生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴は?平均身長や体重、睡眠リズムまとめ!

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴は?平均身長や体重、睡眠リズムまとめ!

この記事では、生後7ヶ月の赤ちゃんの平均身長や体重を含む特徴と、睡眠リズムについて紹介します。

サキココからこんなお悩みを持つママに伝えたい
  • 生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴が気になる
  • 平均身長や体重の数値があまり増えないけど大丈夫?
  • 特徴や睡眠リズムなどを知っておきたい

生後6ヶ月の成長が目まぐるしかっただけに、生後7ヶ月目に入ると少し落ち着いてきたように感じるかもしれません。

助産師サキココ

逆に落ち着き過ぎて心配になっているママもいるかもしれませんが、ゆっくりちゃんと成長していますよ!

平均身長や体重をはじめ、生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴を、睡眠リズムと一緒に見ていきましょう。

▶︎ 生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠リズムについて先に知りたいママはこちら

目次

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴5つ

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴について紹介します。

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴①身長・体重の目安

生後7ヶ月の赤ちゃんは、だいたい次の表のような身長と体重です。

スクロールできます
性別/身長・体重身長 体重
男の子65.0〜73.6cm6.73〜9.87kg
女の子63.1〜71.9cm6.32〜9.37kg

生後6ヶ月ごろから成長が緩やかになっているため、生後7ヶ月の赤ちゃんの身長と体重に大きな変化はありません

上の表で紹介しました数値が平均身長と体重でもありますので、前月とあまり変わっていなくても大丈夫です。

助産師サキココ

たくさん体を動かせるようになったり、離乳食が増えて授乳の回数が減ったりして体重が増えないことも考えられるよ!

赤ちゃんによって体格差は出ますが、成長ペースはゆっくりなのが通常なので安心してくださいね。

生後6ヶ月の赤ちゃんの身長と体重の目安はこちらの記事で紹介していますので、よろしければ参考に見比べてみてください。

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴②授乳が減る

個人差はありますが、離乳食が進むと、1回の授乳量と回数が少なくなります。

授乳頻度の目安は1日4~6回ぐらい、母乳のみの場合は6~8回になる場合があります。

離乳食後のミルクについては、次の目安量を参考にしてください。

ミルクの目安量
  • ミルク量の目安→200mlを1日3回
  • 離乳食の回数→2回
  • 栄養の割合→離乳食:ミルク=3:7

離乳食のあとにミルクを飲ませるようにすると離乳食をしっかり食べてくれることが多いです。

助産師サキココ

母乳は赤ちゃんの好きな時に好きなだけ飲ませても大丈夫だよ◎

ここまで授乳について紹介しましたが、離乳食はどうなるのかそろそろ気になってきたママもいるかもしれません。

離乳食については、次で紹介しますね。

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴③離乳食が進む

離乳食が1回食から2回食に進みます。

ただし2回食に進むには次のOKサインをクリアしてからになります。

2回食OKサイン
  • スプーンで食べることに慣れてきた
  • ペースト状のものを口を閉じて『ゴックン』と飲み込めるようになった
  • おかゆ以外に取り入れている食材が増えた

サキココアイコン;お口の動かし方でも、2回食に進めるサインになるので要チェック!

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴④お座りができるようになる

支えがなくても1人でお座りができるようになります。

腰がしっかりしてくるので、自分の両手で体を支えず、少しだけなら背筋を伸ばして座れるように!

ただし座っている時の姿勢は不安定です。

前屈みになる子も多く、バランスが取れずに倒れてしまう可能性が。

助産師サキココ

お座りが安定してできるようになるでは、マットを敷くなどで、怪我防止に気をつけましょう!

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴⑤人見知りが強くなる

人見知りは生後5ヶ月ごろから始まってはいますが、生後7ヶ月ではさらに強くなります。

赤ちゃんの知恵が発達するので、ママと他の人の区別がしっかりとつくようになるからです。

特に全く知らない人だと、表情が硬くなったりじっと見つめたりするように。

また、分離不安と言ってさらにママへの執着が強くなるから、反応がより激しくなります。

助産師サキココ

パパが抱っこしようとしても泣き出しちゃうことも!

