この記事では、生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴を、コミュニケーションやできることと一緒に紹介します。
- 生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴が知りたい
- 赤ちゃんとのコミュニケーションってどうなる?
- 何ができるようになるのか気になる
生後8ヶ月になって、見た目から大きくなっているのを実感しているころではないでしょうか。
歯が生えてきて離乳食が進みはじめ、動きも活動的になってきています。
赤ちゃんの成長にますます目が離せない!
生後8ヶ月の赤ちゃんは特にコミュニケーション面に特徴がでやすい時期です。
できることも増えていますし、この記事で一緒に生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴について見ていきましょう♪
▶︎ 生後8ヶ月の赤ちゃんのコミュニケーションについて先に知りたいママはこちら
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴3つ
早速、生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴について紹介します。
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴①身長・体重の目安
生後8ヶ月の赤ちゃんは、だいたい次の表のような身長と体重です。
性別/身長・体重 | 身長 | 体重 |
---|---|---|
男の子 | 66.3〜75.0cm | 6.96〜10.14kg |
女の子 | 64.4〜73.2cm | 6.53〜9.63kg |
成長が緩やかな時期なので、生後7ヶ月のときの身長・体重の目安を比べても大きな変化はありません。
体つきがしっかりしてくるので、抱っこが重く感じるようになるかも◎
身長と体重、どちらも少しずつ数値が増えていれば、ゆっくり成長しているので安心してください。
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴②つかみ食べが始まる
食べる量が少しずつ増える時期で、離乳食を見て興味を持って手を伸ばすように。
手の機能が発達してきたこともあり、食べ物を手掴みして口に入れる子が出てきます。
しかし食べ物を詰め込み過ぎて窒息しないかどうか、心配になりますよね。
つかみ食べが始まったら、かじり取りの練習を始めるのがおすすめです。
かじり取りの練習はこちらの投稿で紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
\つかみ食べとかじり取りについて解説!/
また、母乳やミルクはまだ主要な栄養源です。
授乳やミルクの回数は個々の赤ちゃんによって異なりますが、1日に3~4回程度が目安です。
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴③睡眠リズムが整う
お昼寝もしますが、夜にまとめて朝まで眠るようになってくるので、睡眠リズムが整う子が多くなります。
お昼寝は1日約2回、夜は約10時間と、回数やタイミング、睡眠時間は生後7ヶ月のときと近いです。
夜にまとめて眠る子がいる一方で、激しい夜泣きが増える子もいます。
夜泣きについても生後7ヶ月ごろから始まり、生後8ヶ月になっても続くことも。
ずっと続くわけではありませんが、夜泣きが始まるとどうしたらいいのかと思ってしまいますよね。
こちらの記事で夜泣き対策について紹介していますので、ぜひ参考に読んでください。
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴④身体的発達
ほとんどの赤ちゃんはおすわりが安定し、自分で座れるようになります。
また、指先を使って小さなものをつかむことができるようになります。(親指と人差し指でつまむ動き)
おもちゃを両手で持ち替えたり、叩いたりすることができるようになりますよ。
詳しくは後半で説明しますね。
生後8ヶ月赤ちゃんのコミュニケーションの特徴3つ
生後8ヶ月にもなると、記憶力も発達するようになります。
知能の発達で現れる、コミュニケーション面での特徴について紹介します。
コミュニケーションの特徴①人見知りが激しくなる
赤ちゃんによっては人見知りが激しくなります。
人見知りが激しくなってしまうのは、ママのことが大好きで記憶をしているからこそです。
ママを追いかける後追いもするようになって、姿が見えなくなると泣いてしまうことも!
また、慣れない場所に行くと泣き出すこともあります。
それは赤ちゃんの記憶力が発達して、人だけじゃなく場所も理解し始めるからでしょう。
抱っこやおんぶ、スキンシップを通じて赤ちゃんを安心させてください◎
コミュニケーションの特徴②自己主張が強くなる
体や記憶力だけでなく心の発達も進むので、感情表現がますます豊かになるころです。
そして自分がしてほしいことやほしいものなどを、全身を使って伝えるように。
- 大きな声を出す
- 大きな声で泣く
- 手を伸ばす
- 手足をばたつかせる など
こうした反応があったとき、赤ちゃんからの希望に全部応えるというよりも「どうしてほしいか」を受け取ることが大切です。
はじめはわからないことが多いと思いますが、だんだんとわかってくるようになりますよ◎
すべて受け入れるのではなく、ダメなことならダメ、としっかり応えること。
応えることで、赤ちゃんは自分のことを受け止めてくれていると感じ、ママに安心と信頼を持つようになります。
コミュニケーションの特徴③大人の言葉を理解し始める
知能の発達も進むので、大人の言葉を理解し始めます。
先ほどの自己主張のところで、ダメなものはダメと応える、と解説しました。
「ごはんの時間だよ」などの言葉に反応し、ハイハイやずりばいで移動して反応することもあります。
ハイハイとずりばいについては、次で解説しますね!
