1~全卵1/3個 50~70g |
離乳食で摂る栄養は1/3ほどなので、食べなくても焦らずいきましょう。
初めての食材については、アレルギーを引き起こす可能性もあるのでひとさじから始めましょう!
新しい食材が増えていく時期、アレルギーに注意するためにも、初めての食材は少しずつあげてくださいね。
サキココアイコン:新しい食材は午前中のかかりつけ医が空いている時間に試そう!
2回食のスケジュール
食事の回数が増えるけど、どんなタイミングで2回目をあげたらいいのか、悩むママもいるでしょう。
そこで2回食のタイムスケジュールの一例を紹介します。
- 6:00
- 授乳(またはミルク)
- 10:00
- 離乳食+授乳(またはミルク)
- 14:00
- 授乳(またはミルク)
- 18:00
- 離乳食+授乳(またはミルク)
- 22:00
- 授乳(またはミルク)
※ミルクのみの場合は200ml前後、離乳食後なら100ml前後が目安です。
お風呂や寝かしつけの時間によっては、14:00に離乳食の方がスケジュールを組みやすいこともあります。
時間も量もあくまで目安なので、時間がズレてしまっても、お出かけでスキップしても大丈夫です。
ママが続けやすい時間で◎
2回食からもおすすめエジソンフーディングスプーン
衛生的に使えるものがいい、赤ちゃんが食べやすいスプーンを使いたい など
食べる回数が増えるし、赤ちゃんの口に合ってママが使いやすいスプーンがいいですよね。
そこでおすすめなのが、エジソンフーディングスプーンです。
強化磁器食器を30年以上取り扱う「まるくぱーじゅ」が、子ども用カラトリーで有名な「エジソンママ」とコラボした商品◎
見た目で特徴的なのがオールステンレス、さらに食器洗浄機で洗えるところが使いやすいポイント。
スプーンの繋ぎ目がないのも衛生的だよね♪
カーブがあるからママも持ちやすくて、口先の幅に合わせて深さが選べるのも人気の理由です。
2回食で使う回数がこれから増えるので、ママにも赤ちゃんにもいいスプーンを選ぶといいですよ♪
\平らな口先で赤ちゃんに優しい/
離乳食から2回食へのステップアップ|まとめ
離乳食から2回食へのステップアップについて、質問を含めると次の通りです。
離乳食から2回食への目安とスケジュールについてはこちら。
モグモグ期の7〜8ヶ月ごろといえば、赤ちゃんが活発になってきてお出かけなども増えてくる時期です。
2回食になると、お昼寝やお出かけのタイミングで悩んでしまうことがあるかもしれません。
なるべく同じ時間帯に食べさせてあげられると生活リズムが整いやすいけど、大切なのは無理なく楽しく離乳食タイムを過ごせること!
ママが笑顔でいられることを忘れずに!
準備が大変になると感じるかもしれませんが、食材は少しずつ増やせば大丈夫!
ベビーフードやストックも上手に活用して、頑張りすぎずに離乳食期を笑顔で乗り切りましょう♪
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