反応が激しくなって戸惑うこともあるかもしれませんが、人見知りも赤ちゃんの成長の1つ。

無理に慣れさせようとせず、赤ちゃんのペースに合わせながら、優しく声をかけてあげてください。

生後5ヶ月の赤ちゃんの人見知りについてはこちらの記事で紹介していますので、併せて読んでみてください。

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴⑥鉄不足

赤ちゃんは生まれてくる時に、ママから鉄をもらって生まれてきますが、この蓄えていた鉄は生後 6 か月頃から減少し始め、生後 9 か月頃には多くの鉄が必要になってきます。

鉄欠乏による体重増加不良や身長の伸びに影響をきたすだけでなく、脳の発達・機能にも影響すると言われています。

助産師サキココ

母乳育児の場合は、母乳の鉄含有量が少ないため、6カ月頃から鉄欠乏を生じやすいと言われているよ

鉄を多く含む離乳食を与えることが推奨されているけど、毎回鉄分を意識した食材を取り入れるのも大変ですよね。そんな時は…

楽天市場より引用
楽天市場より引用

手軽に鉄分不足を補えるパウダータイプがおすすめ!

生後7ヶ月から使えるからぜひチェックしてみてね。

助産師サキココ

2回食にする事で鉄分を含む食材を食べる機会を増やしていこう!

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴⑦手先が器用になる

生後7ヶ月になると、赤ちゃんの筋肉も発達し手や腕の動きが力強くかつコントロールしやすくなります

物をつかんだり、操作したりする能力が向上し指先もますます器用になる時期とも言われています。

また、お座りができるようになったことで、赤ちゃんの視界も広がり、周囲の世界に対する興味が増してきます。

ティッシュの箱などを置くと、1枚ずつ全部引っ張り出すなんてことも。

そんな時期におすすめのおもちゃがこちら。

楽天市場より引用

ティッシュのように出し入れできて、カラフルな色味で赤ちゃんも興味津々!

洗濯もできるし、安心安全な素材だよ。

助産師サキココ

これならママもイライラせずあたたかく見守れますね

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴⑧危険が増える

生後7ヶ月になり、できることが少しずつ増えると危険なことも増えていきます。

引き続き安全対策には気を付ける必要があります。

この時期は特に6~20mmの大きさのおもちゃは、子供が口に入れると、のどに詰まらせやすく窒息のおそれがあると言われているので、注意が必要です。

詳しくは6ヶ月の記事をみてね。

起きやすい事故
  • 転落事故
  • 誤飲
  • 窒息
  • やけど

これに加え、できることが増えるこれからの時期には他にも注意が必要です。

起きやすい事故①転落・転倒・はさむ

扉、階段、玄関、ベッド、ベビーカー、イスに挟む

対策

階段や段差のある所には柵など転落防止対策を必ずする。

赤ちゃんが近くにいないか、安全を確認してドアを開け閉めする。

起きやすい事故②溺れる

浴槽や洗濯機に落ちて溺れる

対策

浴室に鍵をつける、残し湯はしない。

入浴時、水遊び時は目を離さない・ひとりにしない。

大人にとっては浅いと感じる場所でも、十分に自分の首や筋肉をコントロールすることができないので、溺れる危険があることを覚えておきましょう。

助産師サキココ

2.5㎝の水でも溺れるって知ってた?