そうはいっても、まだ完全に理解できていないことの方が実際には多いです。
しかし言葉に反応してくれるようになるので、お互いにコミュニケーションを取りやすくなる時期ですよ。
生後8ヶ月の赤ちゃんができること3つ
体が発達してきた分、できることが増えていきます。
自分で動いて移動する範囲が広がっていくよ◎
生後8ヶ月の赤ちゃんができることについて紹介します。
生後8ヶ月の赤ちゃんができること①ずりばい
生後8ヶ月になると、お座りがちゃんとできる上に、そのまま振り向いても倒れなくなるほど体がしっかりします。
そしてずりばいを始める赤ちゃんも多く、運動量が増える分、離乳食の量も増えてくるのでよく食べるようになる時期でもあります。
ただ、ずりばいで動けるようになると赤ちゃんの行動範囲が広がるので、転落や誤飲などの事故のリスクが上がることにも。
特に、ベッドからの転落が増える時期なので、赤ちゃんをひとりにしないように注意してください!
生後8ヶ月の赤ちゃんができること②ハイハイ
赤ちゃんによって、ハイハイもできるようになる子が出る時期です。
すぐ上手にはできませんが、腹ばいの状態で後ろに進んだり、お腹を中心にぐるぐる回ったり、なんとか前に進んでいきます。
それから少しずつお尻を高く上げて、手のひらと足の裏だけをつけられるようになる高這いができるようになり、ハイハイへ。
ちょっと変わったハイハイをする子もいますが、自由に動きたい気持ちを優先させてあげて◎
生後8ヶ月の赤ちゃんができること③指を使ってものを掴める
指を使って小さなものがつまめるようになります。
ボタンやボーロみたいな小さいものもつまめるように◎
両手を使った動きも増え、ものを持ち替えたり、持っているものを合わせて、音を立てて遊ぶようにも。
すでにお座りが安定している上に手の機能が発達するので、いろいろなおもちゃで遊べるようになります。
しかし赤ちゃんの成長には個人差がまだまだあります。
できないからといって焦らなくても大丈夫なので、ゆっくり見守ってあげてください。
生後8ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント3つ
①安全対策
赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちを始めるので、家具の角にガードをつけたり、危険なものを手の届かない場所に置いたりして安全対策を行います。
また、安全な遊び場を確保するために、ベビーサークルを設置するのもおすすめです。
台所や浴室、書斎など赤ちゃんが家の中で動き回るのを防げ、怪我を防げるリスクを減らします。
ライフスタイルに合わせて安全対策してみてね!
②生後8ヶ月に合ったおもちゃ選び
手先を使うおもちゃや音が出るおもちゃを使って、赤ちゃんの認知能力や感覚を刺激してあげましょう。
手先の器用さや音に対する反応が育ちます。
細かいパーツや安全性が確認できないおもちゃは誤飲の危険性があるため、避けるようにしましょう。
③絵本の読み聞かせ
絵本を読み聞かせるのもおすすめです。
言葉の発達を助けるだけでなく、絵本を通してスキンシップをとることで親子の絆も深まりますよ。
たくさん読み聞かせして、親子でスキンシップとってくださいね。
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴|まとめ
生後8ヶ月の赤ちゃんの特徴をまとめると、次のようになります。
さらにコミュニケーションとできるようになることはこちらです。
赤ちゃんの心と体の成長を感じる特徴が多くなっています。
感情もわかりやすくなって動きも活発になるので、見守るのが大変と感じることがあると思います。
これらはすべて成長の証なのと、ずっと続くわけではないことは忘れないでくださいね。
ママやパパもストレスを溜めないように、周りに頼りながら赤ちゃんを見守ってあげてください。
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