この記事では、正しい赤ちゃんのスキンケアや保湿剤の種類と選び方を紹介しています。
- 赤ちゃんもスキンケアって必要なの?
- スキンケアの正しい方法を知りたい
- 保湿剤がたくさんありすぎてどれを選んでいいか分からない
赤ちゃんの肌は大人と比べるととっても皮膚が薄く、デリケート。
多くのママが赤ちゃんのスキンケアはどうしたらいいか戸惑ったことがあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの肌トラブルに悩むママに、たくさん出会ってきました。
そこで今回は、赤ちゃんの肌を守るための正しいスキンケア方法や保湿剤の種類と選び方をお伝えします。
スキンケアの正しい方法
赤ちゃんの肌は見た目もツルツルで、触れるともちもちふんわりとしていますよね。
そんな赤ちゃんの肌を見て「特別なスキンケアは必要ないかな?」と思うママもいるかもしれません。
赤ちゃんにとってスキンケアはとっても大切だよ。
実は、生まれてすぐからのスキンケアが、健康な肌を保つために大切だとわかってきました。
それでは、赤ちゃんのスキンケアの正しい方法について、スキンケアの基本から説明していきます。
スキンケアの正しい方法①スキンケアの基本
赤ちゃんにとってのスキンケアの基本は・・・
- 洗浄
- 保湿
この「洗浄」と「保湿」は必ずセットで行う必要があります。
肌についた汚れを洗い流すと、同時に皮脂も落ちてしまいます。
なので、洗浄後は保湿をして乾燥を防ぎ、バリア機能をサポートしましょう。
洗うだけじゃなく、保湿も大切だよ◎
赤ちゃんの皮膚の特徴も併せて説明します!
赤ちゃんの皮膚の特徴①刺激に弱い
赤ちゃんの皮膚は大人の半分ほどの厚さで、とっても乾燥しやすい状態です。
また、バリア機能が弱く病原菌やアレルゲンが侵入しトラブルを起こしやすいと言われています。
乾燥や摩擦などの刺激に弱く、スキンケアをしないと皮膚トラブルを起こしやすいのが特徴です。
お風呂の時もタオルでゴシゴシ洗うのは刺激が強いよ
赤ちゃんの皮膚の特徴②皮脂ホルモンの影響
赤ちゃんの皮膚は月齢によって変化します。
新生児期(生後4週間まで
ママからもらうホルモンの影響で一時的に皮脂が多くなる
乳児期(生後4週間~1歳まで)
生後2~3ヶ月を過ぎた頃から次第に皮脂の分泌量は減少する
スキンケアは一年中必要になるよ!
スキンケアの正しい方法②石鹸の選び方
色々な石鹸が売られいて、どんなものを選んでいいか迷ってしまいますよね。
基本的にはどれを買っても問題ないですが、選ぶポイントを紹介します。
- 石けんは添加物が少ないもの
- 固形や液体、泡状などどんなものを使ってもOK
- 市販されている泡で出てくるポンプ式の石けんを使うと便利
赤ちゃんの肌に合うもの、ママやパパが使いやすいものを選ぼう!
スキンケアの正しい方法③身体の洗い方・流し方
赤ちゃんは関節のしわ、首やわきなど皮膚が密着しているところがが多くあります。
しわやくびれをしっかり伸ばしながら、洗うのがポイントです。
たっぷりの泡を使って汚れを落とそう!
