この記事では、生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴と、授乳スケジュールやお昼寝時間について紹介します。
- 生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴って?
- 授乳スケジュールに変化はある?
- お昼寝時間もどうなるのか知りたい
生後9ヶ月の赤ちゃんは、体の発達が特にわかりやすい時期。
好奇心いっぱいな上に活動的になるから、活動的になるのが特徴です。
食事にも変化が現れ、お昼寝はタイミングを見計らう時期に。
特に食事は離乳食が進む分、母乳とミルクに関することでも変化があるよ◎
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴についてチェックしていきましょう。
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生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴について紹介します。
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴①身長・体重の目安
生後9ヶ月の赤ちゃんは、だいたい次の表のような身長と体重です。
性別/身長・体重 | 身長 | 体重 |
---|---|---|
男の子 | 67.4〜76.2cm | 7.16〜10.37kg |
女の子 | 65.5〜74.5cm | 6.71〜9.85kg |
体が引き締まって来るころなので、見た目が「赤ちゃん」よりは「幼児」になり始めます。
身長や体重の数値の増え方が生後8ヶ月ごろから引き続きゆっくりしていて、中には体重が増えない子も。
体重が増えないのはハイハイなどの動きが活発になっているからなので、元気なら大丈夫!
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴②ハイハイが上達し、つかまり立ちを始める
生後8ヶ月でハイハイが始まる段階ですが、9ヶ月ではよりスムーズに移動できるようになります。
なんとか頑張って進んでいたのが、動きが素早くなって方向転換までできるようになるよ♪
ただしハイハイが上達すると、好奇心での行動や、後追いによって行動範囲が広がることに。
また、8ヶ月でつかまり立ちを始める子もいますが、9ヶ月では頻繁につかまり立ちをし、つたい歩きを始める子もいます。
赤ちゃん自身の力で移動ができるようになっているので、安全対策をしっかりしましょう!
安全対策については生後8ヶ月の記事でおすすめグッズを紹介しているので、参考にしてみてくださいね!
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴③指先でものをつまめる
8ヶ月では物をつかんだり持ち替えたりする動作が見られますが、9ヶ月ではピンセットグリップが発達し、小さな物をつまめるようになります。
ピンセットグリップとは親指と人差し指を使うことを言うよ!
手と指先が発達するから、つまんだり、振ったり、つかんだり、物のさまざまな持ち方ができるようになる頃です。
この時期にはこんなおもちゃがおすすめです。
また、周りのものに対して赤ちゃんは興味津々で、なんでも使って遊ぼうとします。
触って欲しくないものは赤ちゃんの手の届かないところに置いておいてね!
いたずらや誤飲の危険から赤ちゃんを守りながら、楽しく遊ばせてあげてくださいね。
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴④言語とコミュニケーション
音を出して遊んだり、ママやパパの声に反応したりします。
ママやパパや周囲の音や言葉を真似ることが増え、「ママ」「パパ」といった簡単な単語を発することがあります。
さらに、表情やジェスチャーで意思を伝えられるようになります。
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴⑤認知能力
見えなくなった物が存在し続けることを理解し始め、新しい物や環境に対する興味が非常に強くなります。
記憶力も発達し、お気に入りのおもちゃや遊び方を覚えていることが多くなります。
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴⑥社会性と感情
見知らぬ人に対して警戒心を抱くことが増えますが、ママやパパなど近しい人への愛着が強くなります。
生後9ヶ月赤ちゃんの授乳スケジュールとお昼寝時間
授乳スケジュールとお昼寝時間は、普段の生活リズムをどこまで整えられるかにかかっています。
離乳食の回数が増え、夜間断乳ができるかもしれない時期なので、食事と睡眠に変化がでるころです。
ここから詳しく解説していきますね!
