この記事では、生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴と、お世話や遊び方について紹介します。
- 生後4ヶ月にもなると赤ちゃんの特徴ってどうなるの?
- よく動くようになったので少し心配
- お世話や遊び方で気をつけることって?
生後4ヶ月にもなると、筋肉がついてきて体がしっかりしてきます。
少し落ち着いてきたと思うかもしれませんが、まだまだ赤ちゃんは成長中。
生後3ヶ月の赤ちゃんと特徴が近いこともありますが、この記事では生後4ヶ月でも見られる特徴について紹介します。
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生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴

生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴について紹介します。
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴①身長・体重の目安
生後4ヶ月の赤ちゃんは、だいたい次の表のような身長と体重です。
性別/身長・体重 | 身長 | 体重 |
---|---|---|
男の子 | 59.9〜68.5cm | 5.67〜8.72kg |
女の子 | 58.2〜66.8cm | 5.35〜8.18kg |
体重増加がゆるやかになってきますが、これから少しずつ大きくなっていきますよ。
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴②よだれが増える
赤ちゃんの消化機能や唾液腺が発達し、よだれの量が増えてきます。また、赤ちゃんは飲み込む力がまだ未熟なため、うまく飲み込めずあふれてしまうことも。

よだれが増えるのは、離乳食を食べる準備を始めているとも言われているよ◎
生後4ヶ月の時点で離乳食の必要はまだないですが、生後5〜6ヶ月頃には離乳食開始時期とも言われています。
食事に興味を持てるように、おいしく楽しく食事をするのを大人が見せるようにしていきましょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴③首すわりが完成する
ほとんどの赤ちゃんは生後4ヶ月で首すわりが完成するので、たて抱きしても首がぐらつかなくなります。
赤ちゃんも自分の頭を自由に動かせるようになるので、興味や好奇心が刺激され、知覚の発達が促されます。



好奇心が高まっている時期だから、赤ちゃんはいろいろなものが見えて楽しい♪
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴④遊び飲みが増える
生後3ヶ月から始まる赤ちゃんもいますが、生後4ヶ月ぐらいからも遊び飲みをする赤ちゃんが増えます。
赤ちゃんとしては、遊び飲みをしながらママとの関わりを楽しんでいるのかもしれません。
しかし集中して飲んでくれないと、ママとしては困ってしまいますよね。
遊び飲みの対策はありますので、のちほど紹介します。
また、こちらの記事で遊び飲みについて解説をしていますので、ぜひ読んでください。


生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴⑤喃語(なんご)が増える
「ばー」「ぶー」などの喃語(なんご)と呼ばれる言葉を発することが増えます。
たくさんおしゃべりしてくれるようになるのが嬉しいですよね。
ママやパパ、周りの人も巻き込んで、たくさん赤ちゃんにおしゃべりしてあげてください。
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴⑥起きている時間が長くなる
起きている時間が少しずつ長くなってきます。
- 昼寝の感覚:1時間20分〜2時間
- 1回の長さ:30分〜2時間
- 昼寝の回数:3〜4回
夜よりも、お昼寝の方が赤ちゃんにとって実は難易度が高いです。



30分で起きちゃうのもよくあることなんです!
昼と夜の区別がついてくるので、生活リズムを整えていく時期でもありますね。
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴⑦見えてる世界が広がる
生後4ヶ月の赤ちゃんの視力はおおよそ0.05〜0.1程度と言われています。



生まれた時に比べると赤ちゃんの見えてる世界が広がりましたね。
約20〜30センチの物に焦点を合わせる力が向上していので、赤ちゃんが抱っこされているときにママやパパの顔がだんだんと見えてきています。



ママやパパ、よく見る人の顔を認識し、その表情や動きに反応すると言われているよ。
たくさん微笑みかけたり声掛けしてあげてね。
生後4ヶ月赤ちゃんのお世話 注意点と遊び方