起きやすい事故③車中のけが

座席からの転落や交通事故

対策

必ず月齢に応じたチャイルドシートを使用する。

赤ちゃんの死亡原因で病気を除いて一番多いのは不慮の事故。

ほとんどが家庭内で起きていると言われています。安全対策をしっかりして、悲しい事故が起きないようにしていきましょう。

助産師サキココ

できることが増えたのは嬉しいことですが、気をつけて見守ってあげてくださいね。

生後7ヶ月赤ちゃんの睡眠リズムと夜泣き対策

生後7ヶ月は睡眠リズムを整えやすくなる時期です。

しかし同時に夜泣きが激しくなるのもこの時期から。

夜泣きの理由は様々ですが、日中にたくさん動いて疲れすぎた、知覚や認知能力が発達し、周囲の環境や新しい刺激に対して敏感になるため、夜中に目を覚まして泣くことがあると言われています。

赤ちゃんの睡眠リズムと夜泣きについて対策と一緒に紹介します。

生後7ヶ月赤ちゃんの睡眠リズムの整え方

生後7ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は次のとおりです。

生後7ヶ月赤ちゃんの睡眠時間
  • 午前中のお昼寝1時間ぐらい
  • 午後のお昼寝1~2時間ぐらい
  • 夜の睡眠10時間以上

合計およそ11~13時間

お昼寝は1回あたり1〜2時間くらいを目安にして、3回するのをおすすめします。

助産師サキココ

もしもお昼寝を短くすると、眠すぎてうまく眠れないことがあるからです!

生後7ヶ月になるまで、ママが昼と夜の区別をつけられるように環境調整してきたから、起きる時間や寝る時間が定まり始めているころ。

しかしママとパパが夜型だと、大人の影響を受けやすい赤ちゃんも、夜型になることが多いといわれています。

ただ、どうしても夜型にならざるを得ないママとパパもいると思います。

助産師サキココ

できる限り生活リズムを整えて、赤ちゃんの状態を最優先にしてあげてほしいな◎

生後7ヶ月赤ちゃんの夜泣きと対策

時間をまとめて寝てくれる赤ちゃんもいますが、夜泣きが激しくなるのも生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴です。

夜泣きのパターン例
  • 寝たと思ったら数時間して急に激しく泣きだす
  • 夜中に何度も起きて泣きだす
  • 同じような時間に起きては大声で泣き出す
  • 声は小さいけれどいつまでもシクシクと泣き続ける など

夜泣きの原因ははっきりとは分かっていません。

歯の生え始めのむず痒さや不快、昼間に受けた刺激で夜も興奮状態になっている、という説があるぐらいです。

夜泣きは、睡眠リズムを整える過程の1つで一時的なものです。

助産師サキココ

でも泣いている赤ちゃんを見ると、泣き止ませないとって思っちゃうよね!

夜泣きの対策としては、優しく抱っこして移動したり、季節によっては外に出たり子守唄を歌ったりしてあげてください。

ただし、次のことをしてしまうと逆に起きてしまうので気をつけてくださいね!

夜中のNG対応
すぐに抱っこ

寝言泣きかもしれないので、泣いても5分は様子見

話しかける

声も刺激になるので覚醒させる原因に

電気をつける

光の刺激で起きてしまうので、授乳用ライトを使うのがおすすめ

すぐに授乳する

「授乳=寝る」と赤ちゃんが覚えてしまい、授乳以外で眠る手段がわからなくなる

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴|まとめ

生後7ヶ月の赤ちゃんの特徴をまとめると、次のようになります。

今まで成長が早かった分、緩やかになると逆に心配になってきますよね。

助産師サキココ

この記事でも紹介しました平均身長と体重はあくまで目安、少しずつでも成長していたらOKです◎

生後7ヶ月ともなると、お座りができるようになるほど体がしっかりするのが特徴的ですね。

また、食事が離乳食へ変わろうとしている一方で、人見知りや夜泣きが激しくなるという特徴も。

これらはすべて赤ちゃんの成長過程、根気よく対応していきましょう!

赤ちゃんもできることが増えあちこちに危険が潜んでいます。

ママやパパが注意しないといけないことも増えますね。

まずはお家の中から安全対策をしっかり行い赤ちゃんの安全を守っていきましょう。

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