生後9ヶ月赤ちゃんの授乳スケジュールは離乳食を中心に
生後9ヶ月にもなると食事の中心が離乳食になり始めます。
そのため、授乳スケジュールは離乳食を中心に組んでいくといいでしょう。
離乳食は3回食を進めるのによく、カミカミ期といわれる、バナナくらいの硬さのものを歯茎で潰して食べる時期に入ります。
授乳・離乳の支援ガイドでは離乳食後期の9〜11ヶ月ごろ、WHOでは6ヶ月以降は2〜3回食にすることを推奨しています。
離乳食を3回食にするのは、月齢よりもママと子どもが2回食に慣れてきたかどうかが目安。
少食の子だと、食事回数を増やして量を確保できるメリットがあるよ◎
ここで離乳食を中心とした授乳スケジュール例を紹介します。
- 6:00 授乳
- 10:00 離乳食+授乳
- 14:00 離乳食+授乳
- 18:00 離乳食+授乳
- 22:00 授乳
※あくまで一例なので、午前はもっと早くしてもいいですよ◎
あくまでも目安になるので、スケジュールのポイントもお伝えしますね。
- 離乳食と離乳食の間は4時間以上あける
- 夕食は19時ころまでに食べ終わるのが目安
- 2回食のリズムに合わせて無理なく行う
離乳食後の授乳量は減ってきますが、まだしばらく授乳からの栄養は必要です。
また、スケジュールを決めることで生活リズムが整いやすくなります。
スケジュールの合間に、お散歩やお昼寝、お風呂の時間を組み込むといいですよ。
生後9ヶ月の赤ちゃんへの授乳の目安
生後9ヶ月の赤ちゃんのミルク量の目安は次のとおりです。
- ミルク量の目安→200mlを1日2回
- 離乳食の回数→3回
- 栄養の割合→離乳食:ミルク=5:5
母乳に関しては3回食になっても、離乳食のあと母乳を欲しがるようなら欲しいだけ飲ませて問題ありません。
WHO(世界保健機関)は、「6か月を過ぎたら、栄養豊富な補完食を与えながら母乳育児は2年かそれ以上続ける」ことを推奨しています。
つまり、離乳食が進んでも、「授乳をやめるべき」というわけではありません。
また、フォロミ(フォローアップミルク)を勧められることがある時期でもあります。
フォロミとは、赤ちゃんの足りない栄養を補うもので、牛乳に鉄分やカルシウム、ビタミンDなどが添加されたもの。
栄養を補うものではありますが、フォロミだけでは足りません。
フォロミでお腹がいっぱいになると、離乳食で必要な栄養が摂れなくなってしまう可能性があります。
医師からの勧めでない限り、今まで通りのミルクで大丈夫◎
生後9ヶ月赤ちゃんの夜間断乳のタイミングに入ることが多い
離乳食が3回食になり、日中だけで栄養が摂れる生後9ヶ月以降が夜間断乳に入るタイミングの1つです。
しかし夜間断乳するタイミングは食事回数だけではありません。
生後9ヶ月になったといっても、哺乳量が不足しているので夜間授乳がまだ必要な場合もあります。
- 成長曲線に沿って体重が増えていない
- 夜間授乳でしっかり飲んでいる
2〜3回授乳をしている場合は、まずは回数を減らすのをおすすめします。
いきなり0を目指すより回数を減らして1→0にする方がスムーズだよ♪
そして夜間断乳はネントレではありません。
夜間授乳はあくまでも夜の授乳を減らしたりなくしたりすることで、ネントレは1人で眠ることを教えます。
夜間断乳しても朝まで眠れるかは別の話になることも、覚えていてくださいね。
生後9ヶ月赤ちゃんのお昼寝時間はいつ眠るかを意識する
生後9ヶ月の赤ちゃんは、お昼寝を合わせると約11〜13時間眠ります。
1日の半分以上は眠っていることになりますが、その中でお昼寝を何時間するのかは個人差があります。
お昼寝時間は午前と午後に1回ずつとるのがおすすめ。
ただし午後のお昼寝で気をつけてほしいのが、いつ寝かせるかなど時間です。
夕方にお昼寝をしてしまうと夜に眠れなくなり、生活リズムが崩れてしまう原因に!
16時ぐらいに起こしてあげるのがいいですね◎
また、お昼寝時間が長いのも夜に眠れなくなる原因になる可能性があるため、2時間ぐらいしたら起こしてあげるのもいいですね。
夜に眠る時間が遅くなると朝起きる時間が遅くなってしまうため、お昼寝は眠る時間に気をつけましょう。
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴|まとめ
生後9ヶ月の赤ちゃんの特徴をまとめると、次のようになります。
そして授乳スケジュールとお昼寝時間についてまとめると、次のようになります。
体が発達してきたので、食事にも変化が見られます。
食べられるものが増えているのが特徴的でしたね。
生活リズムを整えるために気をつけることはありますが、一番はママも赤ちゃんも楽しく過ごすこと。
一緒に過ごしながら赤ちゃんの成長を楽しみながら発見していきましょう♪
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