生後4ヶ月の赤ちゃんは、心も体も成長を続けている最中だから何が起こるかわからない!
お世話するときの注意点と遊び方を紹介するので、ぜひチェックしてください。
生後4ヶ月赤ちゃんのお世話注意点①遊び飲みをさせない
遊び飲みで授乳やミルクがなかなかできなくて困ることが。
そこで遊び飲み対策を4つ紹介します。
1.眠るための環境をつくる
赤ちゃんの興味、関心がいくものを赤ちゃんの視界に入れない。
- テレビやスマホを消す
- 窓や扉を閉めて静かな環境にする
- スマホを見ながら授乳しない
- 赤ちゃんの視界が壁になる向きで授乳する など
環境や場所を変えたりと大変ですが、遊び飲みはずっと続くものではないですよ。
2.授乳を切り上げる
一旦授乳を切り上げて、様子を見ましょう。



赤ちゃんが遊び飲みをするときは、あまりお腹が空いていないこともあるよ◎
改めて授乳をすると、気持ちの切り替えもできますし、赤ちゃんがどれだけ飲んでくれるかでお腹いっぱいかどうかわかりますね。
3.搾乳が必要な場合がある
遊び飲みを始めるのは、次のようにおっぱいが原因の場合があります。
- 母乳の勢いがよすぎてびっくりしてる
- おっぱいが張って飲みにくい
授乳をする前にもしも心当たりがあれば、搾乳して調整してみてください。
4.哺乳瓶は乳首のサイズに注意する
哺乳瓶は、乳首のサイズが合っていないと、ミルクの勢いがよすぎてしまうことがあります。



いきなりミルクが勢いよく出たら、赤ちゃんびっくりしちゃうよね!
もしサイズが合っていない可能性があれば、乳首のサイズを変えてあげてください。
生後4ヶ月赤ちゃんのお世話注意点②寝言泣きに反応しない
寝言泣きとは、赤ちゃんが「寝ているのに泣く」ことで、生後4ヶ月ぐらいから始まります。
赤ちゃんが泣き出していても、すぐ抱っこしたり声かけしたりせず、「数分〜5分くらい」様子を見てください。
- 数分後、泣き止んで寝た→「寝言泣き」
- 時間が経っても泣き止まない→不快な欲求で「泣いている」
寝言泣きに反応してしまうと、ママがいないと眠れない、という習慣が身についてしまいます。



寝るときにあやしてもらうのが当たり前になると、癖になって自分で眠れなくなる!
しかも寝言泣きかどうか見分けるのはとても難しいかもしれませんが、間違った対応をすると、逆に赤ちゃんを起こしてしまうことがあるので気をつけましょう。
寝言泣きが起こりやすいのは、生後3ヶ月以上の場合、深い眠りの時間が長い寝ついてから3時間以内、この時間は要注意です!
生後4ヶ月赤ちゃんのお世話注意点③安全対策をしっかり!
手足を動かしたり、早い子だと寝返りを始めたり、赤ちゃんが自分で動けるようになるのは嬉しいことですよね。
しかし自分で動けるようになるのは、赤ちゃんにとって危険が増えることにもなります。



特に怖いのが誤飲や転落の事故!
赤ちゃんは好奇心でいっぱいだから、なんでも口に持っていったり動いてみたりして、何が危険なのかがわかっていません。
赤ちゃんの周りの環境に特に注意しましょう!
生後4ヶ月赤ちゃんの遊び方
手に取ったものをなんでも口に持っていって舐めだすのもこの時期です。
握りやすくて、舐めたりくわえたりしても大丈夫なおもちゃで遊びましょう。



おもちゃをつまめるぐらい、細かい動きができるようになるよ◎
また、体の筋肉や背骨がしっかりしてくるので、うつ伏せの状態から少しの間なら頭を上げられるようになります。
うつ伏せになって頭や胸を持ち上げると、寝返りやお座りのための筋肉を鍛える効果があるので、遊びとして運動させてみましょう。
うつ伏せからの持ち上げる練習をさせるときは、赤ちゃんを1人にせず、必ずそばで見守ってあげてください!
生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴|まとめ


生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴をまとめると、次のようになります。
赤ちゃんが自分でできることが増えてきたから、見守るママとしてはちょっと緊張する場面が増えそうですよね。
でも生後4ヶ月にもなった分、心も体も成長しているからこそ現れている特徴なので、楽しく見守っていけたらいいと思います。
赤ちゃんの成長は本当に早いので、見守ることが増えてきているのは大変ですが、赤ちゃんの成長をじっくり見守りましょう♪
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