髪を十分に湿らせ、シャンプーを使って、指の腹で洗います。特に生え際をきれいに洗い、しっかりとすすぎます。
首は顔を上に向け、丁寧に洗いましょう。
関節は曲げ伸ばして、しっかりと洗います。
指のしわは、手をグーにすると洗いやすくなります。
わきの下はバンザイをして洗います。
足は、ひざ裏に湿疹が出やすいので、しっかり伸ばして洗いましょう。
背中や首の後ろは身体を丸めて、下を向かせると洗いやすくなります。耳は下から上へ持ち上げるように、耳の裏まで洗います。
赤ちゃんは首やわきなどのくびれた部分が多くあります。
最後に泡が残らないようにしっかりと洗い流しましょう。
スキンケアの正しい方法④顔の洗い方・流し方
顔を洗うのを嫌がる赤ちゃんの場合、目の周りをうまく洗えないことがありますね。
また、泣かせないようにと手早く洗ってしまうこともあると思います。
よだれなどが皮膚トラブルの原因に
それでは顔の洗い方・流し方について説明していきます。
ほっぺやおでこなどから洗い、その後、口の周りを洗います。
まぶたを上から下側に、目頭から目尻にと円を描くように洗いましょう。
洗い終わったら、素早くシャワーをかけ、しっかりすすぎましょう。
息ができるように、シャワーを呼吸に合わせてかけたり離したりを繰り返しましょう。
すすぎ終わったら、すぐに乾いたタオルで優しく拭き取ります。
スキンケアの正しい方法⑤保湿剤の塗り方
実際のスキンケアの場面で、保湿剤をどのように塗ったらいいのか悩むママもいると思います。
実は、保湿剤を塗る時にもたくさんポイントがあるんです!
STEPに分けて説明していきますね!
入浴後、水分を拭き取ったらすぐに保湿する。
皮膚の乾燥を防ぐために、できるだけ早く保湿剤を塗りましょう。
保湿剤の効果をしっかり引き出すために、たっぷりと皮膚に乗せるように塗ろう。
適切な量の保湿剤を塗る。少ない量をこすりつけるように塗ると、皮膚を傷つけることがあるよ。
関節や首、わきなどにしわやくびれが多いからしわを伸ばしてから塗ろう。
特に気をつけたいポイントをまとめたよ!
頭
頭皮に塗る場合は、髪を分けて地肌にローションや保湿剤をたらして指で伸ばします。概ね2cmおきに髪を分けて、全体につけていきましょう。
おむつのギャザー
おむつのギャザーであせもになりやすいところです。腰を曲げてしわを伸ばし、丁寧に塗りましょう。
目の周り
目の周りは洗い方同様にまぶたを上から下へ、目頭から目尻へと円を描くように塗ります。
目の周りを避けると乾燥が悪化し、余計目をこすりやすくなることがあります。
保湿剤の種類
保湿剤には、さまざまな種類があります。
- ローションタイプ
- クリームタイプ
- フォームタイプ
- 軟膏タイプ
夏:さっぱりとした使用感の良いもの
冬:皮膚を覆う効果に優れたもの
どの保湿剤を選んでも間違いではなく、赤ちゃんの皮膚に合ったものを選びましょう。
季節ごとに使用する種類を変えてみても◎
とは言ってもたくさんありすぎて、何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。
おすすめの保湿剤をまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
\ 助産師サキココおすすめ保湿剤 /
日常生活で気をつけたいこと
スキンケアの正しい方法も分かったところで、次は日常生活で気をつけいたことについて解説していきます。
日頃から取り入れられるケアのひとつなので覚えてもらえると嬉しいです!
よだれ対策
赤ちゃんはよだれが多く、口周りにかぶれが起きやすくなっています。
乾いたタオルで拭くと皮膚トラブルの原因になるよ
よだれを拭くときは濡らしたタオルで優しく拭き取った後、口の周りに保湿剤を塗りましょう。
保湿をしても良くならない時は、病院受診を検討してくださいね。
紫外線対策
紫外線をたくさん浴びすぎると、どうなってしまうか知っていますか?
紫外線のダメージが蓄積され、10年以上経ってから、しわやシミ、皮膚がんなどを引き起こす原因になると言われています。
赤ちゃんのうちからしっかりと紫外線対策していこう!
こちらの記事で赤ちゃんにおすすめの日やけ対策についてまとめているので、ぜひチェックしてみてね!
正しい赤ちゃんのスキンケアと保湿剤の種類と選び方|まとめ
正しい赤ちゃんのスキンケアと保湿剤の種類と選び方を紹介したので、おさらいしておきましょう!
このように、正しいスキンケアの方法や保湿剤の選び方を知っておくとママやパパも安心ですね!
いつ皮膚トラブルは起きるか分からないからこそ、日頃からのスキンケアが大切です。
おすすめのスキンケアグッズは楽天ルームにまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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赤ちゃんの皮膚に合わせてスキンケアしていきましょう!
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